テレビCMの出稿を検討されている企業さまに最初にお聞きする内容は
- 全体ご予算
- ターゲット層
- 放送検討エリア
- 放送内容
- 放送目的
です。
広告をあまり行っていなくて、この時点でターゲット層がまだ具体的ではない、という企業さまもいらっしゃるのですが、
テレビCMを放送する時はターゲット層をなるべく具体的にすることが大切です。
今回は広告代理店の弊社ライズアドバートがテレビCMをする時のターゲットの決め方について解説してみたいと思います。
テレビCMを放送する時のターゲット設定の重要性
テレビCMというのは広く多くの人へ認知を高めるために行う広告です。
ですがターゲットを設定するというのはとても大切。
例えば、男性向けのCM動画にするのか、女性向けのCM動画にするのかで全然内容が変わってきます。
さらにどの年齢層にするかによって、放送時間帯や選ぶテレビ局も変わってきます。
例えば働き盛りの20代〜30代の男女をターゲットとするのであれば、朝の情報番組や深夜のお笑い・エンタメ系の番組あたりにCMを放送するのが良いでしょうし、
主婦向けに放送するのであれば夕方の情報番組やドラマの再放送の時間帯なんかも人気です。
高齢者向けで放送するのであれば、BSやCSなどを使って専門チャンネルで放送すると、予算を抑えて全国放送ができますし、
ビジネスに興味がある方にはビジネス系の番組を多く持つテレビ東京や日経CNBCなんかも人気ですね。
このようにターゲットを決めることで放送に関する条件も色々決めていくことができるので、ターゲットをより具体的に決める、ということはテレビCMを行う時も大切なことなのです。
関連記事:CMターゲット別に出稿企業と出稿例を広告代理店が解説します
Googleアナリティクスで分析してみる
ターゲットの決め方がわからない、という場合は、まずは自社の公式サイトのGoogleアナリティクスの分析をしてみると良いでしょう。
GoogleアナリティクスはGoogleが無料で提供しているサイトの分析ツールです。
ユーザー属性を見れば、サイトを訪れているユーザーの
- 男女比
- 年齢
- エリア
- インタレスト(興味があるジャンル)
などを調べることができます。
自社サイトを訪れてくれているユーザーというのは少なからず興味を持って検索をしてたどり着いてくれたユーザー、というこになりますので、これらのデータをもとにターゲット層を設定してみても良いのではないでしょうか。
関連記事:CMを流す時間帯は何時ごろが良い?内容・ターゲットからの決め方
エリアの決め方
テレビCMを放送する時はエリアを決める必要がありますが、
ある程度はどれくらいの予算があるかで放送できるエリアが決まってきてしまうと思います。
- 全国で放送する場合は5000万円程度〜
- 人口の多い関東で放送する場合は2000万円程度〜
- 近畿・中部エリアでは500万円程度〜
- そのほか地方局や独立局であれば50万円程度〜
おおまかにこのような目安となります。
商品の取り扱いが全国の場合は、まずは地方局をいくつかピックアップしてみて、そこで同条件でテレビCMを流してみると、どこで一番反響があったか、というデータをとることもできます。
初めてテレビCMをする時に試験的エリアとして選ばれやすいのは、
- 人口も多く、海も山もあって日本の縮図と言われる静岡県
- 土地が広く、主に寒いエリアをターゲットとしたCMで使われやすい北海道
- 購買意欲が高く人口も多い福岡県
といったあたりでしょう。
ご相談いただければ、商品やCM内容に合わせて、エリアのご提案もさせていただきます!
関連記事:CM広告のエリアの決め方について
ペルソナを設定する
ペルソナ、と言って自社の商品やサービスを購入してくれる架空の人物を設定するマーケティング手法があります。
ペルソナ設定の際は、
- 名前
- 年齢
- 性別
- 職業
- 家族構成
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 最近の悩み
など、とてもパーソナルな情報を架空で設定していきます。
これをターゲットとして考えてマーケティングを考えていくわけですね。
よりイメージが具体的になりますし、こういったやり方をしてみるのもわかりやすくて良いと思います。
関連記事:わかりやすいCMってなんだろう?広告代理店が考えてみた
広告代理店に相談する
企業さまによっては、マーケティングのことは全くわからない、テレビCMも初めて、ということもあると思います。
不確定要素が多くても、ぜひお気軽にご相談ください。
広告代理店は広告に対する知識がない企業さまをサポートする会社です。
商品やCMの目的に合わせて、こちらで広告プランを考えさせていただきます。
またどのようなアプローチの仕方があるのか、選択肢もご提案させていただきますので、その中でご担当者さまに選んでいただく、ということももちろん可能です。
関連記事:初めてのCM放送の時に知っておきたいことを広告代理店が解説します
