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グミのCM、ターゲット層はどこで、どんな内容がいい?

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今回はグミのCMをする時にどんなことを考えれば良いのか、

ターゲット層をどこに向けたら良いのか、ということを広告代理店のライズアドバートが考えてみたいと思います。

グミのCM、どんなものがある?

グミのCMは現在どのようなCMが放送されているのでしょうか?

人気YouTuberとコラボで若い世代にアピール!UHA味覚糖の水グミ 巨峰味

2023年2月27日から放送が開始される「水グミ 巨峰味」(UHA味覚糖)は、

人気YouTuberのコムドットとコラボをしており、新TVCMは「水グミ コムドットメンバー会議」篇となっています。

コムドットをCMキャラクターとするのはこれが2回目で、

コムドットの視聴者層が男女で言うと少し女性が多く、10代がメイン視聴者層となっていますので、

若い世代をターゲットにしている、ということがよくわかります。

こういった若い世代に人気がある方とコラボをする、というのは単価の安い食品だと良い広告戦略だと思います。

気軽に買える価格帯ですので、ファンも「〇〇がCMをやっているやつだから応援の意味も込めて買おう」という気になってくれやすいのでしょう。

ただ、有名タレントの起用は基本的に契約期間が発生します。

ベースで1年間(または半年間)の契約となっており、それを過ぎてもCMを放送したい場合は、さらにまた契約を結び、契約金を支払う必要がありますので、

予算を抑えたい場合はこの方法はかなり厳しいでしょう。

関連記事:CMに有名タレントを起用するメリットとデメリット

CGと劇画で「ハードさ」をアピール!ノーベル製菓のペタグーグミ

ペタグーグミ CMペタグー体操」篇

音楽とCGが絶妙にシュールな雰囲気を醸し出しているペタグーグミは、

とにかくグミの「ハードさ」を全面に押し出すようなCM内容となっています。

新しいグミを求めて宇宙へ飛び立ったところ発見した、というコンセプトになっていて、

世界観もバッチリ作り込んであります。

グミは食感(硬さ)が購買のきっかけにもなる商品なので、

とにかく「ハードである」ということを押し出している上手なテレビCMだなと思います。

テレビCMではついつい情報を詰め込みがちですが、

印象に残るCMを作るためには、訴求ポイントは1つに絞った方が良いでしょう。

とにかく「何が売りなのか」ということを明確にしてからCM制作をするということが大切かと思います。

関連記事:印象的なCMの特徴とは

好きなタイプのグミはソフトタイプが人気

【グミに関する調査】を見てみると、

直近1年間にお菓子のグミを食べた人に好きなタイプを聞いた設問では、以下のような結果が出ていました。

  1. ソフトタイプ…62.2%
  2. ハードタイプ…38.2%
  3. パウダーつき…19.1%
  4. コーティングタイプ…9.1%
  5. さけるタイプ…4.6%

(その他…0.7%/特にない…14.0%/無回答…0.7%)

えいぞーさん

こうして見てみると色々な種類のグミがあることがわかりますね〜

この回答から、一般消費者がどのような基準を持って組を選んでいるのか、ということもよくわかると思います。

上位を占めているのはソフトタイプとハードタイプですから、やはりグミの食感はとても重要視されているようですね。

とにかくハードであることを押しに行ったペタグーグミはこのあたりをしっかりと戦略的に考えられているのだろうな、と思いました。

ちなみに同アンケート内の「グミ選定時の重視点」では、

  1. 味…76.4%
  2. 食感、噛み応え…39.7%
  3. 価格…29.9%
  4. ジューシーさ…20.1%
  5. 粒の大きさ…13.8%
  6. 成分、添加物…12.9%
  7. 食べなれている…11.2%
  8. 酸っぱさ…10.4%
  9. メーカー、ブランド…9.0%
  10. 甘さ…8.9%
  11. カロリー…8.7%
  12. 容量(何個入りか)…8.3%
  13. 爽快感…8.2%
  14. 効果・効能…7.8%

となっていました。

こういったところからワンポイント選んで、それを大々的に押し出すCMにしてみるのも効果的かもしれません。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

初めて放送するならどのエリア?どの時間帯?

グミのCMですが、販売の対象が全国であっても、最初からテレビCM放映を全国で行うのはかなり勇気がいることでしょう。

全国放送を視野に入れている企業様でも、最初は限定的なエリアだけで放送をしてみて、

そこで効果の高い時間帯や放送の仕方を探るためにABテストをすることが多いです。

グミのランキングがなかったのですが、都道府県別キャンディー消費量ランキングを見てみると、

  1. 滋賀県
  2. 北海道
  3. 佐賀県
  4. 山口県
  5. 長崎県
  6. 三重県
  7. 大分県
  8. 愛知県
  9. 鳥取県
  10. 香川県

となっていました。

中でも、北海道は人口が多く、エリアも広いので試験的に放送してみる地域としてよく使われます。

おおよそ100万円〜200万円程度でCM放送をすることができますので、初めてCMをする場合でも予算を組みやすいです。

また、ターゲット層に合わせて時間帯も決めてみると良いでしょう。

子供向けなのであれば学校から帰ってくる夕方の時間帯や土日、

若くて働いている世代がターゲットなら出勤前の朝の時間や、夜遅めの時間帯がおすすめです。

ご予算やターゲットに合わせてプランをご提案させて頂きますので、お気軽にご相談ください。

関連記事:広告の接触回数は4回を目安に予算を組むべし

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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