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F1層がターゲットの時のテレビ広告戦略

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広告を打つ時により広告効果を高めるためターゲット層を設定すると思います。

ターゲット層はより具体的であればあるほど良いでしょう。

 

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが、メインターゲットがF1層である場合の効果的なテレビ広告の放送方法について解説していきたいと思います。

 

F1層とは

 

F1層とは主にマーケティングや広告業界などで使われる言葉で20歳から34歳の女性を指しています。

 

F1層のFはFemaleのFです。

20歳から34歳というのは社会に出たばかりの消費意欲の強い女性で、特に注目されやすい年齢区分です。

新しいトレンドにも敏感な年齢なのでこの年齢層で流行すると一気に注目を集められることから、ターゲットになりやすいですね。

 

ちなみに他の年齢区分は

  • F2層が35歳から49歳の女性
  • F3層が50歳以上の女性

男性はMaleの頭文字をとって「M」がつけられていて

  • M1層が20歳から34歳の男性
  • M2層が35歳から49歳の男性
  • M3層が50歳以上の男性

となっています。

 

他にも

  • チャイルド、キッズを指す男女4歳から12歳のC層
  • ティーンエージャーを指す、男女13歳から19歳のT層

などもあります。

関連記事:テレビCMに関する広告用語を広告代理店が解説!

 

F1層がテレビを見る時間帯

 

女性の場合は専業主婦か仕事をしているかどうかによってテレビを見ている時間帯が変わります。

そのためF1層をターゲットにしている場合は専業主婦なのか、それとも働いているF1層なのかということを先に決めておいた方が良いでしょう。

 

専業主婦の場合は平日でもテレビを見ている時間が長く、視聴率のピーク時間帯は

  • 朝の7時から9時まで
  • お昼の12時から13時半頃まで
  • 夕方の19時から22時頃まで

となっています。

 

逆に視聴率が低いのは

14時から16時までの夕方の時間です。

 

この時間帯はドラマの再放送などをやっている時間帯で、主婦層にアピールをするのであれば良しとされる時間帯ではありますが、

F1層の場合は逆にこの時間帯の視聴率が落ちていることがわかります。

 

同じ主婦でも年齢層によって視聴時間帯が変わるということに注意しておいた方が良さそうです。

 

また専業主婦の場合は朝の時間帯の視聴率が高いですが、夜の時間帯の視聴率は働きに出ているF1層のほうが視聴率が高いです。

 

テレビの視聴時間も専業主婦の方が仕事をしているF1層よりも長いという違いもあるので、

専業主婦の場合は時間帯の幅をとってもいいかもしれませんが、仕事をしているF1層にアピールをするのであればもう少しピンポイントの時間帯を狙った方が良いかもしれません。

関連記事:主婦をターゲットにしたCMはどのようにやったらいい?

 

F1層が多いエリア

 

予算が潤沢にあって全国でテレビCMを放送することができるのなら良いですが最初から大きな費用をかけるのはリスクがありますし、

最初はエリアを限定して効果測定をしながらABテストをしていくのがおすすめです。

 

では人口分布的にF1層が多いのはどこなのかと言うと、20代が多い都道府県ランキングは

  • 1位が東京
  • 2位が神奈川
  • 3位が大阪府

となっています。

やはり都心部に若い世代が集中していますね。

 

また土地が広い北海道広島県愛媛県福岡県などが地方だと20代の人口が多いエリアとなっています。

 

この中でも20代において女性の方が人口が多いエリアは大阪府と福岡県です。

広域圏である

  • 関東エリア
  • 関西エリア
  • 中京エリア

はどうしても複数の都道府県に放送エリアが及ぶのでCM放送料金も高くなってしまいがちです。

 

なのでなるべく料金を抑えてはじめの一歩として試してみるのであれば福岡県がオススメと言えます。

 

県民性的にも購買意欲が高いのでお試しとして使われやすいエリアでもあります。

関連記事:福岡でCMをする時に知っておきたいこと。向いている商材は?

 

F1層が興味があるもの

 

F1層は自分への関心がとても高く消費行動も盛んです。

自分への関心が高いためファッションやヘア、化粧品など自己投資となるような商品が多いのが特徴となっています。

 

またトレンドに敏感なため新商品や限定品などに対する消費意欲が高いです。

消費行動が盛んな反面、節約意識が高く価格に対して非常にシビアな面があるのも特徴のひとつで、

最近はシェアリングサービスなど実際に自分がもたなくてもシェアすることで使いたいときに使うことができるというものが人気になりつつあります。

安価で品質の良い商品が大人気だと言えるでしょう。

逆に価格帯が高く高級志向な人をターゲットにする場合はF1層から外れてくるかと思います。

関連記事:ターゲットが限られている時の広告媒体の選び方

 

メディアミックスがおすすめ

 

F1層はテレビだけでなくSNSはYouTubeなどの様々な媒体に日常的に接している世代です。

そのため様々な媒体でアプローチをしていくことでより大きな広告効果を得ることができます。

広告用語でメディアミックスという呼び方をしますが複数のメディア媒体で同時に広告を並行して出すというのも戦略のひとつです。

関連記事:初めてCMを放送する時のおすすめテレビ局

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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