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カレールーのCMをする時に考えたい消費者意識

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はカレールーのCMをする時にどんなCMにすればいいのか、実際にカレールーを使っている消費者の声をもとに、考えてみたいと思います。

えいぞーさん

カレーって美味しいですよね〜!

定期的に食べたくなっちゃいます!

カレーを食べる頻度は男性の方が高い

【 カレー 】に関するアンケート調査(第7回)を見てみると、カレーを食べる頻度は

  • 月に2〜3回程度
  • 月に1回程度

が各3割強となっておりボリュームゾーンです。

男性では週1回以上食べる人が2割弱で、女性より高くなっている、というのが面白い結果だなと思いました。

女性に比べると男性の方がカレーが好きな人が多いのかもしれませんね。

また女性の10・20代は、他の層より食べる頻度が低い傾向となっています。

カレーの準備方法では、

  1. 自宅で作ったカレー…80.7%
  2. レトルトカレー(パウチ入り)…49.8%
  3. 外食…26.8%

という結果になっており、さらに「カレーを週1回以上食べる人」では「レトルトカレー(パウチ入り)」の比率がやや高くなっています。

どこをターゲット層とするか、ですが、

やはりカレールーの場合は自宅でカレーを作る人であり、

その場合はファミリー層、特に女性がメインターゲットになるでしょう。

お子様が小さい家庭の場合は子供にとって食べやすいカレーをチョイスするでしょうし、

ある程度子供が大きかったり、子供のいない夫婦であれば大人向けのカレーがチョイスされやすいと思います。

ファミリー層であっても、どんな家庭で食べてもらいたいカレーなのか、ペルソナを設定していくと良いと思います。

関連記事:テレビCM放映に向けたペルソナの設定の仕方

カレールーを選ぶ時の基準

同アンケートで市販のカレールウ購入時の重視点を見てみると、

  1. 味…69.9%
  2. 価格…48.8%
  3. 辛さ…44.7%
  4. こく…20.5%
  5. 香り…18.2%
  6. メーカー…17.8%
  7. 容量、サイズ…14.3%
  8. 賞味期限・消費期限…11.9%

といった結果になっていました。(上位を抜粋して記載)

味はどうしても食べてみてもらわないとわからないものですが、

どういうこだわりがあるのか、どういう材料が使われているのか、といったところをCMで見せて、「美味しそう」「食べてみたい」と思ってもらえるような映像にするのが一番ですね。

また、辛さについても個人的な感覚になりますので表現が難しいですが、

激辛ブームなんかもありますので、ものすごく辛い味のカレー、みたいな商品は印象には残りやすいかもしれません。

辛さについて言及しているCMはあまり見かけないので、そういう切り口もいいかもしれませんね。

関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!

カレールーの不満点

同アンケートで見られた市販のカレールウの不満点を抜粋して記載します。

固形ルーは1度開けると使い切る必要があるので、細かい量の調整がしにくい。
糖質が多い物が多いので、少ない商品が出ると良い
パッケージの説明を読んだイメージより実際甘い時がある
辛さを自分で調節できる粉末材料などがあると面白いです。
パッケージにアレンジレシピが表示されているとありがたい。

この不満点を見ていると、自宅でカレーを作る人はある程度自分でアレンジをしたいと考えているのかな?と感じますね。

  • 細かい量の調整→ボリュームを自分でアレンジしたい
  • 辛さを調整したい

といった要望に対してアプローチできる商品になっていると良いかもしれません。

またパッケージにアレンジレシピがついているとありがたいという意見もありますので、

ボリュームや辛さについても、アレンジレシピで提案する、という手もあります。

例えばCMでもカレールーの新しい使い方を紹介してみたり、

テレビCMでは通常の使い方を紹介して、ウェブCMでアレンジレシピの紹介をする、というようなやり方もできるでしょう。

テレビCMをやる時は映像制作が必要になりますが、

その際に一緒にウェブCM用の映像も撮影しておくと、撮影が1回で済みますのでコストを抑えることができます。

関連記事:テレビCM制作と一緒にウェブCM用も制作!賢く素材を作っておく方法

CMをするのにおすすめの条件

カレーライスが好きな都道府県ランキング、1位は●●県! -2位は北海道という記事を見てみると、

カレールウの年間支出金額を2012年度に限って見ると、

  1. 鳥取市…1,409円
  2. 熊本市…1,364円
  3. 鹿児島市…1,216円

となっていました。

また、タウンページデータベースに登録されている職業分類「カレーハウス」のデータを追ってみます。

都道府県別人口10万人あたりの「カレーハウス」登録件数は、

  1. 石川県
  2. 北海道
  3. 東京都

というランキングに。

テレビ業界で言うと、熊本県や鹿児島県といったエリアは50万円程度からCMを放送することができるエリアです。

北海道になると人口も増えるので、100万円程度から。

この辺りは試験的にテレビCMを放送することが多いエリアになりますので、

最初はこのエリアでCMをしてみる、というのは良いかもしれません。

最近のテレビCM業界では、地方ローカル局がとてもおすすめです。

というのも、都心に比べてかなり安くテレビCMを放送できるというのもありますが、

何より都心よりも地方の方が情報の依存度がテレビで高いんですよね。

テレビCM効果が得やすいのが地方なのです。

全国的にテレビCMをしたいような商品でも、まずは限定的な地域でCMをしてみて、そこから徐々にエリアを広げていくのが良いかなと思います。

関連記事:地方のテレビCMは30万円からできる?やれることを紹介します

ご予算に合わせてCMプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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