ラジオを聴く人とラジオCMを打つ事

ライズプランニング

今回はラジオのCMについてです。

いつもラジオを聞いている人はどれくらいいて、どんな人が聞いているのでしょうか。
また、ラジオCMには本当に効果があるのでしょうか。

 

ラジオの聴かれ方

 

ラジオのユーザー層

 

団塊の世代がラジオを聴いていた理由

 

ラジオを聴く人の分布はとてもはっきりしています。

簡単に言うと

  • 若い人より年を取った人
  • 女性より男性

の方がラジオを聴く時間が多いと言われます。

 

ラジオはかつて若者中心のメディアでした。

現在の団塊の世代の人は、テレビよりラジオを頻繁に聴いていたという人が多いのではないでしょうか。

 

また、ラジオを聴きながらの「ながら勉強」をしていた人も多いと思います。
(果たして勉強の効率が上がったのかどうかはわかりませんが…)

「ながら」もまた進化しているのかもしれませんね。

関連記事:テレビのながら見とcmの関係

 

深夜のラジオ番組には数々のヒット番組がありました。

オールナイト日本(ニッポン放送)などはその代表格でしょう。
団塊の世代の人達は懐かしいのではないでしょうか。

 

実際このラジオ番組は現在もまだ続いていますよね。

最初が1967年なので実に50年というすごい長寿番組です。

 

今の団塊の世代の人達が若かったころ、傍らには常にラジオがあったと言っても過言ではないと思います。

テレビが家庭に一台しかなく、リビングなど家族が集まる部屋に置かれていたのに対し、ラジオは自分の部屋で聞くことができました。

それが大きな魅力だったと思います。何を聴いても自由でしたから。

 

ラジオ番組の中で聴きたい曲を電話でリクエストしたり、感想をはがきで出したりした方もいるのではないでしょうか。
電話で悩み相談をする様子が流れてくるラジオ番組も多くありました。

 

現在はインターネットにより、ニコニコ動画など参加型の番組も形式も増え、SNSもあり、さらに楽しみ方が多彩になったので、ラジオがかつてほど聞かれなくなったのも仕方がないと思います。

関連記事:テレビとsnsの可能性

 

現在のラジオを聴いているユーザー層

 

そんなわけで現在ラジオをよく聴く人の多くは若い時からラジオをよく聴いていた人なんですね。

つまりラジオを聴いているユーザー層は「若い人より年をとった人」というわけです。

 

20代より30代、30代より40代、さらに50代より60代が聴いている

といったように、年齢で見ると高齢になる程ラジオを聴いていることがはっきりとわかっています。

 

また、「女性より男性」がラジオを聴いている確率が高い、というのは車の利用が大きく影響しているようです。

仕事で車を使用している人、通勤に車を使っている人は男性の方が女性より多いからです。

 

ただし、これについては首都圏と地方との違いがあり、首都圏は男性ドライバーが圧倒的に多いのに対し、地方に行くほどそうでもなくなります。

地方はインフラの整備が薄くなることもあり、車なしでは移動できないところが多くあるからです。

 

「運転する」という観点だけで見ると、女性の数の方が男性を上回っている地域もあります。

ただ、ラジオを聴くということでいうとやはり全体的に女性より男性の方が聴いているようですね。

関連記事:ラジオCMの効果として考えられること

 

ラジオを聴く時はどんな時か

 

ではどんな時にラジオを聴いているのでしょうか。

  • 車の通勤でカーラジオを聴いている時
  • 仕事の移動でカーラジオを聴いている時
  • 家でくつろいでいる時
  • 震災の時

ラジオを聴く方法として最も多いのがカーラジオです。

 

また曜日で見ると、ラジオを聴く人は、全体的には土日より平日の方が多くなっていて、ここからも家でくつろぐ時より、車で移動している時に主にラジオが聞かれていることがわかります。

 

大型連休や帰省ラッシュを除くと、土日は社用車が減り、道路は一般的に空きますよね。

ただしこれも年齢差があって、働き盛りの20代から40代は自宅よりカーラジオを含めた外で聴くことの方が多いのに対し、60代以上の人は圧倒的に家でラジオを聴く人が多くなっています。

 

ラジオを聴かない人

 

ではラジオを聴かない人はなぜ聴かないのでしょう。

なかには全くラジオを聴かない、聴いたことないという人もいるようです。

その理由は

  • テレビやインターネットの方がおもしろい
  • そもそもどうやって聴くのか知らない、聴く機会がない
  • 自分で好きなものを聴きたいからラジオは聴かない

といったものがあります。

 

ラジオやテレビしかなかった時代と異なり、様々なメディができた現在、これは仕方のないことなのでしょう。

 

一方若い学生世代でもラジオを聴いている人もいます。

そんな人たちがなぜラジオを聴くようになったのかというと

  • 芸能人の普段と違う面が見られる
  • 知らない曲でいい曲に出会える
  • 他のことをしながら聴ける
  • MCがおもしろい

という様に、やはり一度ラジオの面白さに触れると好きになっている人もいるようですね。

きっかけさえあれば今の若者もラジオを聴くようになる、というところかもしれません。

 

ラジオを聴く方法

 

ではラジオを聴く方法はなにがあるのか、ラジオを聴く人はどうやって聴いているのでしょうか。

まずは自宅でラジオを聴く方法はラジカセやコンポ、ラジオ専用の機器。
これらは家電量販店などで売っていますね。

iPodや携帯にラジオが聴けるようになっているものもありますよ。

 

インターネットで聴く時は「radiko」(ラジコ)というのがあります。

ラジコはただしくはIPサイマルラジオサービス(Internet Protocol simulcast radio)といい、ラジオ放送を同時配信(ライズストリーミング)するものです。

ラジコを使うとエリアを超えたラジオ放送を聞くことも可能です(現時点では全部の民放ではありませんが)。これは楽しいですよね。

パソコン作業をしながらラジコを聴く人もいるのではないでしょうか。

 

そして車についているカーラジオ。

実はラジオを聴く方法はいろいろあるんですね。

 

ラジオの聴かれ方格差

 

ラジオを聴く人

 

地方と首都圏のラジオの聴かれ方

 

首都圏と地方ではいつラジオを聴くのかその聴き方は地域によって異なります。

首都圏は電車のインフラ整備が整っていること、3分や5分間隔で電車が来ますから、通勤はほとんどの人が電車を使います。
駐車代も高いですしね。

首都圏の場合、この通勤時間帯の使い方は人によりますが、電車に乗りながらラジオを聴いている人は少ないですよね。

 

それに対し地方ではほとんどの人が車で通勤をする地域もあるんですね。
そんな地域では通勤時間帯にラジオを聴く人が多いわけです。

エンジンを付けると同時にラジオが鳴り出す…という感じですね。

この通勤時間帯をドライバーズゾーンと呼んでいて、比較的ラジオを聴いている人が多い時間帯のことを指します。

  • 朝の6時~8時
  • 夕方の5時~7時

頃ですね。

 

また、テレビでは夜の7時からゴールデンタイムという最もテレビが見られる時間帯になりますが、逆にラジオはこの時間はあまり聞かれません。

 

では首都圏ではどうかというと、10代20代の若い世代のラジオ視聴者は少ないのですが、30代になってくると徐々に視聴者の数が上がってきます。

車を持つ人が増えることと、仕事で車を使って移動するためです。
移動中の車の中でラジオを聴くんですね。そのため30代からラジオを聴く人が増えていくと言っても主に男性です。

 

首都圏を仕事で車移動している女性は少ないようですね。

このように地域でラジオの聴き方は違うようです。

 

高齢者のラジオの聴き方

 

年齢別にみると60代以上の高齢者の男性が最もラジオをよく聴いているという事がわかっています。
(今の時代は60代を高齢者と読んだら失礼かもしれませんが)

男性は20代後半から徐々に視聴者が増えている来ますがこれに対し、女性はどうかというと50代からグンと上がり始めます。

これは子育てなどが終わって時間的に余裕が出てきた表れと言われています。

 

また、比較的若い世代は自宅より自宅外でのラジオ視聴が多いのに対し最もラジオを聴いている高齢者はやはり自宅での視聴が多いんですね。

通勤していないから当然と言えば当然なのですが。

 

時間にかかわらず高齢者とラジオは密接につながっています。

あまり深夜の深い時間になると高齢者は寝てしまいます。

 

深夜帯は逆に若い人中心になりますね。これはテレビと同じです。

 

ラジオCMの値段の決め方

 

まずラジオのCMというのは基本20秒です。

テレビCMの場合は基本15秒なのでラジオCMの方が少し長いわけです。

 

ラジオCMは耳で聞くだけなので、視覚に訴えない分、最低でも20秒は必要なのでしょう。

テレビCMの場合大きく分けて、パーコストという指標と掛け率という指標がありますが、ラジオCMの場合どちらかというと後者の掛け率に近いやり方になっています。

パーコストについて詳しくはこちら:cmの費用はパーコストで決まる

掛け率についてはこちら:CMのタイムランクと掛け率

 

わかりやすく言うと1本単価いくらという値段の決め方です。

テレビCMの場合タイムランクと言って時間帯、曜日によって値段設定が違っていますが、ラジオCMの場合はテレビのようにタイムランクがはっきりと分かれていません。(局によります)

 

大まかに言うとどこでもいいから入れて、という指定が基本だとすると、ラジオCMを流す時間を細かく、狭く指定するほどどうしても高くなる、という感じです。

放送の空き具合によってたくさん空いていればなるべく融通してくれるでしょう。

 

ラジオを聴くユーザーとCMをマッチングする

 

ラジオのこと少しだけお分かりいただけたでしょうか。

 

ラジオは凋落と一途をたどっているとも言われていますがまだまだ頑張っている番組がたくさんありますし、個性的な番組も数多くあります。

 

ラジオ視聴者は全体では高齢者が最も多いので、高齢者向けの商品であればラジオCMも向いているでしょう。

また、働き盛りの人に知ってもらいたいのであれば、ドライバーズゾーンを中心とした昼間の時間帯を狙うのが良いと思います。

もし10台、20代をターゲットにしたいのだとしたら、深夜帯にするか、若い世代に人気のMC(司会者)の番組をピンポイントで選んでCMしていくのが良いと思います。

 

ラジオCMはテレビCMに比べ融通も利きます。

たくさんCMを打つほど単価を下げてもらえますし、長くお付き合いするといろいろ融通してくれるようです。(これはテレビもそうですが)

 

レポーターさんがラジオ番組の中で来てくれたりもしやすいので、新しいことをはじめるとか、面白い施設ができた、などの場合はテレビよりラジオの方が来てもらいやすいと思います。

ただ、ラジオだからすごく安くできるかというとそうでもありません。
ラジオは放送範囲が広い場合もありますし、固定ファンが多い局もあります。

 

テレビの方が安い場合もありますので、誰に訴えたいかを考えてテレビとラジオを上手に使い分けてもらいたいです。

テレビCMについてはこちら:CMは一本いくらで作れるのか

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