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企業公式サイトの動画制作はプロが作るとどう違う?

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企業の公式サイトに動画をのせることが一般的になってきました。

 

その映像制作、知り合いで安く済ませようと、アマチュアの人に頼んでいませんか?

 

映像を見ている人に、会社や店や商品の良さを知ってほしい、映像を最後までみてほしいなら、映像制作会社に動画の発注することをオススメします。

 

でも

  • 映像制作の会社って、金額が高いのでは?
  • プロの映像制作に頼むほどのことではないのでは…

と不安があるかもしれません。

 

映像制作のプロに動画を作ってもらうメリットはたくさんあります。

 

実際にプロの映像制作会社に公式サイト用の動画制作を依頼したら、

どのようなことをやってくれるのか、

素人とはどんなポイントが違うのか、

ということを紹介していきたいと思います。

 

動画の内容にストーリー性を持たせて、組み立てる

 

「こんな動画を作ってほしい!」というような具体的な動画のイメージをお持ちのクライアントさんはほとんどいません。

 

問い合わせのときに、「動画を作りたいんだけど、いくらくらいでできるんでしょうか?」

という漠然としたご質問がほとんどです。

 

弊社も映像制作を承っていますが、お問い合わせをいただいた時点で、最初にいくつか質問させていただいてから、料金プランを提案させていただいています。

 

そして、予算が想定していた金額からかけ離れた数字でなければ、直接お会いして、内容を詰めていく流れになります。

 

制作会社は、映像に関する視点を多様にもっていますから、いろんな方向から質問させていただきます。

 

クライアントさんは、その質問に応えてくださるだけで結構です。

 

会話のやりとりをするうちに、お互いに思い描くイメージが出来上がっていきます。

共通するイメージかもしれませんし、全く違うかもしれません。

 

共感できるところは、「そうそう、そんなかんじ。」

違和感に思うところは、「ちょっと違うかな。」

と仰っていただくだけで、かまいません。

 

イメージを共有しながら、別のイメージを作ったり、膨らませたりしていきます。

 

最初は、なんのイメージもなかったところに、会話のキャッチボールをすることで、

  • 誰に
  • どんなメッセージを
  • どういう風に伝えたいのか?

というイメージが出来上がっていきます。

 

そのイメージを、3分とか5分のストーリーに仕立てていきます。

 

たんなる説明動画では、ユーザーさんにとっては退屈ですし、共感してくれません。

ストーリーがないと見てくれないのです。

 

クライアントさんの視点と、映像制作会社の視点を交差させながら、

予算からはみ出ない枠のなかで、動画内容のプランを作っていきます。

 

制作会社は、話を聞いて、ストーリーを作るのが得意です。

関連記事:WEBサイトで動画を配信するべき5つの理由

 

プロなら緊張しない撮影ができる

 

突然カメラを向けられると、緊張して思うように喋ることができないものです。

 

プロのディレクターは、カメラを向けている人の緊張した気持ちをほぐすのが得意です。

 

雑談と思っていたら、撮影されていた、なんてことはよくあります。

 

いかにカメラを意識させないか、あるいは、意識してもらうか、という匙加減は演出次第です。

 

いつもの、自然な表情をおさえたり、カメラに向かって力強く語ってもらったり、

撮影対象者に、あれこれ指示をしなくても、撮影プランに沿って、ほしいコメントを引き出すのはディレクターの手腕です。

 

これはプロだからこそできること、だと言えるでしょう。

関連記事:プロが語る撮影のコツ【人物・食品】

 

インタビュー動画の作り方が違う

 

ディレクターはインタビュー動画を作るのが得意です。

 

同じ意味あいの質問を、言葉を変えて、また、場所をかえて、なんどもします。

 

ディレクターはこういう回答をしてほしい!と想定していますが、その通りの回答が出ることはなかなか難しいもの。

 

回答を書いた原稿を用意しておくというワザもありますが、それでは原稿を読んでしまい、伝わるコメントにはなりません。

 

何度も繰り返すことで、自然な回答を導きだしてくれます。

関連記事:【テレビ】インタビュー動画の撮影の仕方

 

プロは編集が違う

 

動画を最後まで見てもらうには、客観的な視点と、主観的な視点を相互に入れ替えて

見やすく、そして、わかりやすい動画にすることが大切。

 

動画に違和感があったり、わかりづらいと感じられてしまうと、そこで見るのを辞めてしまうかもしれません。

 

流れるような編集や、音声が一定である、ということ、

誤解や勘違いをさせない表現というのは、映像制作のプロの長けている点でもあります。

 

ディレクターは編集が得意です。

 

見てくれている人がストレスを感じないように編集してくれます。

 

ストレスとはこの場合、「違和感」ともいえます。

編集は、映像のイン点(はじまり。カットあたま)とアウト点(おわり。カット尻)を決めて、繋げていきます。

 

カットとカットのつなぎ目を感じるようだと、違和感を感じます。

 

つなぎ目を感じさせず、スムーズな流れを作っていきますが、

スムーズすぎる動画も飽きがくるものなんですね。

 

いいタイミングでシーンの切り替えをしたり、気持ちがやわらぐシーンを差し込んで、動画にリズムをつくります。

関連記事:プロが教える動画のコツ、素人との違い

 

プロは許諾関係をしっかり取れる

 

音楽をつける場合、好きな音楽をつけることはできません。

フリーの音源を使うか、オリジナルでつくるかしたほうがベストです。

 

インターネット上には、音楽や画像や映像が出て来ますが、それらを自由に使うことはできません。

 

個人で映像を制作したときに起こりがちなのが、この著作権に関するところ。

知らないうちに、著作権に踏み込んでしまうことがあるかもしれません。

 

どこまでが大丈夫でどこから危険領域なのかは、わかりづらいもの。

そうしたこともプロに任せておくと、許諾を取ったり、問題なく使えるものを用意したりできます。

 

映像制作のプロの中でも、テレビ制作をしてきた会社に発注すると、許諾関係や表現について安心があります。

 

テレビ制作の経験があれば、これは映り込んではまずいものではないか?というリテラシーが鍛えられています。

 

表現については、これくらいはいいだろう、とか、冗談としてうけとめてくれるだろう、と思うものですが、

映像を見ている側は、そう受け止めてくれません。

 

作り手の思いと見る側の受け皿はイコールではないのです。

 

一企業の公式サイトと言えども、いったん世に放ってしまうと、誰がどのように見て感じるか、というのは受け手に委ねられます。

  • 性別
  • LGBT
  • 政治的
  • 宗教的
  • 地理的
  • 誹謗中傷
  • 子供や弱者
  • 人種
  • わいせつ
  • 社会時事

など意識しておかないとクレームのポイントとなりえます。

 

作り手は、受け取り手が不快に思わない表現を常に意識しなければなりません。

 

公式サイトの動画は、信用性を高めることもできますが、一歩間違えば、信用が失墜する可能性も秘めています。

 

一旦失った信頼をとりもどすには、余計な手間とコストがかかってしまいます。

 

映像制作の会社は相談は無料のところが多いです。

気軽に問い合せをしてみて、話やすいなと感じたら、顔を合わせて相談してみると実りがあるかと思います。

 

弊社でもお見積もりを受け付けておりますので、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

関連記事:テレビCMに殺到するクレーム。どんなことに気をつけて制作をすればいいのか

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imacharin
テレビ制作歴25年。テレビの業界の内側と、テレビ番組の裏側をわかりやすく発信していきます。

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