テレビのバラエティ番組が面白くなる、編集のポイント

テレビのバラエティ番組を見ていると、

もちろん演者さんの力量で番組が面白い、ということも大いにあるのですが、

「番組の編集に力が入っているなぁ」と感じることがあります。

 

しかし一般的な視聴者の方はそういった編集によってどれくらいテレビ番組が面白くなっているか、なんていうことはあまり考えないでしょう。

 

ただ、この編集によってどれくらいテレビ番組が面白くなっているか、というのを知ることができると

テレビを見る目線も変わりますし、さらにテレビのことを好きになると思います。

 

ということで今回は、番組制作にも携わっている弊社ライズプランニング

バラエティ番組が面白くなる編集の裏側のお話を少ししてみたいと思います。

 

画面の見た目

 

バラエティを見ていると演者さん(出演者の方)が話している内容がわかりやすくテキストになって

画面下に表示されていることがよくあると思います。

 

これはテロップと呼ばれていて、

これがあるからこそ、ある程度音が聞こえなくても、また演者さんの言ったことが聞こえないことがあったとしても

バラエティ番組を楽しく視聴することができるんですね。

 

このテロップを入れるのは編集作業の時で、

収録をした時は当たり前ですが、テロップもワイプと呼ばれる画面の左上に映っている小さい小窓のような映像も入っていません。

 

そのほかにも編集では色々なものが入れられていますよね。

 

例えば番組ロゴ。

チャンネルをつけた時に「これは何の番組なのか」ということがこの番組ロゴが入っているだけで一瞬で判断することができます。

 

それ以外にもその番組の今回取り扱うテーマなどが画面の左上に表示されていることがあります。

 

これも「今日はどんなことをやるのか」ということが一瞬でわかりますから

そのバラエティ番組にチャンネルを合わせた時に「面白そう」と思ってもらい、

そのまま継続してその番組を見続けてもらうための工夫なのです。

 

こうして画面を分解してみると

意外とバラエティ番組のテレビ画面上には色々なものが表示されていることがわかりますよね。

 

編集によってこういったパーツがたくさん付け足されているのです。

関連記事:テレビ業界で実際に使われている3大映像編集ソフトについて解説

 

映像編集

 

映像編集そのものでは、収録で撮った動画を切ったり貼ったりする作業をすることになります。

 

以前はこれをビデオテープで行っていたわけですが、

今はデジタルでできるようになっており、収録、編集作業もだいぶ楽になりました。

 

編集作業も実際にテープを切って貼って、ということを昔はやっていましたからね。

 

映像編集そのものも実はバラエティ番組をより面白くする要素があります。

 

収録というのは例えば1時間番組だったとすると、

当然ですが1時間で終わるわけではありません。

 

1時間番組を作るためにはその何倍もの時間がかかっています。

 

その収録した動画の中から、面白そうな場面を切り取り、不要な部分をカットして

頑張って1時間に作りあげているわけです。

 

これだけでもかなり大変なことで、決められた尺の動画を作る、というのはものすごくテクニックがいるもののなんですね。

 

最近は素人さんでも動画を制作して編集する、ということができるようになりましたが、

それと比べてテレビ番組制作が大きく違うのはやはり尺制限がある、ということなのではないでしょうか。

関連記事:テレビ制作業界の映像編集現場で使われている専門用語

 

音響効果

 

編集をする際に音響効果と言って、

収録した映像そのものに音を足していく作業があります。

 

これもバラエティ番組をさらに面白くするための仕掛けです。

 

例えばツッコミで演者さんが他の演者さんの肩を叩く音。

 

普通だったらこの音って相当叩かないとマイクに拾われないものなのですが、

これに音響効果で「ドスッ」というような音を追加したりします。

 

それだけでものすごくバラエティが面白く感じるもので、

この音響効果というのは派手な仕事には見えないかもしれませんが

音をつける人のセンスが問われるとても面白い仕事だと思います。

 

バラエティ番組を見る時に、「どんな音が足されているのか」という目線でテレビを見てみても面白いでしょう。

 

完パケもの、という収録して編集して放送をしているバラエティ番組の場合は

かなりの頻度でこの音響効果が加えられています。

 

ちなみにこのお仕事をされる方は音効さん、と呼ばれています。

 

音効さんはこういった効果音だけでなく、

バラエティ番組のシーンごとに合う音楽をつけたり、ナレーションを追加したり、といった仕事もします。

 

ナレーションはナレーターに依頼しますが、

実際に録音したその音声を映像にのせる作業は音効さんのお仕事なんですね。

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ナレーション

 

もちろんナレーションそのものの読み方もそのバラエティをさらに面白くする工夫の一つです。

 

誰もが聞いたらすぐにピンとくるような声の方だったり

面白い読み方をしてくださるナレーターさんは人気が高いですね。

 

外国人や異文化をメインテーマに扱うバラエティ番組はナレーターさんも外国人の方にお願いしたりすることもよくあります。

 

ナレーション一つでもその番組の色を出していくことが可能なのです。

関連記事:CMナレーションの料金の相場はいくら?

 

 

今回はバラエティ番組が面白くなる要素について

編集の観点からお話ししてみました。

 

では今日はこのあたりで。

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TACHIBANA

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