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【テレビ】デジタルビデオカメラで撮影を行う時に知っておきたいこと

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作に携わっています。

番組制作スタッフとして配属されると、最初はアシスタントディレクターとして働くことになりますが、仕事に慣れてくれば自分でカメラを構えて撮影に行くこともあります。

そこで今回は、デジタルビデオカメラの撮影をする時に知っておきたいことや注意したいことをまとめてみたいと思います。

ぜひこれからアシスタントディレクターのお仕事を始める方に読んでいただけたら嬉しいです。

人物撮影のサイズ(ショットサイズ)

人物を撮影する時、画面におさめるサイズによって印象が大きく変わります。

よく使われるショットサイズをご紹介します。

フルショット

人物の頭からつま先まで、全身が映るサイズです。

おしゃれファッションコーナーなどではよく見るショットかもしれませんね。

ニーショット

人物の頭から膝までが映るサイズです。

上半身の動きと表情を撮影するのに効果的です。

ウエストショット

人物の頭から腰までが映るサイズ。

バストショット

人物の頭から胸あたりまでが映るサイズ。インタビューでよく使われるサイズです。

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録画が行われているかの確認は必須

録画がきちんと行われているか、表示画面などで必ず確認することが大事です。

機種によりRECボタンの形状などに違いがあります。

使い慣れない機種を使い、RECボタンを押したつもりが押されていなかったり、逆に停止したはずが停止していないこと、

移動する際に間違って撮影されてしまうことは、プロのカメラマンでも見かけた失敗です。

「逆REC」「逆タリー」と呼ばれ、致命的な状況に繋がるミスではありますが、

表示画面を見ればRECされているか、停止したかの確認はでき回避できる初歩的なミスなので注意しましょう。

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マイクのチャンネル設定の確認

撮影前に、マイクのチャンネル設定などは確認しましょう!

一般的に音声収録は1chと2chを使用し、素材チェックの時もメインの1chの音で確認されます。

ハンドマイクを使う場合はメインとなるハンドマイクの音を1chに、

カメラマイクやガンマイクの音を2chに収録し、撮影前にちゃんと振り分けられているかチェックしましょう。

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周りのノイズに注意

インタビューなどを自分で撮影をするときは、周りのノイズ(サイレン音、街宣車の声など)で取材中の音声(相手の声など)が潰れてしまうことがあります。

また、音声の設定を前に使用した人がいじっていてうまく録音されていない場合もあるので、カメラを回す場合は必ずイヤホンをして撮影中の音声を確認するようにしましょう。

街頭インタビュー中などの場合は、「今サイレンが入ってるから、ちょっと待ってください!」など、音が気にならなくなるまで中断するようにします。

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カメラの設定

カメラの「フォーカス(ピント調整)」は、AF(オートフォーカス)にして被写体の顔などに合わせ、そのあとMF(マニュアルフォーカス)に切り替えると、撮影中にピンボケしにくくなります。(オートのままだとカメラの性能で他の対象にピントが行ってしまう場合があるので)

また、「ホワイトバランス(色温度)」の調整は、マニュアルでやると撮影場所が変わったり、日が陰ったりといった周りの明るさが変わった時に再調整が必要になります。

再調整しないと妙に“赤い映像”や“青い映像”になってしまい、編集室でも修正できなくなることもあります。余程のことが無い限り、ホワイトバランスはオート設定が無難でしょう。

ちなみに逆光での撮影は被写体が暗く映ってしまうので、カメラポジション、光源の位置に注意しましょう。

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素材管理

デジカムの映像データは、録画~停止をするたびにSDカードの中には“新しいファイル”が作られます。(映像データが1本の動画ではなく分割された状態で保存されます)

そのため、撮影したタイミング(時刻)をメモしながらの街頭インタビューのような取材や、発生したタイミングを記録したいニュース系の撮影時は、カメラのタイムコードを「リアルタイム(実際の時刻)」に合わせて設定して、

「FREE RUN(フリー・ラン/録画していない間も時間は進む設定)」で撮影すると、
記録されたタイムコードは実際の時間とほぼ同じになるため便利です。

これは複数台のカメラで同時に撮影(パラ収録)した素材を編集するときにも有効です。

【インタビュー】AD3年目!自分の特徴を出せる映像作りを目指しています

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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