テレビ業界で働いてみたい人にとって、やはり一番関心があるのは、「仕事をしながらきちんと休みを取れるかどうか」ということだと思います。
テレビ業界の仕事はとてもきつくて厳しい仕事、というイメージが多くの人にあると思いますので、
やはり休みを取るのは難しいのではないかと思っている人がほとんどだと思うんですね。
しかし実際のところはどうかと、最近ではテレビ業界でも働き方改革が一緒にでおり、
なるべく無駄な時間外労働はしないという風潮になってきています。
働き方によってはきちんと週に2日、休みを取れている人もいるんですね。
ADにも休みはある
例えば弊社ライズプランニングの場合はテレビ局出向型の番組制作会社ですが、多くが情報・報道番組を担当していただいており
こういった番組は帯番組とも呼ばれていて、平日の月曜日から金曜日まで毎日同じ時間帯で放送がある番組が多いです。
こういう帯番組の場合は「毎日仕事があるんだろう」と思っている人が多いと思うのですが、実は曜日担当制になっていて、毎日同じ現場で働いているというわけではありません。
というのもひとつの放送にもたくさんのロケがあって、色々な準備が必要です。
情報番組をよく見る人は分かると思うのですが、番組の中で今流行りのトレンドアイテムやスポットを紹介したり、ファッションコーディネート対決をしたり
一つの番組の中でも色々なコーナーがありますよね。
それぞれのコーナーでロケが必要だったり、リサーチも必要ですし、毎日毎日同じADが制作を担当しているというわけではないのです。
例えば月曜日の放送を担当している場合は、月曜日の放送に向けて、何日か前からリサーチをしてロケをして、編集をして、という形で番組づくりをしていきます。
帯番組の場合は生放送が多いので、収録に立ち会って、その後簡単な反省会などがあって解散となることが多く、
そこから2日程休んで、また次の曜日の仕事に取り掛かるというようなサイクルにして働いている人が多いです。
それ以外にも、制作会社によっては決まった曜日を休みにしているところもありますし、
業界もかなり休みが取りやすい方向へと向かってきている最中だと思います。
関連記事:テレビ業界で働きたいけど、ブラックですか?という質問に対して。
休日はカレンダー通りじゃない
帯番組を主に取り扱っている場合についてお話ししてみましたが、
お分かりのように、どの曜日担当になるかは入ってみないと分かりません。
なので休みはカレンダー通りには取れないことがほとんどです。
そうするとなかなか別の職場で働いている人と休みを合わせて遊びに行くというのは難しくなってしまうのが実際のところなんです。
なので遊ぶとしたら同期の人と遊ぶみたいなことが多くなりがちではあると思います。
連休として休みがとれるわけでもない現場も多くありますからね。
関連記事:ADの持ち物紹介!持っておくと仕事で役立つものとは?
休みの日は何してる?
普段せかせか働いているため休みの日はおとなしく家できちんと体を休めているという人が多い印象です。
仕事自体が体力勝負なところはあって、
休みにきちんと休んでおかないと体のバランスを取るのが難しいというところもあります。
真夏や真冬でも外で何時間もロケをすることがあったりするこの仕事では、
仕事の疲れも体に溜まりやすい部分がありますからね。
そもそも友達と遊ぼうと思っても、学生の時の友達と休みが合わないというのもありますが。
とはいえ、プライベートで遊びに行くこともあります。
普段からリサーチの仕事などもADが兼業すること多いですから、周りに比べると色々なお店を知っている方だと思います。
自分が情報を集めていて「今度行ってみたいな」と思うようなお店もいっぱいありますからね。
やはり世の中のトレンドを扱う仕事ですから、周りにも情報通の方が多いです。
「今度どこどこに遊びに行くんですがおすすめのとこありますか?」と聞くと色々な答えが返ってくるような職場。
情報には困りませんね。
ちなみにディレクターやプロデューサーになると、休みの日に映画を見に行ったり本を読んだりすることもまた
「新しい番組のネタにすることはできないか?」
という思考に結びつくみたいです。
ADでも新しい企画に挑戦させてもらったり、アイデアを出させてもらったりすることもあるので
休みの日も仕事のことを考えてるときも多い仕事と言えるでしょう。
とはいえこの仕事が好きでこの業界に入ってきた人が多いですから、そういったことも楽しんで取り組める人が多いと思います。
逆にそこが楽しいと思えるかどうかがこの業界に向いている人かどうかというポイントかもしれません。
関連記事:テレビ番組制作の流れってどんな感じ?
ADになるなら
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社で主に情報・報道番組にADとして入ってくださる方を募集しています。
情報・報道番組の場合は帯番組が多いのできちんと休みを取れる現場が多いです。
さらにオンエアの頻度もバラエティやドラマに比べると多いので、とにかくADとして経験を積み仕事を覚えていきたいという方にはとても働きやすい現場になっていると思います。
ご興味がある方は是非下記フォームよりエントリーしてください。
関連記事:制作会社のADは出世したらどういう働き方をするの?
では今日はこのあたりで。