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CM・広告の仕組み

CM広告とリーチ数について解説

リーチ数というのは、主にウェブ上で、コンテンツを見た人の数を指しますが、

テレビCM広告における、リーチ数はどうなっているのかについてです。

 

リーチ数

 

リーチ数という言葉は、

  • インプレッション数(広告が表示された回数)や
  • ページビュー(広告に限らず、ウェブ上のページが表示される回数)

とともに、インターネット広告でよく使われる言葉ですが、

広告全般の言葉としても、最近は使われるようになってきました。

 

テレビCM広告のリーチ数はどれくらいですか、と聞かれることもあります。

 

では、テレビCM広告におけるリーチ数は何か、と言うと、CM広告を見た人の数になります。

 

テレビの場合は、視聴率が指標となるので、

(世帯数)×(視聴率)=(リーチ数)

となり、この場合のリーチ数は、テレビを見た世帯数、となります。

 

視聴率は、通常「世帯」を最小単位として考えるので、一人一人でカウントするウェブ広告とは少し異なります。

 

また、母数となる世帯数は、テレビの電波が届く範囲の、総世帯数となるのですが、

これについては、基本的には、CM広告のリーチの母数は、都道府県の人口になります。

 

ただし、電波をきっちりと、都道府県の境界で区切ることはできませんので、県境など、実際には二つの県の電波が入ることもありますが、

通常は、人口と世帯数で考えれば良いと思います。

 

また、主要都市については、複数の県にまたがっているので、世帯数が多くなります。

関連記事:GRP(延べ視聴率)とCMの関係

 

視聴率の世帯数について

 

広域圏について

 

  • 東京周辺の関東地域
  • 大阪の周辺
  • 愛知の周辺

については、CM広告のリーチ数を出す場合の、母数が大きくなります。

それは、広い範囲で電波を送るようになっているからです。

 

東京キー局から出る電波は、関東7都県である

  • 東京
  • 埼玉
  • 神奈川
  • 千葉
  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬

に流れているんですね。

 

東京の世帯数は、約700万世帯なのですが、関東の世帯数は約2000万世帯になります。

よって、関東の視聴率が10%だとしたら、テレビCM広告のリーチ数は、200万世帯となります。

 

同様に関西の場合は、関西7府県

  • 大阪
  • 京都
  • 兵庫
  • 奈良
  • 滋賀
  • 和歌山
  • 徳島の一部

の広域に電波がながれるので、約800万世帯となります。

 

視聴率が10%だとしたら、約80万世帯にリーチしますので、それがテレビCM広告のリーチ数となります。

 

東海地方の場合は

  • 愛知
  • 三重
  • 岐阜

の3県にまたがる電波が流れます。

3件の総世帯は、400万世帯になりますので、

視聴率が10%だとすると、テレビCM広告のリーチ数は、40万世帯となることになります。

 

その他の県について

 

上記の都府県以外の県については、基本的には、県の人口(世帯数)が、リーチ数の母数となります。

 

テレビCMをする際に、視聴率からリーチ数の予測を立てたい場合は、

基本的に世帯数を見て、それに視聴率をかければ、リーチ数となります。

 

上記の広域圏以外でも、一部、電波の関係で、複数の県に電波がまたがっている場所もあります。

 

例えば、山口県の西の方側は、山口のテレビ局の電波が届かないため、

福岡のテレビ局の電波が行っています。

 

そのため、福岡の視聴可能世帯は、人口よりも少し多くなります。

 

このような県も、中にはありますが、普通は、リーチ数を計りたい場合は、県単位で世帯数を考える、というので良いと思います。

 

インターネット広告の普及により、広告を見たかどうかということがはっきりと数値でわかるようになりました。

 

そのためリーチ数という言葉はインターネット広告においては、はっきりとした数値なのですが、

テレビCM広告においては、視聴率をもとにリーチ数を出すことはできても、

その数字には、誤差があるわけです。

関連記事:CM広告のエリアの決め方について

 

テレビCM広告のリーチ数はあくまで予想値

 

テレビCM広告のリーチ数が、予想値であることの最も大きな理由として、

そもそも視聴率が予想値であることが、あげられます。

 

視聴率は、すべての家庭の数字をとっているわけではなく、

一部のモニターから推測する数値ですし、

視聴率は、基本的には直近の視聴率をもとにしていますが、

テレビ局によっては、あまり視聴率を取らない局もあります。

 

頻繁にデータを取っている場合は、比較的正確な数値だと思いますが、

一カ月に一回とか数カ月に一回のように、間隔があくほど、数値は実際の値とは離れてしまう可能性があります。

 

また、仮に直近のデータがあるとしても、あくまでそれも過去のものであり、

実際にテレビCM広告を流した時にその視聴率である、保証は全くありません。

 

また、番組は見ていても、CMを見ているとは限りませんし、

テレビはついているけど、誰も見ていない、つまりながら見、という可能性もあるわけです。

 

このように、あくまで予想値なので、テレビCM広告のリーチ数というのは、

ウェブ広告のリーチ数とは、かなり違うことになります。

 

リーチ数については、テレビCM広告だけがあいまいな数値であるわけではなく、

その他の広告についても、ほとんど予測値になっています。

 

例えば、電車の広告についても、どれだけの人が電車に乗っているか、その中の何人が広告に目を向けているか、はあくまで予想値です。

 

折込広告ですら、何部配ったかは把握できても、読んだかどうかまではわからず、

街の看板に至っては、果たしてどんな効果があるのかは、単体でつかむのは至難の業でしょう。

 

広告全般に、はっきりとリーチ数がわかる広告手段はこれまで、実はなかったと言っても良いと思います。

 

インターネットの普及により、こんなにはっきりとリーチ数がわかるようになったのは画期的なことで、

だからこそ、これほどインターネットの広告が増えたのではないでしょうか。

関連記事:テレビCMをやる際の広告代理店の役割

 

では今日はこのあたりで。

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ぺんくり編集部
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