独立U局と民放系列局の違い

ライズプランニング

今回はテレビ局の種類についてのお話です。

 

全国の民放テレビ局の中でも、東京にはキー局とよばれるテレビ局が5局あります。

キー局は

  • 日本テレビ
  • テレビ朝日
  • TBS
  • フジ
  • テレビ東京

ですね。

 

地方のほとんどのテレビ局はこのキー局を筆頭としたネットワーク系列に所属していることは下記の

テレビ番組の放送局とはでも触れました。

 

でも、中にはこのネットワークに属していないテレビ局があります。

 

独立U局の存在

 

東京のキー局を中心とするネットワーク系列に属さないテレビ局は「独立U局」と呼ばれますが、独立U局とは全国独立放送局協議会というものに属するテレビ局のことを指しています。

 

全国独立放送局協議会とは

全国独立放送局協議会(ぜんこくどくりつほうそうきょくきょうぎかい、Japanese Association of Independent Television Stations)とは、1977年11月1日に結成したテレビジョン放送を行う日本国内の民間放送局のうち、いわゆるネットワーク系列に属していないもので構成される団体である

略称は独立協。

       引用元:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/

 

実際にはどこかというと

  • とちぎテレビ
  • 群馬テレビ
  • テレビ埼玉
  • チバテレビ
  • TOKYO MX テレビ
  • テレビ神奈川
  • 岐阜放送
  • 三重テレビ
  • びわ湖放送
  • 京都放送
  • サンテレビ
  • 奈良テレビ
  • テレビ和歌山

これら13局です。

 

全部で13の独立U局があるんですね。

さて、これらの局が存在する県にはある特徴があります。

それは東京、大阪、愛知という主要都市に隣接する地域であるということです。

言い換えるとキー局または準キー局と呼ばれるテレビ局の放送エリア内の地域で、かつテレビ局が無い地域であるということです。

東京キー局の放送範囲は

  • 東京
  • 神奈川
  • 埼玉
  • 千葉
  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬

の7都県

愛知のテレビ局の放送範囲は

  • 愛知
  • 岐阜
  • 三重

の3県

大阪のテレビ局の放送範囲は

  • 大阪
  • 京都
  • 滋賀
  • 兵庫
  • 奈良
  • 和歌山

の6県

 

全国の都道府県で考えると、
通常各都道府県には民放のテレビ局が最低1つ以上必ずあるのですが、関東、近畿、中京地域については放送エリアが広域なので、

近隣の埼玉や、神奈川、京都などの県には実はテレビ局が無い、ということになってしまうんですね。

 

テレビは広告収入で存在するので放送エリアというのは営業範囲と同じです。

つまり、お金を出す広告主側からすると、放送エリアが広すぎるというのは使い勝手が悪いとも言えるのです。

 

例えばキー局で宣伝をするとなった時、1県だけに宣伝したいのに7都県に宣伝されてしまう、という事態が起きてしまいます。

また、広域向けだと地域の情報が薄くなるという問題もあります。

広域向けであればあるほど視聴者層が広がるのでより多くの人に向けた内容になり、情報が薄くなる、ということです。

関東向けなのか茨城向けなのか、というところでは内容の情報量が異なってきますよね。

 

これだけの理由ではありませんが、このような需要があり、独立U局ができていったと言われています。

関連記事:ラジオCMの効果として考えられること

 

独立U局の特徴

 

このように大都市(東京・大阪・愛知)のまわりには独立 U局というものが存在するのですが

ではこれら独立U局の特徴はなんでしょうか。

 

番組編成が自由であること

 

キー局のネットワーク系列に所属していると、全国ネットの番組時間帯が決められてしまうため、番組編成に縛りが出てしまいます。

その点、独立U局はネットワークに入っていないので、自由な番組編成にすることができます。

 

自主制作番組が多いこと

 

独立U局はネットワークに所属しておらず、キー局から配給を受けないため、自主制作番組のの比率が比較的高く、地域に密着したものが多いです。

もちろん例外もありますしテレビ局によって様々ですが。

 

ネットワークを超えた番組が見られる

 

独立U局はネットワークに所属していないので、系列を超えた番組のやりとりができます。

関東では見られない関西のローカル番組を放送したり、その逆で関西では見られない関東ローカルのものを放送したり、ネットワークに縛られない番組放送も可能です。

 

独立U局のメリット

 

CMの放送エリアがちょうど良い

 

関東には企業も店舗も非常に多いのですが、東京のキー局でCMをしようとするとどうしても関東一円という広域になってしまいます。

たとえば埼玉のレストランが埼玉の人に来てもらいたいと思い、CMを打ちたいと思っても、キー局に頼むと、関東全体に放送することになってしまいます。

広域なので費用も高くなりますし、なにより必要のない地域にまで流れてしまうわけです。はっきり言って無駄ですよね。

そんな時は独立U局であるテレビ埼玉を使えば、埼玉県の人だけに見てもらえることになりますし料金も安いです。(実際には若干、他の県も映りますが)

このように、一つの県にだけ広告を出したい時で、住んでいる県にネットワーク系列のテレビ局が無い場合は、必ず独立U局がありますからそちらを活用するのも一つの方法だと思います。

 

CM費用が安い

 

独立 U局は何と言ってもCMの出稿費用が安いので、テレビCMをしたいけれど住んでいる県だけでいいという場合はおすすめです。

キー局が通常最低でも百万単位になるのに対し、数十万でも十分可能です。

関連記事:【テレビcmの料金が10万円】ってホント?

 

CMの方法が多種多彩

 

独立U局は番組編成がネットワークに縛られず独自なので、いかようにもなると言っては言い過ぎかもしれませんが、融通がかなりききます。

通常テレビの広告というと15秒のCMが基本になるのですが

独立 U局の場合は、自主制作の番組が多く、かつ地元密着型のものが多いので、
単に15秒のCMをするだけでなく、

地域をぶらぶら散策するような番組にうまくはめこんでくれるとか、
番組の中で企業に番組リポーターが訪問してくれるなど、

いろいろ工夫を凝らしてもらえます。

 

長さ(尺)もいろいろできる

 

時間の融通もききやすくキー局系列では取りにくい、10分や、15分といった微妙な長さの尺も独立U局では取ってくれたりします。

キー局だと5分の次は30分が普通です。

そのため、ドキュメンタリー形式の持ち込み番組(企業やお店の紹介番組を制作会社に作ってもらって放送枠を買って流すというもの)なども独立U局だととてもやりやすいのです。

関連記事:CMの相場はどれくらいなのか

 

 

独立 U局のデメリット

 

残念ながら視聴率に関して言うとキー局に比べてどうしても独立U局は視聴率が低いです。

独立U局で流れているものは見る人は見ますが見ない人は全くみないと言っても良いでしょう。

ただ、夏の甲子園の予選など、他では見られない情報も流しますので、
それなりに視聴率を取っている番組も多数ありますし、

視聴率が低いなりに値段も安いわけですから、そこは考え方次第です。

独立U局でもテレビで放送したことには変わりありませんし、

 

テレビに出たというのは企業や、お店の信用力にもなりますから、もっと活用されても良いのではないかと個人的には思っています。

関連記事:テレビcmの効果には「信頼」もある

 

独立U局と民放系列局の違いについてきちんとした知識を

 

いかがでしょうか。

まだまだ一般的には知られていない部分が多いと感じる独立 U局ですが、局の方たちはとてもフットワークよく、いろいろ考えてくれる、そんなイメージです。

もし関東、関西、中京地域の企業の方々、お店を営む方達でなんとか売り上げを伸ばしたい、知名度を上げたいとお思いの場合はもっともっと独立U局を上手に活用してみてはいかがでしょうか。

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