CM・広告の仕組み PR

CS放送でCMをする効果

CS放送でのCM
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CS放送というのは衛星放送の一つでBS放送と似ています。

 

今は同じアンテナで受信できますので、BSとCSを分けて考える必要は無いのですが、

手続きの名残で呼び方が残っていると言ってもいいです。

 

そのためかちょっとわかりにくい、と感じている人も多いのではないでしょうか。

 

CS放送とは

 

テレビの放送といえば、大きくは

  • 地上波
  • 衛星放送

があります。

 

もちろんネットテレビもあります。

 

今回取り上げるCS放送というのはこの中の、衛星放送になります。

 

衛星放送というものが出来るようになったのは、人工衛星の打ち上げが可能になったからなんですね。

 

この人工衛星というのは今では当たり前になっていますが、

人類最初の人工衛星はそんなに昔の事ではなく1957年だったんです。

 

打ち上げたのはソビエト連邦でした。

 

そして、日本ではじめて人工衛星が打ち上げられたのは1970年、つまり昭和45年のことです。

その頃は、打ちあげても試行錯誤で、なかなか実用には届かなかったようですが。

 

さて、そもそも人工衛星っていろんなことに使われているんですよね。

  • テレビなどの通信の他
  • ひまわりのような気象用の衛星
  • 地球や宇宙の観測用の衛星

そして軍事用にも使われたりします。

 

そしてテレビに活用され始めたのは1980年代の後半です。

 

NHKの衛星放送をはじめとして、その後CSバーン、ディレクTVとかパーフェクTVなどが出来てきました。そのころのことを覚えている人も多いと思います。

 

現在はスカパーが有名ですね。地上波でCMもしていますし。

 

CSっていうのは、もともと事業者用の通信手段で、個人宅に直接電波を送るものではありませんでした。

それに対して、BSというのは個人に直接電波を送るための放送用電波なのです。

 

ところが最近はCSも直接個人に電波を送信出来るようになり、

同じ衛星を使い、同じアンテナを使って受信が出来るようになったので、現在ではBSとCSの区別はあまりなくなったわけです。

 

ただ手続き上、未だにCSとBSという名前が残っていて、チャンネルによりCSとBSに分かれているんですね。ちょっとややこしいです。

 

地上波が無料視聴できるのに対し、CS放送は基本的に有料放送です。

加入に400円程度かかり、チャンネルを選択することで、プラスで費用がかかります。

 

また地上波が、テレビをつけて、なんとなくザッピング(チャンネルをリモコンでガチャガチャ切り替えること)をしながら面白い番組を探すことが多いのに対し

CS放送はあまりそれをしないと言われています。

チャンネルが多いので、このチャンネルを見たいからテレビをつける、とか

この番組を見るためにテレビをつける、という具合に

ながら見ではなく比較的はっきりとした意志で見る、ことが多いのではないでしょうか。

関連記事:電波オークションとテレビの今後に思う事

 

CS放送でCMをするメリットとデメリット

 

CS放送にもCMがありますが、そのメリットとデメリットは何なのか考えてみたいと思います。

 

CS放送でCMをするメリット

 

CS放送でもCMをすることができますがそのメリットはいくつかあると思います。

 

一番のメリットは、チャンネルにより視聴者がどんなことに興味を持った人なのかということがテレビより細かく分かれているということではないでしょうか。

 

CSは

  • プロレス
  • ラグビー
  • 釣り
  • 邦画
  • 海外ドラマ
  • 時代劇
  • 歴史
  • 囲碁
  • アメリカアニメ
  • 経済
  • ニュース
  • 動物

などチャンネルにより細かく分かれている傾向があります。

 

対して地上波の場合は、一つのチャンネルが朝はニュース、昼は情報番組、夜はドラマ、スポーツなど

同じチャンネルでいろんなものを流しています。

 

万人に興味を持ってもらうような番組構成とも言えるでしょう。

 

CSはよりマニアックなチャンネルが多いと言えます。

 

そのため、たとえば、筋肉を鍛えるジム施設や、サプリメントならCSのプロレスチャンネルのところにCMを打つとか、

釣りの番組に釣り関係の商品CMを入れるなど、的確なターゲットに向けてCMが打てるということです。

 

地上波にCMをすると、視聴者は多いのですが、全く興味のない人も大勢見るため、興味を持ってくれる人の割合が低くなりがちです。

 

それに対しCSの場合は、視聴する人数が多くなくても、割合として、興味のありそうな人にCMが届くため、認知度の割合としては高くなるということが言えます。

つまり視聴率自体が低くても効率がいいということです。

 

またCSは値段が安いということがやはりメリットでしょう。

 

番組、チャンネルが多岐にわたるので、値段は様々ですが、視聴者が少ない分、値段も地上波よりかなり安くできます。

 

CMにはCMをやったという信用力がつくという利点もありますが、

もしそれだけを求めたい、という場合はCSでCMをするというのもいいのではないでしょうか。

 

CM制作費は別途かかってきますが、CS放送でCMをする場合は10万円程度からでも可能です。

 

CSの現在の加入件数は大体300万件強のようです。

加入方法としては基本料金の他、通常複数のチャンネルを選ぶような加入のやり方をする人が多いと思います。

 

全国で見ることができるので、視聴者が少ないとはいえ全国放送というところもメリットでしょう。

 

有料チャンネルなので、見たいという気持ちが強い人が見ているということから、ピンポイントでターゲットに訴えることができます。

 

CSも基本的には地上波と同様の考査がありますが、地上波に比べるとゆるいとも言われていますね。

関連記事:CMの考査って何だろう?を代理店が徹底解説!

 

CS放送でCMをやるメリットをまとめると

  • チャンネルの視聴者層がかなり絞られている
  • CM枠の料金が安い
  • 全国放送
  • 考査が地上波に比べると緩い

といったところです。

 

CS放送でCMをするデメリット

 

ではCS放送でCMをする場合のデメリットは何かと言うとやはり視聴者が少ないということでしょう。

 

確実に興味のある人に見てもらえるという可能性は高くても、

そうでもない人にCMを見てもらって、新たな興味をもってもらい、新たな顧客を取り込むのは難しいかもしれません。

 

またCSでCMをしましたと言っても、どうやってみるの?うちでは見られない、という人も多いと思います。

 

その結果CSでCMをすることがどれだけ信用やステイタスにつながるのかというところについては、人それぞれ受け取り方が違うでしょう。

 

CSはチャンネル、番組が多いため、どこに流したらいいのか、どうやったらいいのかよくわからないという声もよく聞きます。

 

CMをする場合はどんな番組、どのチャンネルに流したいかということを、ある程度企業側も考える必要がありますが、

そもそもどんな番組があるのかよくわからないので踏み切るのが面倒というのがあるようです。

 

見方がわからない、仕組みもよくわからない、しかも有料、というところは根本的な問題のような気がしています。

関連記事:テレビCM用の動画を制作したら、どんな媒体で配信できるのか

 

CS放送でCMをやるデメリットをまとめると

  • 地上波に比べて視聴者が少ない
  • CSの見方がわからない
  • チャンネルが多すぎて複雑
  • CMをやったという実績への信頼が地上波ほどない

といったところでしょう。

 

CSでCMをやるなら

 

弊社ライズアドバートはテレビCMを中心とした広告代理店で、

もともと番組制作会社として始まっている関係もあり、今でもテレビ番組制作を併せて行っております。

 

主にドキュメンタリーやテレビCM制作に携わっておりますので、企業のブランディングを考えた動画制作に特化しており、

動画の制作から広告枠の獲得をワンストップサービスでご提供できますので、余計な中間マージンが発生することもありません。

 

CS放送の場合は確かにデメリットもあるものの、

ターゲット層がチャンネルによってかなり絞られているので、「こういったターゲット層に訴求したい」という前提条件が明確な企業様の場合は

地上波でCMをやる前にお試しでCS放送でCMを放送するのもおすすめです。

 

ご予算段階からご相談させていただきますので、下記フォーム、またはチャットよりお気軽にご相談ください。

関連記事:CMのお試しをしてみませんか?

 

 

では今日はこのあたりで。

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