企業プロモーション動画を作ろうとした時、「どんな内容だったら会社に入りたいと思ってもらえるのか?」ということを一番最初に考えると思います。
今回は、今、どういった企業プロモーション動画が若い世代にウケているのか、ということを制作会社目線、広告代理店目線で紹介してみたいと思います。
新卒目線で作る
企業プロモーション動画をたくさん見ている多くの層は就職活動をしている現役大学生たちです。
彼らは新しいものに飛びつくスピードがとても早いんです。
だからこそ、その時代で人気があるもの、というものに敏感になって彼らの目線で「面白い」と思えるものを作っていく必要性があります。
若い社員が出てくる
企業プロモーション動画で、新卒と同じくらいの年齢層の社員が現場で頑張っている姿、活躍している姿を見ることができるのはとても親近感がわきます。
企業プロモーション動画、というとどうしてもその会社の社長や偉い人ばかりが出ているイメージですよね。
大企業になればなるほど、「その会社に入ったところでそんな上の人たちと接する機会はあまりないだろう」と就活生は思うと思うんです。
ところがここに自分と同じくらいの年代の人が出ていたらどうでしょう?
- 自分と同じくらいの年代の人が頑張っている
- この会社に入ったらあの人に会うかもしれない
- この年齢でも企業プロモーション動画に出演できるほど活躍している人もいるのか
といったように受け取ることができるでしょう。
こういった企業プロモーション動画を企業側が提供する事により、自分が就職した後の事をリアルに想像する事が出来るようになるのです。
また逆に自分とかなり年齢が離れた人ばかりが出演している企業プロモーション動画はどこか固いイメージを持ってしまいます。
もちろん会社の歴史が長い企業なら、そういった格調高い社風を推すのもアリだとは思いますが、企業プロモーション動画内に出演している全員が年齢が高い人ばかりなのはあまりウケません。
もしも、企業の社長が出てくるのであれば、「学生側の目線に立った発言が出来るような人、学生がプロモーション動画を見て、魅力を感じるような内容」にしなければならないのです。
字より音声
今の若い世代は本を読むよりも見たり、聞いたり、という感覚に長けています。
インターネットが普及して当たり前のようにみんながスマートフォンを持つようになった今、テレビを見ながらスマホやタブレットをいじる、というセカンドスクリーン現象が多く見られる世代。
企業プロモーション動画はどうしても伝えたい情報がありすぎて、動画にテロップを入れすぎてしまうことがあります。
でも字がいっぱい出てくると読む気が失せてしまう、というのが若者の本音なんですね。
伝えたいこともたくさんあるとは思いますが、見る側が見やすい動画を作る、というのが一番大切なんです。
なので伝えたい情報は全て音声にしてしまう、というのはかなり有効な手段だと思います。
それも親近感を持ってもらうために、ナレーションではなく、極力社長さんや社員さんが話している動画の方がいいでしょう。
字を使う時は、「伝えたいメッセージ」という事が大切でしょうね。
NHKのプロフェッショナルも同じ形式をとっています。
独特で、印象に残るメッセージだけを言葉を発する前に記述しているのです。
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チャレンジできる職場かどうか
実は今は若者がチャレンジ精神に溢れている時代なんです。
転職する、ということも珍しくなくなってきた今、転職をする人の多くがその理由に「この会社では自分が成長できないと思った」というものをあげています。
つまりその会社の中で自分が成長できるかどうか、チャレンジすることができる場なのかどうか、というところは企業プロモーション動画の中で出せるだけ出した方がいいのです。
新卒さんは企業プロモーション動画に何を求めているのか?という事を考えると自然にわかってくるのです。
女性目線を意識する
企業によって男女比は様々かとは思いますが、女性も一緒に働くことのできる職場なら、やはり女性の目線を意識した企業プロモーション動画作りは大切だと思います。
動画自体に女性社員さんに出演してもらうことはもちろん、
中にはその女性社員さんが会社で働いている間に妊娠した時の話をしている企業プロモーション動画もありました。
しかも大きなプロジェクトを任されようとしていた矢先のことでとても迷った、というストーリーだったんですね。
これは女性にとってはなかなか刺さる内容だと思います。
どうしても女性は結婚、出産という大きなイベントがやってきますからね。
でも結婚して寿退社して主婦になりたい!という女性は減少傾向にあります。
女性で、結婚も出産もしたいけれど、その後もずっと働き続けたいと思っている女性が増えてきているんですね。
女性にとっては就職する上でかなりのポイントになるかと思います。
特に大学生は将来のことをたくさん考えて、一生就ける仕事を探しているわけですから、女子大生が結婚や出産のリスクを考えないはずがありません。
また、女性が働いている姿が動画に映しだされると、男性からの目線も変わってきます。男性は「ブラック企業かどうか?」という事を女性社員で見ているところがあります。
確かに、男性が頑張って働いている姿を見ると、「おお!かっこいい!」となり、魅力を感じるのは当然ですが、
それと同時に「あれ?ブラック企業かな?」という心配は拭えずにいるのです。
そこで、女性が出てくると、変わってくるんですよね。女性を大切にしている企業というものは同じく男性も大切にするような企業だと認識するのが、
新卒男子なのです。
印象とは、こうも簡単に変わってしまうものなんですね。
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オフィスの色調
盲点かもしれませんが、実際に働く現場の色調というのはそのままその企業さんの印象に直結していきます。
働く現場の色調がなるべくわかるような動画にするとなお良いでしょう。
やはり好印象なのは色が多いオフィスです。
無機質なデスクを映すのではなく、そこにちょっと色のあるペン立てを置いてみるだとか、
ちょっとファイルの色をカラフルな色にしてみるだとか、そんな小さな工夫でも印象はぐっと変わってきます。
電球を蛍光灯から白熱灯に変えてみる、なんていうのも一つの手ですね。
企業のプロモーション動画というと、どうしても「ヒト」だけに焦点を当てがちですが、
全体の環境印象も就活をしている新卒生にとっては、重要な要素なのです。
IT企業を中心に今は、ユニークなオフィスを作る企業が増えています。動画用にオフィスを作りこんでいくのも、プロモーションにおいては大切な事なのです。
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会社の目標がわかりやすい
その会社が今後どのようなポジションに行きたいのか、何を目標にしているのか、ということがわかりやすい企業プロモーション動画はウケがいいです。
目標なく言われた仕事をやるよりも目標がはっきりしていて、どこに向かって仕事をすればにいいのか、ということがわかりやすい方が仕事もしやすいのかもしれません。
またその方が、入社する前から会社のイメージを掴みやすい、というのもあると思います。
就活生はやはり大きな不安を抱えて就職活動をしているのです。だからこそ、企業プロモーション動画で「明確な会社イメージ」をこちらが提供する事によって、
安心感を与える事が出来るんですね。
動画を作る側が「就活生側の気持ち」を考える事が出来ていないパターンって本当に多いのです。
しかし、企業のプロモーション動画は作るだけではいけません。就活生に響かなくてはいけないのです。
そのために徹底的に相手側の目線になって考える事が大切なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
企業プロモーション動画というのはすでに何年もキャリアを積まれてきている方が考える場合も多いのです。
しかし、それでは
なかなか新入社員や就活生である現役大学生の目線で考える、ということは難しいと思います。
弊社ライズアドバートは企業側の目線にたった動画制作だけでなく、就活生を対象としているという事を徹底的に考え、企業プロモーション動画を作成しております。
動画制作の内容からご相談に応じております。
下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
また企業プロモーション動画制作の予算については、CM用動画素材制作の詳細を書いている記事をご参照ください。
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