テレビ業界の裏話 PR

ADの仕事って大変なの?働く場所によっても違います!

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これからテレビ業界で働きたい!と思っている人はやはり「仕事が大変なんじゃないか?」という不安を抱いている人が多いと思います。

家族からも「テレビ業界なんてブラックなんだからやめなさい」と止められている、みたいな人もいます。

 

実際のところはどうなのか、というと

昔に比べて今は働き方改革の流れもあり、かなり労働環境が改善されつつあると思います。

ただ、それは働く場所やどんなジャンルの制作物を作るのかによって大きく異なります。

 

休みがない、睡眠時間が全くとれない、というようないわゆるブラックな現場も未だにゼロとは言い切れません。

 

どんな現場でADをすると大変なのか、

テレビ業界に未経験で飛び込む時はどんな働き方がおすすめなのか、

ということについて書いていきたいと思います。

 

大変な番組ジャンル

 

ではまずどのような番組のADになると大変なのか、についてですが、

人気が高いドラマ、バラエティ番組は大変な現場が多いです。

 

毎週必ず放送時間が決まっていてそこに合わせて放送をしなくてはいけないですし、放送が終わってからも次の放送のための準備で忙しく休む暇がありません。

撮影して終わりではなく、編集作業があるわけですが、この編集作業がものすごく大変です。

何日も、下手したら1週間単位で編集室にこもり切りで家にも帰れない、ということもあります。

 

ドラマの場合は「この時間帯じゃないと撮れない画がある!」といったものもありますから、かなりタイトなスケジュールの中でしっかりと撮影の進行をしていかなくてはいけない大変さもあります。

 

テレビ業界に就職を考えている多くの方が「小さい頃に見たバラエティに励まされた」「ドラマが大好きでいつも元気をもらっている」という理由でバラエティやドラマを志望されます。

ただ、数ある番組の中でもこれらの番組制作はかなり大変な部類に入るということを知らずに就業される方が多く、

「思っていたよりも大変で辞めたい…」となってしまって、番組制作の楽しみを感じられる余裕が出てくる前に退職される方が多いのが実情です。

 

理想としては、休みが取りやすいジャンルの番組で経験値を積んで、そこから別の番組ジャンルに移る、というのが一番良いのではないかと思います。

そこで弊社ライズプランニングでおすすめしている番組ジャンルが報道・情報番組です。

これらの番組は生放送のものが多いので、編集が必要ありません。(もちろんコーナーなどの前もって撮影が必要なものの場合は編集が必要になりますが)

 

生放送が終わってしまえば仕事が終わるので、片付けをして帰るだけ、という現場も多いです。

そのため数ある番組の中でも比較的スケジュールの目処が立ちやすく、休みを取りやすい労働環境で働けている人が多いのです。

関連記事:テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由

 

テレビ局内で働く方が良い

 

テレビ番組制作への関わり方は色々あるのですが、テレビ局内で働く働き方の方が、働き方改革の推進がしっかりとされており、休みを取りやすい環境になっていることが多いです。

 

テレビ番組制作というとテレビ局が全てやっているように思う人が多いのですが、実はテレビ番組のほとんどは番組制作会社によって作られています。

もちろんテレビ局が自社で制作をしている番組もあるのですが、7割〜8割の番組が番組制作会社に制作されていると言っても過言ではありません。

 

そして番組制作会社には「テレビ局に出向して派遣社員として働く会社」と「制作会社の中で働く会社」の二つがあります。

制作会社は雑居ビルのワンフロアに入っているようなところが多く、テレビ局ほど大きな会社ではないですし、働き方改革もなかなか進めにくいところがあります。

 

それよりはテレビ局の中で働いた方が、労働環境が整っていることが多いんですね。

テレビ局の中で働くにはテレビ局社員になるか、もしくはテレビ局に派遣社員として赴いて働くことができる番組制作会社に就職する、という方法になると思います。

関連記事:番組制作会社の中でも派遣型の会社の勤務体系ってどうなっているの?

 

進路の選び方

 

とは言っても、数ある制作会社や関連会社からどのように会社を選んだらいいのかよくわからない、という人がほとんどだと思います。

 

まずは自分の好きな番組を掘り下げるところからやってみてください。

どの制作会社が制作しているのか?プロデューサーやディレクターは誰なのか?

番組最後に流れるクレジット(どんな会社や誰が番組制作に関わっているのかを表記したもの)を見ていれば、関わっている会社や人がわかります。

 

もしかしたら好きな番組が共通して同じプロデューサーが手がけていた、なんてことがあるかもしれません。

実はプロデューサーのカラーは番組に出やすいので、こういったこともよくあります。

 

憧れの人がいるならその人が所属している会社を選んでみるのもいいでしょう。

もしくはその番組に関わっている会社を選んでみましょう。

 

そして説明会やインターンなどに足を運んでみて、「自分と合いそうだ」と思ったところに就職するのが一番だと思います。

会社との相性はやはりありますからね。

関連記事:テレビ局と番組制作会社の関係性とは?

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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