テレビ番組の放送局とは

放送局は、NHKとか、TBSとか、
アルファベット3文字で表されることが多いですよね。

キー局だけでなく、地方局にも3文字に略されて呼ばれるテレビ放送局、多いです。

なぜなんでしょう。

放送局の呼び方、そして、キー局、地方局、それぞれの放送局の番組構成、番組制作について、ここではお話ししたいと思います。

放送局の呼び方

テレビ放送局って3文字のアルファベットで表すんですよね。NHK、TBS、ABCなど。
もとはアメリカを真似たんじゃないかとかいわれてます。

大きな意味は無いようです。
名称の頭文字をとってる感じですね。
NHKはNippon Hoso Kyokaiの頭文字
TBSはTokyo Broadcasting Systemの頭文字です。

ただ、テレビ業界の人はよくこのアルファベットで放送局のことを呼ぶんですね。

 

最初のころこれがわからなくて困ったもんです。

「HTBのあとHBCに行って、そのあとUHBに行ってください!」
どれも似てるし、わけがわかりません。

かといって、

「北海道テレビ放送のあと、北海道放送に行って、そのあと北海道文化放送へ行ってください!」と言われても、もっとわからなかったと思いますが。

 

テレビの仕事に携わる人はみなさんアルファベットで言うことが多いです。

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放送局の局員さんたちは系列局のアルファベットは大体頭に入っているようで、

「あのー、九州朝日放送の」「あ、KBCね、うんうん」。

こんな感じで会話が進みます。
ちなみに私はいまだにテレビ放送局の名前一覧の表を持ち歩いています。なかなか覚えられません。

 

ただしキー局ですと、日本テレビなら日テレ、テレビ朝日はテレ朝、テレビ東京もTXよりはテレ東と言うことが多いかな。

フジテレビはというと、フジとCX、両方言う人がいますね。要は言いやすい方でしょうか。

北海道の場合はぼアルファベットで言ってます。

 

先日、あるテレビ放送局の方に聞いたら「たぶん正式名は全部似てるからじゃないですかー」と。
アルファベットでも似てますけどね。

中にはもっと短縮してUHB(北海道文化放送)のことを「Uはさあ」とか、STV(札幌テレビ)のことを「Sはね」なんていう人もいます。

多分すすきのあたりで飲んでると、隣の席に他局のスタッフがいたりするから、ナイショ話しするには、そういう言い方も必要になったのかと(これは勝手な想像です)。

たとえば、TBSは東京放送、テレビ信州はTSB。
似ているので混乱してしまうこともあるかもしれません。

キー局とは

この言葉、テレビ業界では知らない人はいないと思います。

業界以外の人は知らない人も結構いますよね。「キー局ってなんですか?」と時々聞かれます。

ググると

概説 各ネットワークを組織する放送のうち、日本のテレビ放送については5つの主要放送(日本テレビ放送網・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビジョン)があるが、これらの本社は全て東京都港区内にある。 また、ラジオ放送についてもほぼ同様であり、いずれも在京キー局・東京キー局とも呼ばれる

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/キー局

こんな感じで書いてあります。

要は東京にある主要5つのテレビ放送局なんですね。

ただ「各ネットワークを組織する」とありますが、それって何だろうと思いませんか。

ネットワークを組織しようとしまいと、自分の家のテレビで見られるチャンネルは決まってるんですからね。

だから最初は私もよくわかりませんでした。

 

実はそれはテレビ放送局側の事情なんです。

キー局は基本的に自分とこでほとんどの番組を作ってますけど、地方の放送局は一部だけを自分たちで作ってあとは主にキー局が作ったものを流してるんですね。

でもってどこのキー局のものを流しているかというと、それがネットワークっていうやつなんです。

 

例えばキー局の一つである日本テレビで作っている「NEWS  ZERO」は全国の日本テレビ系列(ネットワーク系列)のテレビ局でも流れるわけです。

北は北海道の札幌テレビから、南は鹿児島読売テレビまで。
各都道府県(全部ではありませんが)に日本テレビの系列局があってそこでも同じ番組が流れるわけです。

地方局の番組制作の実情

では地方局がどれだけ自分のところで番組制作をしているかというと、それはその放送局によって違います。

 

平均で全番組の10%といいます。意外に少ないですよね。強い放送局は自分のところでたくさん番組が制作できるんですね。

強いということはどういうことかというと、要はスポンサーがたくさんつけられる放送局、お金がある放送局。

主に大阪とか愛知とか大きい都市のテレビ放送局です。準キー局とも呼ばれます。

 

ただ、頑張って作っても視聴率が取れないなら、キー局や、その他のテレビ局から番組をもらった方がよかったりしますからそれは一概に言えません。

ほとんどの地方局が報道の他、夕方か朝の情報番組は制作しているみたいですね。いわゆる看板番組っていうやつです。

 

例えば名古屋のメ~テレなら朝の「ドデスカ!」や夕方の「UP!」、

大阪読売テレビ夕方の「かんさい情報ネットten」「情報ライブミヤネ屋」、

札幌テレビの「どさんこワイド!!」なんかがそうです。

 

ちなみに「情報ライブミヤネ屋」は関西で作って全国で放送していますね。

これらは生番組なので局内で作っています。それ以外の番組は局内で作ったり、制作会社で作ったりです。

どんな番組構成にするかは、キー局を含めどのテレビ局も一番頭をひねるところだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

放送局の呼び方も業界独特のものがあったり、キー局、地方局と種類がありますし、放送局における番組制作の実情はその放送局によっても様々です。

逆を言えば、放送局にはその放送局のカラーがあるということ。

 

どんな番組を作る傾向があるのか、気になる放送局のことを研究してみるのも面白いかもしれませんね。

よければこちらの記事も参考にしてみてください。
テレビ局と番組表を地域で比較してみた

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