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ブランドエクイティとは?高い利益率のまま事業を伸ばしていく方法

ブランドエクイティ
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事業伸ばしていく上で「ブランド力を高める」というのはしばしばマーケティング戦略として挙げられる手段だと思います。

 

ブランド力があることによって、高い利益率で事業を伸ばしていくことができるようになります。

 

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートがブランドエクイティというものについて広告代理店の視点でお話ししてみたいと思います。

 

ブランドエクイティとは

 

ブランドエクイティという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

ブランドエクイティというのは、ブランドそのものが持っている資産的な価値のことを言います。

 

ブランドというのは、その商品やサービスを類似商品やサービスから差別化することができるものであり

ブランドが直接もしくは間接的に企業の資産価値に及ぼす影響は多大なものであると言えるでしょう。

 

というのも、ブランドに対するユーザーのイメージの良し悪しによって、

そのブランドの商品やサービスの価格設定が大きく変わってくるからです。

 

例えばコーヒーが一杯500円という風に言われるととても高いように感じると思います。

 

しかしこれがスターバックスのコーヒーだとしたらどうでしょう?

スターバックスのコーヒーだったら一杯500円でもいいかなと思える人が多いと思います。

 

正直なところを言うと、スターバックスもかなり原価率は低く

一般的なコーヒーの値段設定からするとかなり高い値段設定になっていると思います。

 

値段が高いからといって原価が高いわけでもなく、使われている材料などは安価なものが多いです。

 

しかし多くのユーザーがスターバックスに対して洗練されたとても良いイメージを持っていると思います。

 

私もよくスターバックスを利用するのですが

スターバックスでコーヒーを頼んで嫌な思いをしたことがありません。

 

スターバックスの店員さんは皆優しい方が多いですし、気を遣える方も多いと思います。

 

日本は他国に比べるとかなりサービスが良質な国といえますが、

その中でも日本のスターバックスは群を抜いてサービスが良いお店だと思います。

 

これはスターバックスが社員教育もブランド力を高めるための一つの方法だと思っているからでしょう。

 

店内もおしゃれですし居心地がよくてつい長居してしまうような作りになっていると思います。

 

全国にたくさんのスターバックスがありますが

「スターバックスに行けばどれくらいの値段でどれくらいのサービスが受けられるのか」

ということが多くの人の共通認識としてあるからこそ、原価率の安いコーヒーを高い値段設定で提供しても
スターバックスは人気が落ちないのでしょう。

 

このように信頼度や知名度などの目には見えないものによって裏付けられたブランドの資産的価値のことを

ブランドエクイティと呼んでおり、これは利益率が高い事業を継続していくためにとても必要な考え方であると言えます。

関連記事:新規店舗を開店する時の集客方法

 

ブランドエクイティの構成要素

 

ブランドエクイティを構成する要素として

  • ブランドロイヤリティ
  • ブランド認知
  • 知覚品質
  • ブランド連想

というものをあげることができます。

 

この中でも一番重要なのがブランドロイヤリティの部分で、これはブランドに対するユーザーの愛着のことを言います。

 

ロイヤリティというのは忠誠という意味を示し、ブランドロイヤリティの高い顧客は、同一ブランドを反復購買する傾向があり

固定ユーザーとして長くブランドを愛し利用し続けてくれるという特徴があります。

 

こういったブランドロイヤリティの高い顧客を獲得するために

ブランド力を高めると、市場においても、競合他社に負けることのない独自性を維持していくことが可能となるでしょう。

 

全国どこのスターバックスに入っても、イメージされるサービスというものが同じなので

例えばよく知らないコーヒー屋さんとスターバックスが並んでいた時、「ゆっくり落ち着いた場所でコーヒーを飲みたい」と顧客が思えば

その顧客は必ずスターバックスへ行くと思います。

 

ブランドエクイティというのは、より商品やサービスをリピートしてもらうためにもとても重要なものなのです。

関連記事:【広告代理店が考える】新規顧客を固定客にするためにできる手法とは

 

ブランドエクイティとマーケティング

 

例えば消費者が店頭に立って、何かを買おうと悩んでいる時に、

すでに使ったことがあるもの、購入したことがあるものは選ばれやすいという傾向があります。

 

いつも行くスーパーマーケットで、いつも同じ牛乳を買っているという経験はないでしょうか?

 

一つのスーパーマーケットでも、何種類かの牛乳を販売していることが多々ありますが

一度買った牛乳に対して親しみを感じている顧客は、必ずまたその牛乳を買うという傾向があるのです。

 

一度買ったことによって品質を知り、そこに信頼感を持ってもらうことができれば

顧客はリピーターになってくれるということです。

 

最近ではブランドに親しみを持ってもらう、というブランド力の伸ばし方も増えてきています。

 

ソーシャルメディアによる「口コミ発信」が増えたせいで、

商品のメリットばかりを説明する広告ではなく、実際にその商品を使ったことがある人のメリット、さらにデメリットも情報として取り込んだ上で

ユーザーは商品を購入するかどうかということを判断するようになってきています。

 

ですから商品やサービスの良い面だけしか宣伝をしないという広告は、

逆にユーザーから不信感を買ってしまう、という風潮になってきています。

 

だからこそ企業側からユーザーへ一方的な発信をするのではなく

例えばソーシャルメディアでユーザーと意見交換をしてみたり

口コミなどをあえて精査せずに、公式サイトに掲載してみる、

 

というような、まずは顧客の信頼を獲得するというところから始めてみると

それがブランドエクイティへと繋がっていくのではないかと思います。

 

またソーシャルメディアだけではやはりインターネット上の広告になってしまいますので、

それに加えてテレビCMなどをすることによって、「テレビCMもすることができるような企業なのだ」というような信頼感を得ることができます。

 

色々なメディア媒体を上手く並行して使って行くことにより、顧客の信頼を獲得することができるでしょう。

関連記事:テレビCMの効果には「信頼」もある

 

弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、広告を出稿したいという企業の皆様へ、広告プランのご提案をさせていただいております。

ご興味ご関心がございましたら、下記フォームまたはチャットよりお気軽にお問い合わせください。

関連記事:CM制作費の相場はいくらか

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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