テレビの「ひな壇」が視聴率を上げる

 

「ひな壇芸人」なんて言葉が出てくるほど、今はテレビの中にひな壇があるのがバラエティ番組では当たり前になってきましたよね。

でもそもそもひな壇ってなんなんだろう?

ひな壇芸人って何?なんて人もいるかと思います。

 

今日はテレビのひな壇について、話してみたいと思います。

 

ひな壇とは

 

字のごとく、雛人形をかざるひな壇のような形をした席のことです。
バラエティ番組などにはよく見られる形態で、そこにひな壇芸人と呼ばれる芸人さんやタレントさんがたくさん座っています。

雛壇芸人ひな壇芸人(ひなだんげいにん)とは、数名以上のゲストが集まるテレビのトーク番組バラエティ番組において、準レギュラーあるいはそれに類する頻度で出演するお笑い芸人のことを指す。複数段になっている雛壇の後方に座る事が多いため、この名称がつけられた。「にぎやかし」とも言われ、同義語に「がや(芸人)

wikipediaより引用

 

ウィキペディアにはひな壇芸人についてこのように書かれています。

 

テレビにひな壇がある理由

 

①賑やかし

 

テレビのスタジオにひな壇がある一番最初の理由は賑やかしでした。

なんとなく絵面的に寂しいからひな壇を設けよう、ということですね。

 

こういった賑やかしのためにあるひな壇の場合はそのひな壇に座っている芸人さんやタレントさんは一言も番組内で喋ることなく仕事を終えてしまう場合もあります。

もちろん収録の中では喋っているシーンがある時もあるのですが、面白くなかったり、番組構成的に必要ないかな、と判断されてしまうと編集で切られれてしまうわけですね。

 

ひな壇芸人さんの中ではひな壇でどれだけ喋ることができるか、さらに言うとひな壇で喋ったことがどれだけ実際のテレビ放送で使われているのか、
ということがそのまま自分の評価に繋がるので、ひな壇の中で熾烈な争いが繰り広げられているわけです。

 

②ひな壇こそ主役

 

逆に司会者とひな壇、という構図のテレビ番組ももちろんあります。

アメトーーク!なんかがいい例ですね。

 

一つの議題に対してひな壇芸人全員で意見を飛ばしあいながら番組が進んでいきます。

もちろんひな壇が映される頻度の多いこういった形式の番組でも、ひな壇の中の熾烈な争いはあるのでしょうが、
アメトーク!でのひな壇の座り位置やひな壇芸人さんそれぞれのコメントの順番は計算し尽くされたものなんだとか…

 

ひな壇で上がる視聴率

 

特にひな壇が主役になっている番組では視聴者を引き込む仕掛けがたくさんしてあります。

ひな壇が主役のテレビ番組で視聴率があがる仕組みとはなんなんでしょうか。

 

ひな壇は参加型である

 

ひな壇が主役の番組では一つの議題に対して複数のひな壇芸人があーでもないこーでもない、こんな悩みがあった、とたくさんの意見を出し合います。

そうするといろんな意見を聞くことができるだけでなく、テレビを見ている視聴者は「こんなこともあるよな!」と自分の中でも意見を考えることができるんです。

つまり視聴者を巻き込む形の参加型形式を自然と作り出すことができるんですね。

 

ひな壇が賑わっているテレビ番組を見ていると、自然と独り言を言ってしまう、なんていう人もいるのではないでしょうか。

 

結局、どれだけ視聴者の興味をひけるか、ということが視聴率へと繋がっていくので
こういったわかりやすいテーマに基づいて複数人で論じる形式、というのはとても視聴者を巻き込みやすい形式なんです。

 

そしてひな壇芸人さんには「どれだけ目立てるか」という争いもありますから、みんながこぞって意見を出し合おうとします。

これがさらにひな壇が盛り上がっていく仕組みであり、またそれと同時に番組が盛り上がっていく仕組みになっているんです。

 

出演者がたくさんいる

 

ひな壇形式にすることによって、そこにはたくさんの出演者が必要になってきます。
そうするとひな壇芸人さんそれぞれについているファンがいるので、見てくれる人の数が増えます。

単純に注目される人の母数が増える、ということですね。

 

テンポが良くなる

 

たくさんの出演者がいることによって会話のテンポがかなりよくなります。

喋る人がたくさんいるわけで、大抵の場合が司会対ひな壇芸人、という形なので司会がひな壇をうまく回すようにできていて、テンポのいい会話がずっと続いていくような感じです。

 

よく出演者が2人だけであとはVTR、みたいなテレビ番組がありますが、
ああいった番組はこれと正反対でテンポはかなりゆったりしていて、
視聴者も一緒にまったり見る、みたいな番組構成のものが多いですよね。

時間帯も深夜帯のおちついた時間にそういった番組が多いような気がします。

 

視聴率が上がるといいこと

 

ところで視聴率のことを論じてきましたが、視聴率視聴率、とみんな騒ぐけど、視聴率は何に関係があるのでしょう?

実は視聴率は番組の人気度をはかるだけでなく、そこにどれだけスポンサーがつくかの指標になったり、その番組でcmを打つときの宣伝効果の指標になったり、ととても大事なものなんです。

詳しくは下記のページで紹介しています。

視聴率とcmの関係性

cm料金の目安はいくら?

 

視聴率のいい番組で取り上げたものが安定して売れるようになったりすることがありますが、
これもひな壇が主役の番組だと、複数人の支持があることによってより信ぴょう性があるから、という理由がひとつあると思います。

口コミが多い商品の方が魅力的に映るのと同じですね。

 

まとめ

 

今日はテレビのバラエティ番組でよく見るひな壇について話してみました。

 

ただひな壇がある番組だからといって形式が全部同じか、というとそうではありません。

ある程度番組の脚本があって、誰が喋ったあとには誰がこの話題で喋る、というふうに骨組みを決めている場合もありますし、
フリートークで「ここは完全にひな壇のフリートークに任せてるな」と思うようなところもあります。

もちろん脚本が決まってないからこそ面白いところもあります。

 

よく注目してテレビを見てみると意外とそういうところもわかったりするので、バラエティ番組でひな壇を見かけたら少しそういった着目の仕方をしてみるのも面白いかもしれません。

 

では今日はこのあたりで。

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TACHIBANA

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