就職活動前にインターンに行く人も多いと思いますが、
インターンというのは完全に「会社に入ってからの仕事」を任せてもらえるものでもありません。
確かに仕事を選ぶ上ではとても重要な制度だとも思うのですが
仕事を具体的に意識し、イメージできないままにインターンに行っても、正直あまり意味がないのではないのかな、というのも本音です。
映像業界系の会社にインターンに行く場合は、どんなことを学び取ろう、という意識があったらいいのでしょうか?
現場にどんな仕事があるのか
インターンに行ったら、その映像の現場にどんな仕事があるのか、ということをしっかり把握するようにしてみましょう。
映像制作の業界は特に役職の線引きも曖昧で、
誰がなんの仕事をしているのか、ということは興味を持って調べないとわからなかったりするものです。
まずはその現場でどんな仕事をしている人たちがいるのか、ということを把握することが大切です。
これがわかるようになると、仕事の全体の流れもつかみやすくなりますし
何より、自分が目指す仕事の形を明確にイメージすることができるようになると思います。
インターンの場合はなかなか重要な仕事は任せてもらえない歯がゆさもあるでしょうが、
だからこそ、実際に働いている人たちの仕事の様子をしっかり観察することができる余裕もあるでしょう。
その現場で「あの人のような仕事がしたい」と思えるような人が見つかるかどうか、というのはインターンで抑えておきたいポイントです。
ただ漠然と「映像を作るのが楽しいから」「仕事は楽しいことをしたいから」という理由で映像業界に入ってくる人はたくさんいます。
もちろん動機はそこで全然良いと思います。
しかし、その後が問題です。
どういう風に成長していきたいのか、どこを目指していくのか。
そういったことがはっきりしないと、突然「何がやりたいんだろう」という気持ちに気づいてしまう人もいます。
映像業界は特に忙しい仕事も多いので、いざ映像業界で仕事をするようになると目まぐるしく日々が流れて行く中で、
あまり自分が自分の将来についてしっかり考える時間というのをとれなくなっていくでしょう。
そして本当に自分が進みたい方向がわからなくなった時、
仕事をなんのためにしているのかも見失ってしまうことがあります。
インターンという仕事を始める前段階の時点から、自分はどこに進んでいきたいのか
どういう仕事をしていきたいのか、ということを考えるのは非常に重要なことです。
仕事に楽しみが見つかるか
インターンで仕事に入った時にチェックしておきたいポイントは、その仕事の中に楽しみを見つけられるかどうか、ということです。
仕事というのは楽しんでできないと長くは続けることができません。
この映像業界では特にそれが顕著だと思っています。
自分が就きたいと思っている仕事は、実際にやってみると自分のイメージとズレがあることも多いです。
だからこそ、インターンの時点で、「本当にこの仕事は自分のやりたい仕事なのか」「仕事をやっていて楽しいと思える部分があるか」ということをよく考えてみましょう。
スケジュール的にハードなこともあるのが映像業界です。
上下関係もまだまだ厳しい現場もありますし、メンタル的にきついと思うこともやっぱりあるものだと思います。
そんな中で、それを上回るほどに好きだと思えるかどうか。
それがきっとこの映像業界で長く仕事を続けている人が持っているものだと思います。
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自分に合う働き方ができるか
映像業界の仕事は、スケジュール的にハードな現場ももちろんあります。
特にテレビ局関係の仕事は納期がきっちり決まっており、
それをオーバーしてしまう、というのは絶対にできないことです。
作っているテレビ番組が制作が間に合わずオンエアできませんでした、なんてことは許されないですからね。
仕事をしっかりとこなすためにも、突然仕事のスケジュールが変更になったり、
徹夜して仕事をしなくてはいけない、なんてこともよくあることです。
そういったスケジュールの中でも楽しくやっていくことができるでしょうか?
自分が思い描いたライフスタイルでやっていくことができるでしょうか?
自分が思っていた以上にとんでもないスケジュールだったとしても、楽しくやっていくことができそうでしょうか?
自分の働き方について、今一度インターンの時に検討してみるべきだと思います。
関連記事:新人ADが仕事を始めてきついと思うこと
学生のうちから働く
インターンの前に、映像業界の現場で働くことも可能です。
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社ですが、テレビ局で実際に番組を制作するお仕事をしてくださる学生の方を募集しています。
自分の仕事の方向性を固めるためにも、学生のうちからテレビ局でアルバイトをしてみませんか?
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では今日はこのあたりで。