テレビの編集の仕事はどんなことをやるのか

テレビ番組を見るのが大好きで、いつかテレビを作る側の仕事をしてみたい、という人はたくさんいると思います。

 

その中でも「映像の編集をしてみたい」というような事を言う方も最近は特に多くなってきたように思います。

 

編集という作業ははまりだしたら面白いものなんですよね。

時間をかければかけるだけ良くなっていくというか。

 

最近は映像編集のためのソフトやパソコンもそこまで高くないですから

仕事として映像編集をやっていない人でも趣味でプロ顔負けの映像編集をされる方が多くなってきたように思います。

 

これが一つ、映像編集者になりたいという人が増えた理由でもあるでしょう。

 

では実際テレビの映像編集の仕事をしている人はどんな働き方をしているのでしょうか?

 

映像編集者が仕事に就くきっかけ

 

映像編集をされている方と一緒に働く機会があって

「どうしてこの仕事を選んだんですか?」と質問をしたことがあります。

 

返ってきた答えは

「まだ世の中に出ていない面白い映像を、誰よりも早く、一番最初に見ることができる仕事だと思ったから」

というものでした。

 

元から映像編集がお好きだったそうですが、この理由は確かに納得できますね。

 

そもそもテレビ番組の編集の場合は

素材を組み合わせるところから自分で見ることができるわけですから、実際にはテレビ番組に使われない部分も扱うことになります。

 

オンエアーには乗らないけれど、面白いシーン、というのも当然あるもので

それを踏まえて、誰よりも早く番組を見ることができる、という楽しさはあるでしょう。

関連記事:テレビのバラエティ番組が面白くなる、編集のポイント

 

仕事の流れ

 

番組によってはディレクターが編集を兼任していることもありますし、そういうパターンは結構多いです。

 

別に編集要員がいる場合でも、

結局はプロデューサーとディレクターが最終チェックを行いますから、そこでNGが出たものはまた編集し直さなくていけないこともありますし

ディレクターが直接編集した方が時間短縮になる、という側面もあります。

 

編集の流れとしては

  1. 動画素材とキューシートを受け取る
  2. キューシートの指示に合わせてエフェクトを入れたりテロップの追加。BGMを入れたり音声のノーマライジングを行う。
  3. チェックを受けてNGのところを再編集
  4. 所定のフォーマットで完パケ(収録番組の完成版パッケージ)を作る

といった流れになります。

 

キャリアが長くなってくると、自分の判断で編集できる範囲も増えてきますし

クリエイティビティが求められる仕事だと思います。

関連記事:テレビ業界で実際に使われている3大映像編集ソフトについて解説

 

データや機材の管理の難しさ

 

テレビの編集の仕事をやる時に仕事上で一番緊張してやらなくてはいけないのは

やはりデータと機材の管理だと思います。

 

特に昔は収録もテープに行っていたので、

データ紛失、といってもテープそのものを紛失したりしなければ大丈夫だったのですが、

今はデータがボタンひとつで消えてしまうことがある時代です。

 

そうならないように細心の注意を払って、リスクヘッジをしつつ編集作業は進められますが、

それでもやっぱり簡単にデータは消えてしまうものなのでかなりそこは緊張してやらなくてはいけない部分だと思います。

 

あとはSDカードなんかは静電気でデータが飛んでしまって、読み込むことができなくなる、なんていうこともありますからね。

バックアップが非常に大切です。

 

さらに扱う機材もとても高価なものが多いです。

 

編集の仕事をするようになった段階で、どの機材がいくらくらいで、という話はしてもらえると思いますが

見た目も迫力のある機材が多く、機材の値段も「壊したら弁償」なんて軽くできないほどのものです。

 

そういったところで緊張感はやはりありますね。

関連記事:テレビ制作業界の映像編集現場で使われている専門用語

 

編集の仕事の苦悩

 

よく「映像編集するのが好きで映像編集の仕事に就こうと思った」という方がいるのですが、

確かに映像編集は楽しいです。

 

最近は本能にプロじゃなくても映像編集をやるためのソフトも充実していますよね。

Macを使っていればiMovieでも十分面白い編集ができますし、それをスマホでやってしまう人もいます。

 

そうやって趣味でやっているうちは編集はどこまでもこだわれるし、いつまでもやっていられるものだと思います。

 

しかし、これが仕事、となるとそうもいきません。

映像編集者が一番大切にしなくてはいけないのは「締め切り」です。

 

この締め切りが守れないとテレビ番組のオンエアーに間に合わなくなってしまいますから

仕事として編集をやるには何よりもまず締め切りを守らなくてはいけないのです。

 

これが多分、編集が好きで業界に入ってきた人にとってはきつく感じると思います。

 

  • もっとこだわりたいのに締め切りに間に合わせなくてはいけないから妥協しなくてはいけない。
  • ものすごく疲れているのに締め切りに間に合わせるために嫌々編集作業をしなくてはいけない。
  • 自分ではあまり面白いと思わないものを編集しなくてはいけない。

 

そんなことも、プロとして仕事をするようになれば当然あることです。

関連記事:新人ADが仕事を始めてきついと思うこと

 

テレビ業界で働くなら

 

今回はテレビの編集の仕事についてお話してみました。

 

弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社で、

テレビ局で実際にテレビ番組作りのお仕事をしてくださる方を募集しています。

 

未経験の場合は多くの場合、アシスタントディレクターからのスタートになります。

 

ご質問等ございましたら下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。

関連記事:テレビADの仕事内容

 

では今日はこのあたりで。

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motorin

テレビ専門の広告代理店ライズアドバートの「motorin」です。新しいモノやサービスが世の中に知られる過程において、広告というものは大きな意味を持ちます。そして、その中でも、異色な存在として扱われているのがテレビ媒体なのです。テレビ広告とは何だろうか?テレビ広告にはどんなメリットがあるのか?そんな事について書いていきます。