テレビ業界の仕事の場合「服装自由」と書いてあったり、服装の指定がない会社も多いです。
AD(アシスタントディレクター)の面接の場合はどのような服装で行けばいいのでしょうか?
特に将来的にクリエティブな仕事をしていきたいと考えている人にとっては
「面接のうちから独創性をアピールしておいた方がプラスになるのではないか」
「でも派手すぎると面接であまり良い印象を持ってもらえないのではないか」
といったように悩んでしまう人もいると思います。
意外と「スーツで来てください」という指定がない方が悩んでしまうものですよね。
弊社ライズプランニングでも多くの人を面接し、ADとして働いていただいていますが
今回は面接の服装について書いていきたいと思います。
ジャケット着用で「きちんと感」を
何も指定がない場合はスーツで行った方が無難ですが
私服OKと書かれている場合にはジャケットを着用する、などして「きちんと感」を演出すると良いでしょう。
私服OKと書かれているからといってTシャツにジーパンなどといった服装では、やはり面接ですからあまり良い印象は持ってもらえないです。
ジャケット一つ着ているだけで私服でも締まりが出ますから、
オフィスカジュアルや私服OKなどの表記がある場合はジャケットありきの私服で面接に臨むと良いでしょう。
もちろんスーツで行って「浮いている」みたいなことになることはありません。
私服OKの場合でもスーツで面接に来た方は「真面目なんだな」「しっかりしているな」という印象を持ってもらえると思います。
ただ、20代後半くらいの転職希望の方の場合は
リクルートスーツなどでは逆に違和感がある場合があります。
第二新卒くらいの年齢感であればリクルートスーツでもいいのですが、20代後半くらいになってくるとリクルートスーツのフレッシュ感が年齢と合わなくなってくるものです。
さらに、業界である程度キャリアがあるような方の場合も同様で
そういった場合はやはりジャケット着用が一番良いでしょう。
またテレビ業界だからといって、派手な服装をしていかなくて大丈夫です。
もちろん将来的にクリエイティブな部分を求められる仕事ではありますが、周りの空気を読めない人は一緒に仕事がしにくい、と思われてしまうこともありますからね。
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服装よりも髪型が大事
服装よりも見られているのが髪型だったりします。
髪が乱れていたり、綺麗に整えられていないと、どうしても印象が悪くなってしまいがちです。
いわゆる「新卒さん!」という感じで髪をまとめて、前髪もきっちりとめて、というところまでする必要はないですが
せめて櫛でといて、清潔感のある雰囲気を出していきましょう。
靴と鞄もよく見られている
採用担当は面接時に持ち物もよく見ているものです。
そもそも業界全体が人手不足ではあるので、「持ち物」を理由に不採用になることはあまりありませんが
きちんとしていることに越したことはありません。
特に靴と鞄は持ち物の中でも目立つ部分です。
履きつぶした靴ではなく、なるべく綺麗な靴で行くこと。
鞄が擦り切れていないか、使い込みすぎて汚れてしまっていないか、ということは面接の前にチェックしておきたいところですね。
また資料などをもらうこともあるでしょうから、A4サイズの書類が入る鞄で行った方が良いです。
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大切なのは清潔感
ここまで面接の服装や持ち物について、細かくお話ししてきましたが
一番大切なことは「清潔感」です。
スーツだから良い、綺麗な服だから良い、ということではなく
「一緒に働きたいと面接官に思ってもらうことができるかどうか」というところが肝心です。
一緒に働きたいと思ってもらうために必要なのが清潔感なんですよね。
毎日隣の机で仕事をするかもしれない相手が、清潔感があまりなくボロッとした見た目だったら嫌じゃないでしょうか。
やはり一緒に働くなら爽やかな雰囲気があって清潔感がある人の方が好ましいですよね。
一緒に同じ職場で働く人を探すために行っているのが「面接」ですので
服装関係のことで迷うことがあったら「自分だったらどんな人と一緒に働きたいと思うか」という目線に立ち返ってみるのも良いと思います。
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ADが実際働く時の服装
ちなみに普段の仕事の時にADがどんな服装をしているのか、というと、
スタジオでの収録の場合はTシャツにジーンズ、パーカーといったラフな服装をしている人が多いです。
見た目よりも機能性重視、という感じですね。
対してロケなどの場合は、お店や企業を訪れたりすることもありますので
ジャケットやチノパン、という格好が多いです。
他の仕事に比べるとかなりラフな服装で良いのがADの仕事ですが
それでも仕事の内容や場所によってある程度服装には配慮できた方がいいですね。