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CMをするときの放映地域の決め方

CM放映地域
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テレビCMをはじめてやってみようというとき決めなければいけないことの一つは、

CMの放映地域を決めるということです。

 

今回はCMを流す時の放映地域の選び方について書いてみたいと思います。

 

飲食店や、比較的規模の小さい商店などは、これまでは、基本的にお店がある都道府県、近隣の人がターゲットだったので、

比較的放映地域を決めるのは簡単だったと思います。

 

しかしながら、インターネットの普及により、遠くの地域からわざわざ足を運ぶ人、

場合によっては外国からわざわざ来てくれて、しかもかなりの売り上げに結びつく場合も出てくるようになりました。

 

そのため、どんな企業もCMをする際の、放映地域選びということは重要な課題になってきていると思います。

 

CMの地域を選ぶ際は以下のような基準が目安になると思います。

  • 本社、本店がある地域
  • 支店がある地域
  • 強化したい地域
  • 需要がありそうな地域
  • その他

 

本社、本店がある地域

 

比較的規模が小さい企業の場合、基本的に本社や本店がある地域でのCMを放映することになると思います。

もっとも決めやすいパターンとも言えます。

 

ただ問題もあります。

東京近郊や、大阪近郊は企業も多く、地元でCMをしたいという人は多くいるのですが、

東京、大阪は広域圏の電波となっていて、東京だけ、または大阪だけ、にCMを放映することができないんですね。

 

関東全部の地域、または関西全部の地域に流れてしまいます。

必要がない地域にまで流れてしまうんですね。

しかも値段も高くなってしまいます。

 

愛知近郊についても同様です。

そのため、本社や本店が東京近郊、大阪近郊、愛知近郊の地域にある場合は、CMを流すことに二の足を踏んでしまう企業が多いです。

 

その場合のやり方としては、独立局を使うという方法があります。

広域圏については、このような現象を補うために独立局というものがあります。

 

キー局系列に比べると、視聴率はどうしても落ちますが自分が流したい地域にだけCMを放映できるのでおすすめです。

 

独立局の例としては

  • 東京はMXテレビ
  • 千葉テレビ
  • テレビ埼玉

など

関西では

  • 京都放送
  • 奈良テレビ

など

中京では、

  • 三重テレビ
  • 岐阜テレビ

などです。

関連記事:独立U局と民放系列局の違い

 

支店がある地域

 

本店以外に支店がある企業の場合、支店がある地域にCMを放映するというということがあります。

 

全国津々浦々、全ての都道府県に支店がある、という企業はそれほどありません。

 

全国の地域に支店があります、といっても

ほとんどの企業の場合は、九州に数店舗、中国地方に数店舗、東北はこれからで‥

という場合が多いです。

 

そんな場合は、支店が存在する都道府県でCMを放映するという選び方がありますよね。

しかも一つの県に一つだけ支店がある場合や、複数の支店が存在する場合もあると思います。

 

そんなときは、支店が多くある地域からまず放映し始めると良いでしょう。

 

ただ、支店が複数あるけれど、福岡や札幌のように人口も多く比較的大きな都市の場合はキー局ほどではありませんが、費用がかかりますので、

もしはじめてCMをやってみるので、まずはテレビの効果がどれくらいかトライアルしたいというような場合は、

たとえ1店舗(1支店)しかなくても小さめの地域を選んでCMをやってみるのもいいでしょう。

関連記事:CMのお試しをしてみませんか?

 

強化したい地域

 

これは、テレビCMに限らず、いろんな広告手段を試してみた企業に多い考えです。

 

いろいろやってみたが、思ったほど人が集まらない、業績が上がらない地域があるので、

その地域に絞ってテレビCMを放映してみたい、という場合です。

 

企業として、強化したい地域があるということですね。

 

同じようにやっているのに、ある地域だけ売り上げが伸び悩んでいるという場合もあると思いますし、

または、新商品をある地域だけに試しているので、その地域だけ強化したいという場合もあると思います。

 

季節的にこの地域は、観光客が増えるので、売り上げアップが見込める。だからCMでさらに強化したいというような場合もあると思います。

 

企業により事情はまちまちだと思いますが、強化したい地域がある時は、その地域だけ、選んで、時期も選んでCMをするといいと思います。

関連記事:深夜に放送するCMのターゲット層と戦略

 

需要がありそうな地域

 

支店があるわけではないが需要がありそう、または見込めそうな地域なのでCMを流してみたい、という場合もあると思います。

 

日本は小さな国ですが、地域によって微妙に人々の生活習慣や、価値観は異なります。

 

例えば、福井県は、起業家をよく輩出する県であったり、

九州の南の方は、自然食ということに意識が高い、とか

静岡は新し物好きの県民性があるとか、

北陸はスマホの保有率が早くから高いとか、

教育熱心な県とか

一人一台車を持っている県とか

様々な地域性があります。

 

そういうことを調べていくと、自社の商品はこの地域で売れるのではないかというようなことも見えてくる場合があります。

 

現在潜在的な需要を見つけていこうという場合ですね。

 

そんなときは、地域を選んで、トライアルとしてCMをやってみて、需要を掘り起こしていくことも大切だと思います。

関連記事:ゴールデンタイムのCMを地方局でやってみるという選択肢

 

その他、わからない場合

 

中には、どこでCMを放映したらいいのかわからないという企業もあるかもしれません。

 

インターネットで売っているので、ターゲットは全国の人だけど、いきなり全国でのCMはリスクが高すぎますよね。

 

そんな場合は、予算に合わせて地域を選ぶということもありです。

 

人口が少ない県は、テレビCMも数十万でできますから、十分トライアルできる金額ではないでしょうか。

 

県民性があまり関係ないのであれば、よくある選び方としては、西と東の真ん中の静岡や、長野、または、南の鹿児島や北の札幌でCMをしてみるということもできます。

 

これらの地域はトライアルとして比較的使われやすい地域ですね。

 

地域を選ぶのもなかなか難しいかもしれませんが、一度やってみると感触がつかめていくと思います。

関連記事:初めてテレビコマーシャルをやる時のCMの作り方

 

弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、テレビCMをやってみたい、という方へ予算に合わせた広告プランのご提案をさせていただいております。

 

テレビCMをやってみたい、という方、ご予算からのご相談でもかまいませんので下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

 

では今日はこのあたりで。

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