テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由

就活シーズンになるとテレビの番組制作に憧れてテレビ局や番組制作会社にエントリーされる方も多くいるでしょう。

 

テレビ番組はテレビ局で制作されていると思っている方が多いと思いますが、テレビ局ではほとんど制作されていません。

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番組の終わりの方にスタッフの名前が下位置に流れていくのをスタッフロールといいますが、

その最後に流れる制作著作がテレビ局名で、その下に出ている会社が実際に番組を制作をした制作会社です。

 

いくつもの試験と面接を突破してテレビ局に入ることができたとしても、番組制作につくかどうかはわかりません。

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確実に番組の制作をしたいなら、番組制作会社に入るのがいいでしょう。

 

テレビマンになってどの番組を作っていくか

 

テレビの番組制作会社の正確な数はわかりません。
2000社とも3000社とも言われています。

 

地上波のテレビ番組を制作している会社は意外に少なく、今までに制作したことがあるとか、創業者がかつて制作していたとか、という会社もあります。

 

がほとんどという会社もあります。

 

自分が制作したい番組がそこにあるのかどうかを番組制作会社の会社説明会や面接の時に質問して確認しておくのがいいでしょう。

 

番組制作会社に入りたいという人の多くはバラエティ番組をやりたいと希望されています。

まだ漠然としていて、どういう番組がやりたいのか、言葉にできない人も多くいます。

 

自分が制作したい番組や路線がはっきり持っている人も持っていない人も

まずは、報道・情報番組からスタートするのをお勧めしています。

 

報道情報番組はどういう番組か

 

報道番組

 

報道番組は、ニュース番組のことです。

夕方17時くらいから、各局、ニュース番組が始まります。

  • 日本テレビは「ニュースエブリィ.」
  • TBS「Nスタ」フジテレビ「みんなのニュース」
  • テレビ朝日「ニュースJチャンネル」
  • テレビ東京「ゆうがたサテライト」

など。

 

また、1日の終わりころ、23時くらいからも放送しています。

  • 日本テレビは「ニュース ゼロ」
  • TBS「ニュース23」
  • フジテレビ「ユアタイム」
  • テレビ朝日「報道ステーション」
  • テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」

など。

 

これらが報道番組ですね。

きっとどんな人でも一度は目にしたことがあるでしょう。

 

端的に短い時間で淡々とニュースを伝えて行く番組、というイメージでしょうか。

 

情報番組

 

情報番組はというと、朝起床してテレビをつけるとやっている番組、お昼にやっている番組のことをいいます。

 

  • 日本テレビは「ZIP」「スッキリ」「PON」「ヒルナンデス」「ミヤネ屋」
  • TBSは「朝チャン」「ビビット」「ひるおび」
  • フジテレビは「めざましテレビ」「とくダネ」「バイキング」「直撃ライブ グッディ」
  • テレビ朝日「グッドモーニング!」「羽鳥慎一のモーニングショー」「ワイドスクランブル」

などですね。

 

共通しているのは、朝の情報番組は前日のニュースが取材されてより詳しく知ることができる、ということ。

  • 速報のニュース
  • 芸能
  • 文化
  • 衣食住の情報

など、内容も種類に富んでいてわかりやすいということ。

 

そして夜のニュース番組は、その日に起こった出来事をおさらいしているような感じでしょうか。

視聴者は朝は主婦や学生。

夜はビジネスマンです。

 

報道・情報番組はテレビの基本

 

なぜこうした番組からスタートしたほうがいいのかというと、報道番組・情報番組がテレビの基本だからです。

 

テレビはエンターテイメントよりもまず「情報を伝える」というマスメディアの役割があります。

それを担っているのが情報番組・報道番組だから、というのもあります。

 

テレビ制作についてなにも知らない人がまず最初に関わるのなら、基本中の基本から関わるのがいいと思うんです。

 

情報・報道番組の制作頻度

 

報道・情報というのはテレビ局のスタジオから生放送されているもので、テレビ局のなかにスタッフルームがあります。

テレビ局の中のスタッフルームに常駐するため、テレビ局の仕組みやどういう流れでテレビ番組が放送されているかということをずっと見て学ぶことができます。

 

放送に直接かかわる人たちと一緒にテレビ局に身を置くからこそ、自分のものになるセンスや人脈が得られるのです。

 

それに、報道・情報というのは月曜日から金曜日、同じ時間にオンエアされます。

つまり、毎日オンエアの体験ができるのです。

 

収録番組が専門の番組制作会社にはいるとオンエアの体験は1カ月から3カ月に1回くらいが普通でしょう。

 

仕事の面白さというのは仕事を覚えて慣れないと感じることができません。

ならば毎日オンエアがあるほうが早く仕事を覚えられて、仕事を楽しめるようになる、ということなんです。

 

仕事を覚えて慣れるまでは、報道・情報からがいいと思います。

 

仕事に慣れてからやりたいことを考える

 

仕事に慣れたらどういう番組がやりたいのか、立ち止まって考えて決めればいいのです。

 

できる仕事が増えてくると、放送では見えてこない番組制作の動きがイメージできるようになります。

そうすると、最初はバラエティ番組やりたいなと思っていても、バラエティは楽しみにとっておいたほうがいいかなとか、

バラエティの制作の動きは自分に向いていないかもしれないとか、だんだん思いが変化していくと思います。

 

最初にバラエティ番組からスタートすると新人のアシスタントディレクターは、自分の仕事がどこに使われるのか?何の役に立っているのかということがわからない部分も多く、

ディレクターがきちんと説明してくれることもないかもしれません。

 

仕事の手ごたえがなく、時間だけが長く拘束され、いつ家に帰れるかわからない。

そうすると、自分がやりたいことが何なのか、よくわからなくなってしまう。

 

あんなにキラキラした番組で笑いで癒してくれた、憧れの番組なのに自分がやっていることはまったくキラキラではない。

その落差も、アシスタントディレクターをあきらめる原因の一つかもしれません。

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ゴールデンタイムに放送されている番組は晴れの日にいただくフレンチやイタリアンのようなもの。
報道や情報は、日常のごはんとみそ汁みたいなもの。

イタリアンやフレンチはおいしいけれど、でも毎日だと飽きてしまう。
ごはんとみそ汁は、毎日でも飽きない。

 

テレビ業界で、ずっと食べていくためには、食べていけるテレビマンになるためには、

ごはんとみそ汁という、基本中の基本からはじめると、まさにくいっぱぐれることもないと思います。

 

情報・報道番組では色々経験ができる

 

報道や情報番組にはいろいろな要素がたくさんあります。

スタジオもあれば、収録現場もある。

 

スタジオには、アナウンサー、キャスターだけではなく、

  • 芸人
  • タレント
  • モデル
  • 文化人

などが出演しており、世界的に有名なアーティストがゲストで登場することもあります。

 

  • ニュース
  • 芸能
  • 天気
  • グルメ情報
  • 人に密着するドキュメンタリー

などといった企画もあります。

 

瞬発力が求められるニュース現場もあれば、時間を割いて取材に行ける収録もある。

硬軟さまざまな要素が一つの番組にまとめられているのです。

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アシスタントディレクターの期間は、意外と短いものです。
3年から5年くらいでしょう。

その最初の1年か2年の間はいかにオンエアの回数を経験しいろいろな要素の仕事をやってみる。

すると、自分でできること、得意なこと、すきなことが見えてきます。

 

自分が視聴者として好きな番組と、仕事として好きな番組は微妙にズレがあるかもしれません。

軌道修正しながら、仕事として好きなところをみつけて、実力を発揮していけばいいのだと思います。

 

情報番組・報道番組の仕事からはじめてみる

 

番組制作の仕事をしたいなら最初に情報番組・報道番組からはじめてみるのがおすすめだ、という話をしてみましたがいかがだったでしょうか?

 

もちろん番組制作に入ってみたい、と思う番組が明確にあったり、番組制作会社にも見当がついているならそれもまたアリだとも思います。

 

ただ、やりたい方向性がまだいまいち決まってない、まずはテレビ業界に入って番組制作のノウハウを勉強したい、という人にはぜひ報道番組、情報番組で番組制作の仕事をやってみて欲しいです。

 

ライズプランニングではテレビ局への派遣業務を営んでおります。

情報番組・報道番組への派遣も多数ございますので、ご興味がございましたらぜひ下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

では今日はこのあたりで。

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