弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
LINE@では将来番組制作スタッフになりたい!という方から毎日たくさんの質問をいただきます。
今回は番組制作スタッフ志望の方からいただくテレビ業界への質問に対する答えを、こちらで書かせていただきたいと思います。
結婚できないと聞きました
これはよくいただく質問で「テレビ業界だと時間がなさすぎて結婚できなくなる」という話をどこかで聞くみたいです。
実際のところはどうなのかというと、テレビ業界で働く女性も年々増えてきていますし、産休や育休を取ったあとに現場に復帰する方もいます。
結婚して子供がいらっしゃる方も少なくありません。
テレビ業界がどうの、というよりは全体的に結婚する人が少なくなっているのと、子供を持つことも当たり前ではない、という風潮になってきているように思います。
結婚をして子育てをしたい、という方には前述したように産休や育休をとることができる現場もあります。
今は働き方改革が推進されており、昔に比べてかなり労働環境が改善されました。
バラエティやドラマといった完パケものの現場では、どうしても編集室にこもりきりになってしまうような時もありますが、
生放送の多い情報・報道番組ではスケジュールの見通しが立ちやすく、休みもとりやすくなっています。
結婚したり子供を産んだりすることで、少し自分のキャリアのあり方を見つめ直さなくてはいけなくなることもあるかもしれませんが
テレビ業界で番組制作スタッフとして働いているから、結婚できない・子供を産めない、ということはありません。
関連記事:実は女性ADが今増えてきている
小柄な女性でも大丈夫ですか?
背が低い、体が小さい女性でも番組制作スタッフとして働くことはできますか?という質問もいただきます。
前述したように、女性の番組制作スタッフはとても増えてきています。
女性だからこそできる仕事、適している仕事も少なくありません。
むしろアシスタントディレクターとして人を補佐する仕事は、細かいところに気が付く女性の方が向いている仕事とも言えると思います。
大きなものを運んだり、屋外でずっとロケ、みたいなこともあるので体力は必要だと思いますが
体が小さいことで番組制作スタッフになれない、ということはありませんのでご安心ください。
睡眠時間は少ないのですか?
これは現場によります。
テレビ局内で働く場合は働き方改革が少しずつ浸透してきているので、「ちゃんと休みなさい」と先輩から言ってもらえるような現場になってきていると弊社のスタッフも話しています。
ただ、どうしても制作会社の中で働くような場合は、なかなか労働時間を守るのが厳しいのが現状です。
テレビ業界の中でも働きやすいジャンルの番組を選ぶこと、働きやすそうな現場を選ぶことが大切です。
関連記事:ADに休みはあるの?休日は何をしてるの?
年収はどれくらいですか?
年収も働く会社によって違います。
一番年収が良いのは当たり前ですがテレビ局社員です。
1000万円を超えることも珍しくありません。
ただテレビ局社員の場合は、必ずしも制作の現場に携われるというわけではなく、
テレビ局も会社なので、営業や経理といった普通の会社にもある仕事があります。
テレビ番組制作を担っているのはほとんどが制作会社で、自社制作をしている番組も少ないので、
テレビ局に入社しても、番組制作に携わることができる人はほんの一握りだと思っておいた方が良いです。
制作会社や派遣として働く場合は250万円〜400万円ほどが平均だと思っておいた方が良いでしょう。
進路はどのように決めたらいいですか?
まだ就職したい会社や具体的な仕事内容の希望がないのであれば、四年制大学に入学するのが良いと思います。
もしカメラマンや放送ネットワークなどの技術系の仕事をしたいのであれば、専門技術が学べる専門学校の方が良いと思いますが、
番組制作スタッフだけでなく他の職業にも興味があるのであれば四年制大学の方が選択肢が狭まらないのでおすすめです。
実際四年制大学を卒業して未経験で番組制作スタッフになる人がほとんどです。
テレビ局社員になりたいのであれば、倍率が1000倍を超えることもあり、
その際は学歴がどうしても採用に影響してしまうので、なるべく偏差値の高い大学に進学した方が良いでしょう。
関連記事:テレビ業界の仕事と学歴はどう関係するか
怖い人が多いと聞きました
職人気質な人も多いテレビ業界では、確かに昔の気質だなと感じる人がいたりもします。
しかしテレビ番組制作というのは多くの人が協力しあっていかないとできない仕事であり、空気を読んで動くことができない人は自然と淘汰されていくものです。
今はそういった人はあまりいないですが、全くのゼロというわけではありません。
うまく付き合っていくことが求められるでしょう。
弊社の場合はコーディネーターと呼ばれる担当者が一人一人につきますので、仕事での悩みがあればいつでも相談に乗ることができます。
関連記事:アシスタントディレクターの仕事を派遣でやる!どんな働き方?
