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フライパンのCMをやる時に考えたいユーザーの要望や不満

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回は、フライパンのテレビCMをやる時にどんな内容にするべきなのか?

ユーザーの要望や不満を見つつ、戦略を考えてみたいと思います。

フライパン購入時に重視されているポイントは「焦げつきにくさ」

和平フレイズ株式会社が行ったアンケートによると、フライパン購入時に重視されているポイントは、

  1. 焦げつきにくさ
  2. お手入れが簡単
  3. 多用途
  4. 耐久性
  5. 収納しやすさ

となっていました。

えいぞーさん

料理をするならほぼ毎日使うであろうフライパンは、

焦げつきやすいと食事にも影響が出ますし、洗う時も面倒で手間がかかりますよね…!

フライパンのCMをする時は、焦げつきにくい、というのを全面的に押し出すようなCMにしてみるのもいいかもしれません。

またフライパンに関するアンケートを見てみると、「フライパンを使う頻度は?」という設問では、

  • ほぼ毎日…75%
  • 週に4〜5回…13%
  • 週に2〜3回…11%

という結果が出ていました。

かなり多くの方がほぼ毎日フライパンを使っていることになります。

とにかくほぼ毎日となると、「どれだけ楽に、時短できるか」ということを考えて料理をしている人は多いのではないかと思います。

それを強調するCM内容になると良いでしょう。

関連記事:主婦をターゲットにしたCMはどのようにやったらいい?

フライパンへの不満、第一位は「こびりつきやすい」

同じくフライパンに関するアンケートによると、

持っているフライパン、お困りごとや不満は?という設問において、

  1. こびりつきやすい
  2. 重い
  3. 焼きむらが出る
  4. 熱伝導が悪い
  5. 汚れが落ちにくいい
  6. 大きい・小さい
  7. 錆びやすい

というような意見が出ていました。

フライパンのCMに興味を持ってくださる方というのは、すでに今別のフライパンを使っていて、そのフライパンに対して何かしらの不満を抱いている人です。

そのため、こういった不満を解決することができる商品です、というアピールの仕方ができると、CMも印象に残りやすくなるでしょう。

CMのパターンを複数パターン作ってみる、というのもおすすめです。

こびりつかないパターン、軽くて女性でも扱いやすいパターン、など。

複数パターン作って、段積み(CMを続けて放送するやり方)などを試してみると、より覚えてもらいやすいです。

関連記事:段積みとは?CMの放送の仕方について、広告代理店が解説!

外食費に一番お金をかけないのは青森県

都道府県別外食費用を見てみると、外食費にお金をかけない都道府県は、

  1. 青森県
  2. 鳥取県
  3. 沖縄県
  4. 秋田県
  5. 山口県
  6. 北海道
  7. 愛媛県
  8. 新潟県
  9. 福島県
  10. 和歌山県

という順になっていました。

外食費にお金をかけない、つまり自炊が多いと言い換えることができると思いますので、こういった地域からCM放送をスタートしてみると良いかと思います。

特に北海道なんかは人口も多く、よくテレビCMの試験放送エリアとして使われるエリアでもあります。

だいたい100万円〜200万円程度(CM制作費は別)でCMを放送することが可能です。

いきなり全国や関東エリアでのテレビCMとなると数千万円〜億単位で予算が必要になってしまいますので、試験エリアで放送し、反応を見つつ内容をブラッシュアップしたり、放送時間帯や本数などを調整していくのがCM業界では一般的です。

また、テレビCMは放送してからすぐに爆発的な結果が出ることは稀です。

認知度を高める、ブランドの信用度をあげる、ということが一番の目的になってくるかと思いますので、継続して放送をしていくということが大切です。

そのため、このような日用品として使われる商品を販売するためのCMなのであれば、

無理をして短期間でCM放送をするよりも、長期的な目線でCMを放送することを考えた方が良いでしょう。

関連記事:CM広告のエリアの決め方について

タイムCMかスポットCMか

テレビCMには、大きく分けると2つの種類があります。

  • 特定の番組のスポンサーとなって、その番組の中で毎週テレビCMを放送するタイムCM
  • 特定の番組のスポンサーにはならず、時間帯を指定して、その時間帯の中でランダムに放送をするスポットCM

特定番組のスポンサーとなるタイムCMの場合は、競合排除の考え方があり、すでに競合するスポンサーが入っている番組の場合は、そのスポンサーが提供を終了するまでスポンサーに入ることができません。

ただ、料理番組やグルメ番組などはフライパンのCMとは相性が良いと思いますので、こういう枠を狙ってみるのも良いかと思います。

スポットCMは特定番組のスポンサーになるわけではないので、CMを放送したいと思って映像を制作し、それをテレビ局に納品すればすぐに放送をすることができます。

タイムCMに比べると予算も抑えやすい傾向にありますので、まずはお試し的にスポットCMから始めてみるのも良いかもしれません。

詳しくは広告代理店にぜひご相談ください。

関連記事:テレビCMの目的に合わせてタイムCMかスポットCMかを選ぶ

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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