テレビ局社員は実は少ないのに、制作スタッフは沢山いる!その構成は?

テレビ番組を制作する人になりたい!テレビ番組に関わる仕事をしたい!

その場合、テレビ局に就職しないとできないんでしょうか?と質問を受けます。

 

実は制作に関わるテレビ局社員はごくわずか。

99%が外注のスタッフ、つまり制作会社の社員や、フリーランスのディレクターです。

 

今回は、数字で説明してみましょう。

東京のキー局の制作現場を中心にみていきます。

 

テレビ局社員は、これだけしかいない

 

  • 日本テレビ…1247人(平成29年現在)
  • TBS…1072人(平成30年現在)
  • テレビ朝日…1246人(平成27年)
  • テレビ東京…578人(平成28年)

全てホームページからの参照ですが、テレビ局社員はたったこれだけしかいません。

 

NHKは、全国に支局がありますので、1万273人(平成28年)です。

 

テレビ局にある部署は、制作を担う部署だけではなく、

  • 総務
  • 人事
  • 営業
  • 事業
  • 海外ビジネス
  • メディア戦略
  • 編成
  • 技術

などがあります。

 

制作に携わっている人員は、全体の1割から2割くらいではないでしょうか。

テレビ局社員であり、しかも、制作に携わっている人というのは、ごくごくわずか、ということがわかります。

関連記事:テレビ局の制作の仕事、部署にはどんな人がいてどんな風に働いてる?

 

テレビ番組は、こんなにある

 

テレビ番組は、365日ほぼ24時間放送しています。

ある日曜日の、とある局で、30分以上の番組をカウントしてみましたら、19番組ありました。

 

番組は地上波だけではありません。

BSもCSあります。

 

BS放送は再放送も多いので、割り引いたとしても、1日に200以上もの番組が放送されているのです。

関連記事:テレビ番組制作の流れってどんな感じ?

 

番組に携わるスタッフの人数

 

番組制作に携わるスタッフがどれくらいいるのか?

それは、番組最後のエンドロールをみるとわかります。

 

あまりにもスタッフ数が多くて、まったく読めない、ということもあります。

 

朝の情報番組のスタッフを数えてみました。

生放送のスタジオとVTRで構成されている2時間半の番組です。

  • 総合演出…1
  • 演出…5
  • ディレクター…19
  • オンエアD…3
  • データ放送…3
  • 構成… 6
  • アシスタントプロデューサー…2
  • プロデューサー…15
  • チーフプロデューサー…1
  • カメラ、音声、CG、メイク、スタイリスト、音効、ミキサー、編集、HP担当、TM、SW(スイッチャー)、アートプロデューサー、デザイン、TK(タイムキーパー)、デスク、芸能デスク、スポーツデスク…各1

 

スタッフロールに表記されている人員だけでこれだけの人数がいました。

 

撮影や音声が一人ずつの表記でしたので、ここにのっているのはメインの方ということです。

スタジオにはカメラはほかにも数台ありますし、音声さんもいます。

 

VTR部分の撮影スタッフの表記はありませんので、関わっているスタッフ全員がここに載っているわけではありません。

トータルすると、100人近くになりそうです。

関連記事:番組制作会社に就職したい時、どんな会社を選べばいいの?

 

制作日程は、これだけかかる

 

上記の番組ですと、毎日放送があります。

スタジオ部分は生放送。ニュースのVTRは前日ロケ。

 

企画もののVTRや取材もののVTRは、1週間から10日ほどかけて制作しています。

 

バラエティ番組だと、制作期間は1か月半から2か月ほどかかります。

リサーチに2週間、ロケハンしてロケ構成をつくるのが1週間、ロケが1週間、編集1週間、スタジオ収録が1日、一本化の仕上げが1週間ほどかかります。

 

放送頻度は多いのに、番組を作るにはとてつもない労力がかかっているんですね。

関連記事:テレビ番組の制作期間はどれくらいかかるもの?

 

色々な会社のスタッフが番組を作っている

 

数字から見てみると、一つの番組に関わるスタッフ数、放送までにかかる時間が見えてきます。

とても、局に務めている方たちだけでは、まかないきれないことがわかります。

 

上記のスタッフのなかでテレビ局の社員は、たぶん、チーフプロデューサーとプロデューサーの2,3名かと思います。

 

その他の人たちは、局の関連会社や制作会社、技術会社、ポストプロダクション、デザインやCGの会社の方たちです。

 

ちなみに、ディレクター職だけでも、

  • 「総合演出」
  • 「演出」
  • 「オンエアD」
  • 「ディレクター」

と分かれています。

ディレクターという職種でも、責任の重さや仕事の詳細で、肩書がかわります。

 

テレビ番組制作に携わりたい!番組をつくりたい!映像に関わりたい!と思っている方はたくさんいらっしゃいます。

テレビ業界には、たくさんの職種が細分化されていますから、なにか一つは自分の得意とする仕事があるかと思います。

どんな仕事があるのか、というのは入ってみないと見えてきません。

 

なんの知識もない、経験もないのなら、アシスタントディレクターから始めてみましょう。

 

弊社ライズプランニングでは実際にテレビ番組制作の現場でアシスタントディレクターとして働いてくださる方を募集しています。

ご興味がございましたら下記フォームよりエントリーしてください。

関連記事:ADになるための面接で聞かれることとは?考えておくべきこと。

 

では今日はこのあたりで。

記事のシェアはこちらから!

テレビ業界への就職・転職に関するお問い合わせ

テレビ業界への転職を検討している新卒でテレビ業界へ就職したいテレビ業界に関するご質問全般