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防災セットのテレビCMをする時にアピールするべきこと

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災害大国とも言われる日本では、大きな地震も起こりますし、防災意識は他国と比べても高いと思います。

そんな中で、今回は防災セットのテレビCMをする時にどんなことを考えれば良いのか、ということについて考えていきたいと思います。

防災セットを持っていない人も必要だとは思っている

防災セットの準備率、災害避難の経験者ほど低調 東日本大震災10年・防災意識調査アンケート結果公開という記事によると、

防災セット(非常用持ち出し袋)を持っていますか?という問いに対して、持っている人の割合は

  • 関東…45.9%
  • 東北…39.1%

という結果になっていました。

なんと東日本大震災の被害が大きかった東北エリアの方が、防災セットを持っている人の割合が少ない、という結果になっているんですね。

また持っていないと回答した方に、防災セット(非常用持ち出し袋)の準備は必要だと思いますか?と質問したところ、「必要と思う」の割合は以下のようになっています。

  • 関東…89.2%
  • 東北…87%

防災セットを持っていない人でも、非常に高い割合で必要だと思っていることがわかります。

必要だと思っているけれど今は持っていない、という結果から、

「あとひと押し」をテレビCMでできれば良い、と考えられるでしょう。

ちなみに関東エリアの防災セットを持っていない人の理由については、

  1. 何を用意すればいいかわからないから
  2. 用意に手間がかかるから
  3. 定期的な点検や賞味期限の管理が大変だから
  4. 自宅に置き場所がないから・邪魔だから
  5. 値段が高いから・お金がかかるから
  6. 市販の防災セット(非常用持ち出し袋)の中身が必要なものじゃないから
  7. 避難するほど大きな災害が発生する可能性が低いから
  8. 自分には必要がないから

といったものが挙げられていました。

注目するべきなのは、何を用意すればいいかわからないから、というのが圧倒的1位である、ということでしょう。

その次の用意に手間がかかる、というのも約半数のポイント数となっています。

テレビCMで防災セットを紹介する時は「これだけあれば安心できる」「自分で選ぶ必要はない」というような文言を入れることによって、「買えばいいだけ」という印象を持ってもらえるかもしれませんね。

さらに定期的な点検や賞味期限の管理が大変だから、というのはユーザーの悩みの一つでもあると思うんですね。

えいぞーさん

私も久しぶりに防災セットを引っ張り出してみたら、非常食の期限が全部切れていた!ということがありました…

例えば買い替えのタイミングでお知らせが来たり、サブスク的な契約にしておいて、賞味期限が切れたら新しいものが届く、というようなシステムになっていると良いのではないかなと思います。

賞味期限を管理する必要がない、というのもできれば押し出していきたいところですね。

関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H

防災グッズに求めるものは安全性

ママ500人に防災アンケート!備えの悩みに“偏った”防災情報をという記事によると、

防災グッズに求めるものは、

  1. 安全性…80%
  2. 使いやすさ…59%
  3. 手に入れやすさ…55%
  4. コスパの良さ…55%
  5. 安さ…42%
  6. デザイン…6%
  7. 収納生…1%
  8. コンパクト…1%

という結果になっていました。

これは子育てを行うママたちに行ったアンケートである、というのもありますが、

一番重視されているのが安全性、というところが面白いですね。

コスパや安さに関してはある程度重視されていますが、安全性や使いやすさの方が重視されていることがわかります。

また、

  • デザイン
  • 収納生
  • コンパクト

といったところはあまり重視されていません。

CMをする際は、安全性と使いやすさを主にアピールすることができると良いかと思います。

特に非常食に関しては長期保存ができるもの、ということになりますが、

長期で所有していても腐らないもの、品質に問題がないもの、ということになります。

どれくらい安全なのか、どのようなテストをした商品なのか、というところをアピールしてみても良いかもしれません。

関連記事:関東でテレビCMを流したい!予算はいくらくらい?どんな流し方があるの?

CM放送エリアの決め方

「自然災害に関心の高い」都道府県ランキングによると、

自然災害に関心の高い都道府県は、

  1. 宮城県
  2. 福島県
  3. 熊本県
  4. 高知県
  5. 静岡県
  6. 岩手県
  7. 和歌山県
  8. 広島県
  9. 徳島県
  10. 宮崎県

というランキング結果になっていました。

特にトップ3に関しては、地震の被害が大きかったエリアですので納得ですね。

東北エリアでは宮城県が東北の玄関口も言われ、人口も多いので、

宮城県で試験的に広告を打つ、という企業さまは多いです。

50万円〜100万円程度から出稿が可能です。

また、5位にランクインしている静岡県は日本の縮図とも言われるエリアで、テレビCMのテストエリアとしてよく使われるエリアです。

山も海もあって、地理的にも日本の真ん中にあり、効果測定しやすいと言われています。

こちらの場合は100万円前後から出稿が可能です。

これから東海地震が来るかもしれない、というのは何年も前からずっと言われてきていますので、防災意識が高いのも頷けます。

こういったエリアでまずは試験的にテレビCMを放送してみて、

リアクションを見つつブラッシュアップしていき、のちのちに全国で放送をするというのが良いかと思います。

ご予算に合わせて広告プランをご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

関連記事:CMのお試しをする際のおすすめプラン

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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