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テレビ業界の裏話

テレビメディアとはどういうものなのか

そもそも「テレビ」とは何か?について書いてみようと思います。

 

メディアの中でもテレビとはどういうものをいうのか、そもそもメディアとはどういうものなのか。

その概念的なことを説明してみましょう。

 

そもそもメディアとは

 

生活のなかで、漠然とこういうことだろうなと思いつつ使っている言葉があると思いますが、「メディア」という言葉もその一つではないでしょうか。

メディアとは、「情報」と「私たち」の間にあるもの。媒体です。

 

テレビは、「テレビ受信機」そのものと、テレビで流れる映像がメディアということになります。

テレビ以外に、メディアはほかに何があるでしょう?

  • 新聞
  • 雑誌
  • 映画
  • ラジオ
  • パソコン
  • スマホ
  • タブレット端末
  • 公園の脇にある掲示板
  • 駅に貼られたポスター
  • JRやバスや地下鉄車内の中づり広告
  • デジタルサイネージ広告(関連記事:電車のデジタルサイネージ広告は有効なのか?
  • 通りにある地図
  • 道路上に書かれた矢印

 

つまり、目に飛び込んでくる情報が書かれている紙、映像、音、すべてが実はメディアなんです。

 

現存するなかで最も古いメディアは、といえば、約2万年前に描かれた壁画。

世界遺産になっている「ラスコーの壁画」です。

 

ラスコー壁画

 

まだ人類が狩猟民族のころ。ホモサピエンスの前のクロマニヨン人の時代です。

 

この壁画は、誰が、誰のために、なんのために描かれたのかは謎ですが、
現代に生きる私たちに2万年前の人類はこんなに芸術的センスがあったこと、絵具や道具を工夫していたこと、その当時の動物の形状を教えてくれています。

これも実はメディアに分類されます。

 

  • 記号
  • 文字
  • 映像

その全てがメディアなんです。

 

メディアにおけるテレビの位置づけ

 

テレビはマスメディアであり、一次メディアに分類されます。

ではマスメディア、一次メディアとは具体的にどういうものなのでしょうか。

 

マスメディアとは

 

まずマスメディアと呼ばれるものは何でしょうか?

 

マスメディアとは

不特定多数の人々に対して、大量の情報が伝達されること

大辞林より

 

マスは「大量の、大多数の、大人数の」などという意味です。

マスの反対語は、ミニですね。

 

マスメディアは

  • テレビ
  • ラジオ
  • 新聞
  • 雑誌 
  • 映画

などを指します。

一度に、不特定多数の大勢の人と、同じ情報を共有できるメディアのことです。

 

マスメディアの中でも「4マス」と言われている主要なメディアが

  • テレビ 
  • ラジオ
  • 新聞
  • 雑誌

です。

 

一次メディアと二次メディア

 

最近はメディアが「一次メディア」と「二次メディア」という分け方をされることがあります。

 

一次メディアというのは、完全にオリジナルであるメディアのことを指します。

 

きちんと現地に行き取材をして、裏取りをし、周辺の声も拾い状況を分析して何かしらのコンテンツとして公開されたものが一次メディアですね。

 

二次メディアは、一次メディアを転載したりオリジナルを脚色したり、書き手の経験や聞きかじった情報を盛り込んだりして、もとあるものに何かしら手を加えて作られたコンテンツのことを指します。

 

一次メディアは、足を運び、いわゆる「汗をかいて」情報を集めるけれど、

二次メディアの書き手は空調の効いた部屋で、ネットでおもしろそうな記事を拾って寄せ集めるというイメージでしょうか。

まとめサイトなんかは二次メディアの代表例ですね。

 

読み手がしっかりした知識と読み取る能力と、リテラシーを持ち合わせていれば、

二次メディアの中からオリジナルの部分を見つけ出すのに苦労はしないでしょうが、

そういったメディアリテラシーが持ち合わせていなければ、一次メディアか二次メディアかを見分けるのは難しいのではないかと思います。

 

ネットの普及により最近は二次メディアも溢れてきていて、専門的な知識を持っていてもメディアを読み取るのが難しくなっています。

 

ちゃんとディレクターが現地へ行って、取材して撮影するメディアのテレビは一次メディアということになります。

テレビはマスメディアのなかでも、4マスと言われるメディアであり、一次メディアなのです。

 

テレビメディアのこれから

 

テレビメディアとは一体なんなのか、ということについて話してみましたがいかがだったでしょうか?

 

二次メディアの方が読む方はタダだし、仕事としても汗をかかずにできちゃうので楽ですね。

広告を出すほうも、二次メディアで十分じゃないかと思われたときもあったかもしれません。

関連記事:広告を出したいと思った時にまず考えるべき4つのこと

 

だからといって、一次メディアの担い手がいなくなると、現地へ足を運び、汗をかいて取材する人がいなくなるわけで、本当のところはいったいどうなっているのかを世の中に知らせてくれる人がいなくなってしまう。

 

私たちが本当のことを知るために、一次メディアというのは必要なのです。

誰かが真実を見に行き、話を聞き、裏取りをしているので、私たちは真実を知ることができるのです。

 

そして二次メディアに溢れた今の社会は、よりこの一次メディアがユーザーに好まれる傾向が出てきたように思います。

 

最近は「情報」そのものを取り扱ったメディアよりもそこに「ドラマ」があるメディアの方が人の心を動かすことができるんだ、ということが浸透してきているように思うんです。

テレビCMでもこの手法はよく使われています。

関連記事:青汁のCMドキュメンタリーはなぜ効果的なのか?

 

これは、SNSの台頭により個人の一存で情報が広く発信できるようになったからなのではないかなと私は思っています。

有名人のツイートじゃなくても面白い内容のツイートがバズったりしていますよね。あれがいい例だと思います。

関連記事:テレビとSNSの可能性

 

人のドラマを映すことができ、かつ一次メディアであるテレビはこれからも必要な存在なのではないでしょうか。

関連記事:【テレビの変化】テレビはなくなるのか

 

では今日はこのあたりで。

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テレビ制作歴25年。テレビの業界の内側と、テレビ番組の裏側をわかりやすく発信していきます。




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