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番組制作の仕事で感じられる「やりがい」とは何だろう?

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最近はインターネットの普及により、仕事のやり方も仕事の種類も大きく変わってきました。

 

これからは好きなことを仕事にできる時代。

本当にやりたいことをやるべき

好きなことをやるべき

そしてやりがいのある仕事に就こう

などと盛んに言われますね。

 

ではどれだけの人が自分が好きな仕事を知っているのだろう?と思いますし

やりがいのある仕事を、いったいどれだけの選択肢の中から選ぶのだろうと思うのです。

 

やりがいのあると感じられる仕事はおそらくほんの一握りだと思いますし

結局仕事はやってみないと、本当にやりがいを感じられるかどうかはわかりませんよね。

 

やりがいがある仕事とは

 

やってみたこともないのにやりがいのある仕事を探すのは実は難しいことだと思います。

あくまで想像の範疇でやりがいがあるだろうと思っているだけなんですね。

 

そのような状況で仕事を選ぶと、

実際は思っていたのとは違っていたとか、やりがいを感じなかった

となってしまい、結果として仕事を嫌いになってしまうことになりかねません。

 

そもそもやりがいの辞書的な意味としては

充足感、手応え、張り合いなどのことを言います。

 

ではどんなことに対して人はやりがいを感じるのかというと、ある調査によると

  • 自分が一貫して携われる
  • 仕事の幅がある
  • 成果がわかる
  • 簡単すぎないこと

などがあると、人はやりがいを感じるのだそうです。

 

一貫して仕事をするのと部分的な仕事で全体像が見えない仕事なら、一貫した仕事の方がやりがいがあるのは充足感、達成感があるのでしょう。

 

また同じ仕事ばかりしていると飽きるものです。

仕事の幅があるとスキルアップ、レベルアップにつながり張り合いを感じます。

 

また成果が見えない仕事は達成感がないのに対し成果が何かしらわかる仕事は大きな達成感を感じますよね。

 

そして簡単すぎる仕事はすぐに慣れてしまい手応えを感じることができません。

簡単すぎない仕事、ある程度難しい仕事は手応えと、できるようになった時の達成感を感じる仕事ということでしょう。

 

このように仕事のやりがいについて考えていくと

番組制作の仕事はやりがいという面ではあてはまる項目の多い職種の一つではないかと思うのです。

関連記事:番組制作の編集ってどんなことをするの?働き方は?

 

番組制作の仕事のやりがい

 

自分が一貫して携わる事ができる

 

番組制作の仕事は、一貫して仕事に携わることができる仕事だと思います。

 

というのも番組制作というのは、どんな番組を作るか、つまり何もないところから始まって番組を作り終えるという作業なので一貫して携わることができるんですね。

 

最初はアシスタントディレクターから始まるので、ディレクターの指示によって動くのですが、部分的に携わるのではなく最初から最後までずっと携わる仕事です。

 

数年もたてば自分で企画書から作るでしょうし、早いところならもっと初心者のうちから自分が考えたことが番組で採用されることだって珍しくありません。

 

番組を作り始めて作り終えるまでには、実にいろんな作業があり、たとえ新人さんであってもずっと携わるので、どうやって番組ができていくのかをつぶさに見ることができます。

 

大きな工場の一部の作業をやる仕事だと全体のどこをやっているのかがわかりませんが、

一貫して携わることができ、しかも初心のうちからそれができる仕事だと思います。

関連記事:アシスタントディレクターはその後どんな役職に就くのか?

 

仕事の幅がある

 

一貫して仕事に携わることができたとしてもずっと同じようなことをやっていたら人は飽きるものです。

 

だいたい5年くらい経つと仕事のやり方がわかってきてマンネリ化してきてしまうんですね。

 

その点番組制作の場合は同じ番組というのはありませんので、必ず違うことをやっていることになります。

その点では仕事の幅があると言えるでしょう。

 

例えば情報番組であれば情報は日々変わるわけですから毎日違うことを扱うわけですね。

 

旅行番組であれば、毎回違うところをロケ、撮影するわけですから同じというのは無いわけです。

 

とはいえ、旅行番組ばかりをやっていると場所が変わっても

だいたいどうやって撮影して番組を作ってけば良いのかというのがある程度分かってきます。

慣れて来ちゃうわけですね。

 

ところが番組というのは無限と言っていいほど種類があります。

 

報道のような硬いものから、バラエティ番組、料理番組、クイズ番組など

またこれまでに無い種類の番組だってできる可能性があります。

 

番組を作る場所も全国にテレビ局があり、全国に制作会社があります。

 

番組制作の経験者であれば、別の番組制作に移ることはかなり容易にできるものです。

 

それだけスキルが身に付いているということで、ある意味職人的な仕事でもあるんですね。

 

番組制作の仕事というのはとても仕事の幅が大きいと思います。

関連記事:番組スタッフの仕事をしている人は番組を移動することができるのか

 

成果がわかる

 

歯車の一つとして仕事をしていると、成果が何なのかよくわからないということがあると思います。

自分がやっていることが一体どんな役にたっているのか何を作っているのかわからないと

成果もわからないものですよね。

 

その点、番組制作という仕事は視聴率というわかりやすい指標があります。

 

最近は細かく視聴率を取っているところが多いので、どれくらいの人が見てくれたかという成果は比較的はっきりとわかるんですね。

 

ネット番組もありますがこちらはテレビよりさらに明確な視聴回数がわかりますから、成果が数字でわかるわけです。

 

視聴率がよければそれだけ多くの人に影響を与え、インパクトを与えていることになりますから大きな成果と言えるのではないでしょうか。

関連記事:バラエティで視聴率が高い番組の特徴

 

簡単すぎないこと

 

簡単な仕事は頭を使わなくてもいいので、楽ですよね。

 

アルバイトなどの場合は簡単な仕事も良いと思いますが

やりがいのある仕事となると、やはりある程度難しさが無いとやりがいも無いものです。

 

すぐに攻略出来たらゲームだってつまらないのと同じかもしれません。

 

その点、番組制作はこれが正解というのがありません。

 

制作のやり方はその人の個性がでますし、勉強次第でどんどん腕があがります。

腕が上がれば番組の質も上がっていくわけです。

 

中にはあまり勉強せず言われたことだけやっている人もいます。

でもよい番組を作るために自分で研究している熱心な人はどんどんスキルが上がっていくものです。

 

正解が無いというのは、簡単でもあり、同時に最も難しいことだと思うんですよね。

 

つまりやりがいが限りなくあるのが番組制作という仕事なのです。

関連記事:テレビのネタや企画のリサーチ方法は?

 

仕事にやりがいを求める人へ

 

このようにやりがいのある仕事はいろいろありますが、

やりがいって何だろうということをちゃんと考えていないと、いつまでもやりたいことが見つからない可能性があります。

 

番組制作もやりがいのある仕事の一つだと思いますから、興味のある人はぜひチャレンジしてみてもらいたい仕事ですね。

 

まだ大学生の方は、テレビ局の番組絵制作スタッフとしてアルバイト募集も行なっております。

就職の前に一度、本当にやりがいを感じられる仕事なのかどうか、というのを見極めるためにも

アルバイトをしてみるのも良いのではないでしょうか。

関連記事:テレビ番組でアルバイトをしている人の経験談、実際どんなことをしてるの?

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