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ハンドソープのCMをする時に考えたい、利用者意向

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新型コロナウイルスの影響で、手洗いを以前よりも多くするようになった、しっかりやるようになった、という人も多いのではないでしょうか。

広告業界でも新型コロナウイルスの流行以降、「健康」「消毒・殺菌」といったワードが頻出するようになりました。

今回は、消費者アンケートの結果を見ながら、

ハンドソープのテレビCMをする時にどんなことを重視したらいいのか、ということを考えてみたいと思います。

ハンドソープと石けん、どちらを使う?

【 ハンドソープ 】に関するアンケート調査(第2回)(2020年8月調査)を見てみると、

自宅で手を洗う際に、ハンドソープと石けんのどちらを使うか聞いた設問では、

  • ハンドソープのみ…57.3%
  • 固形石けんも使うが、主にハンドソープ…19.0%
  • ハンドソープも使うが、主に固形石けん…9.8%
  • 固形石けんのみ…8.5%
  • ハンドソープや固形石けんは使わない…5.4%

となっていました。

約6割の人がハンドソープのみで手を洗っており、第一回調査(2011年8月)時34.9%だったのに比べて大幅にポイント数が上がっています。

洗浄力で言うと固形石けんの方が優れている、と言われていますよね。

その理由は固形石けんの方が水分が少なく、石けん成分の割合が多いからなんだそうです。

ですがやはりハンドソープの方が使いやすく簡単なため、

ハンドソープの方がよく使われているのでしょう。

ハンドソープの方が泡立てるのも楽ですよね。

えいぞーさん

私も洗浄力が固形石けんの方が高いことは分かっていても、やはり自宅ではハンドソープを使ってしまいます。

石けんは周りが汚れやすいのもあり、見た目もハンドソープの方がすっきりしていて良い感じがしますね〜!

すでにハンドソープを使っている人は多いため、

ハンドソープを使っていない人をターゲットとするよりも、いつもハンドソープを使っている人に、「他社とは違う何か」を提示することで乗り換えてもらう、というのがメインの広告戦略になりそうです。

関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方

ハンドソープで手を洗う場面は?

ハンドソープで手を洗う場面は、

  • 外から帰った後
  • ゴミや汚物などを処理した後
  • トイレの後
  • 掃除の後
  • 汚れが気になる

といった回答になっていました。

やはり外から帰ったら必ず手を洗う、というのが定番ですよね。

そいうったシーンを想定してもらいやすいように、テレビCMでは「外から帰ってきた時」というシチュエーションをつけたものにしてみるのも良いでしょう。

風邪を予防するために、「こういうシーンでは手を洗った方がいいですよ」というようなガイド的なCMにしてみるのも良いかもしれません。

また、「汚れを落とすための正しい手の洗い方」というような展開にしてみるのもいいかもしれませんね。

今はとにかく視聴者も「風邪予防」というところに関心が高いですから、

そこをとにかく重視したCMにすると、見てもらいやすいと思います。

関連記事:地方CMっぽいCMを東京でやると印象的!

ハンドソープを選ぶ時に重視しているポイント

ハンドソープ選定時の重視点を聞いた設問では、

  • 価格…52.1%
  • 液体タイプ・泡タイプ・ジェルタイプ/メーカーやブランド…4割弱
  • 詰め替え用がある…30.0%

となっていました。

女性で比率が高くなっているものとしては、

  • 液体タイプ・泡タイプ・ジェルタイプ
  • 好きな香り・いい香り
  • 肌へのやさしさ、低刺激
  • 詰め替え用がある

という点がが上がっていました。

基本的にハンドソープを買う人というのは、家事全般を担当している人だと思います。

やはりファミリーの場合は女性が多いでしょう。

スーパーで普段のお買い物と一緒に買う、ということが多いはずですので、

その時に選んでもらうには、と考えるのが良いと思います。

香りは重視されることが多いので、香りを試しに嗅いでみることができる工夫が店頭でできると良いですね。

「アレルギーがある方でも安心して使える」というアピールも効果的です。

特に手を洗う頻度が多くなっている今は、手荒れがひどくなってしまう人も多いので、

低刺激なものを求めている人も多いです。

関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H

テレビCMと一緒にウェブCMも

テレビCMだけを見て「今すぐにハンドソープを買おう」と消費行動に移ることは少ないでしょう。

テレビCMなどで印象が残ったものを、スーパーやドラッグストアで見かけたら買ってみる、という流れが一番多いと思います。

そのため、テレビCMだけでなく色々なメディアで広告に触れてもらうことも大切で、

テレビCMを作るのであれば、それと一緒にウェブ用の映像を作っておくのがおすすめです。

撮影が一度で済みますので、費用を抑えて映像を制作することが可能です。

関連記事:web広告の効果を高めるためのテレビCM

ご予算やCM目的に合わせたプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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