サイト運営会社
運営のオススメ語り

赤坂の安くておいしいフレンチ

赤坂という町は食事処がとても多い。高級料亭から中華、居酒屋、焼肉、喫茶、となんでもある。
その代わりブティックはとても少ない。
だから銀座や日本橋のように有閑マダム達が連れ立って歩く姿も見られない。
たまに見かけるマダム達が入っていくお店の一つがオステルリー・スズキだ。

久しぶりのおいしいという驚き

おいしいには大きく分けて2種類あると思う。
一つは「1、やっぱりおいしい!」
そしてもう一つは「2、意外においしい!」
だ。

二つの違いは予想通りか、そうでないか。
「うん!おいしいね」とか「まあまあおいしいね」は1の予想通り。

「びっくりするくらいおいしい!」とか「えっ!?おいしい」「あれ?おいしい!」になると
これは2の予想外の部類。

人は食べる時に無意識のうちに料理の味を想像しているという。
それは主に見た目から。そして香りやその場の雰囲気からも。

赤坂のオステルリー・スズキは完全に2の部類だ。

お店は赤坂通り沿いにあるが、見過ごしそうな狭い入り口でしかもお店は地下にある。
地下への階段はすれ違うことができない狭さで急だし、
降りると店の入り口があるのだが、入り口の手前になぜかお勘定の場がある。

おしゃれなフレンチかと聞かれると、どうしても自信を持ってうん!とは言えない感じだ。

とはいえどんな料理もたいていは楽しい会話があればおいしく感じる。
べつに普通においしければいいのだ。

会話が止まるおいしい!

会話が楽しいとどんな味だったか、ひどい時は何を食べたかすら、あまり覚えていない時がある。
その時も最初はそうだった。
ところが、しばらく食べながら話をしているうちに、
ふと自分がおいしいものを食べていることに気付いた。

それは
「あれ?おいしい!」
だ。

そして会話が止まり、しばし料理の話になった。
まじめに料理を食べることに専念すると、それは
「びっくりするくらいおいしい」ものだったのだ。

それ以来私は時々足を運ぶお店になった。

不思議なことにおいしいと思うと、それまで気付かなかった
テーブルクロスの青と黄色がとても美しく好ましいものに見えるし、
シェフの顔もいかにもおいしいものを作る人の顔に見えてくる。

最初は狭くてこわごわ降りた急な階段でさえ、このお店はこれでいいのよ、と思えてくる。
それくらい人は勝手なものです(私だけですかね(笑)

そうそうこのお店はデザートもおいしい。
小さいお店なのにパティシエもいるのか。

写真はサーモンのパイ包み。向こう側は鶏肉のなんちゃら。
おいしいですよ!

フレンチなのに値段もとても安い。

私は何度か食べたので「予想外のおいしさ」はもうなくなってしまいましたが、

まだ食べたことない人と一緒に行って
その人が「あれ?」とそのおいしさに気付く様子をそっと見たい、と
そんなことを思っています。

kimg0103
ABOUT ME
ぺんくり編集部
ぺんくり編集部
テレビCMは、高いものばかりではありません。テレビCMの良さをもっといろんな方に知ってもらいたいです。ご利用をお待ちしております。




テレビ業界への転職を検討している新卒でテレビ業界へ就職したいテレビ業界に関するご質問全般