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不動産のCMにはどんなものが多い?いつ頃流すのが効果的?

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今回は不動産関係のCMについてです。

 

不動産関係のCMはどんなCMが多いのか、またはどんなCMを作っていつ流すのがのが効果的なのか

一般の人が持つ不動産のイメージや、どんな情報を求めているのかなどを踏まえながら解説してみます。

 

不動産のCMはイメージCMが多い

 

不動産のCMの大きな特徴の一つはイメージCMが多いということではないでしょうか。

というのも不動産というのは売れてしまえば商品は無くなりますし、賃貸の場合も借主が決まれば商品はなくなりますから

基本的に商品をCMすることができない業種です。

 

新車のCMをしたり、ライオンや花王が新製品をCMするように一つの商品のCMをするわけにはいかないんですね。

 

また、商品を売りたい場合は、極端なことをいえばどこの会社が作っているかよりも、一定の商品が売れてくれればそれでいいわけですが

不動産の場合は特定の商品がないので、会社の名前を知ってもらうということが一番大事になってきます。

 

そのため、不動産関係のCMというのは社名を覚えてもらい、良いイメージを持ってもらえるようなCMが多くなっています。

 

実際にどんなCMが多いかというと

  • 幸せな家庭のCM
  • 人生の流れを感じるCM
  • ほんわか泣けるCM
  • 明るい未来を感じるCM
  • 子供が登場するCM
  • イラストを使うCM
  • 新人の女性社員が頑張るCM
  • 清楚が若い女性が出てくるCM

このように不動産のCMの特徴として子供と、女性が出てくることがとても多いことがわかります。

 

よく無名のタレントさんを起用して「あのCMの女性は誰?」と話題になるのも不動産系のCMが多いと思います。

 

また有名タレント(特に女性の)を起用するケースが多く、中には男性タレントも使っていますが、男性の場合は歌舞伎俳優さんなどまじめな印象の男性を起用していると思います。

 

このようにイメージをとても大事にしているのが不動産のCMですね。

関連記事:CMのイメージ戦略はどう立てたらいいのか

 

不動産に対する一般の人のイメージ

 

そもそも不動産というものに一般の人はどんなイメージを持っているのでしょうか。

 

ある調査によると、不動産業者や不動産関係者に対するイメージというのは

  1. 口が達者
  2. しつこい
  3. 強引

という順番になっています。

このようにあまりいいイメージがないんですね。

 

中でも「1番の口が達者」については約半数の人がそのように思っているようです。

 

不動産業界は圧倒的に男性が多く、女性には苦手な業界にも見えますよね。

でもだからと言って女性からのイメージが悪いのかというと必ずしもそういうわけでもなく

4位以下の

  • 地域に詳しい
  • コミュニケーション能力が高い
  • 気配りができる人が多い

といったプラスのイメージを持っているのは男性よりも女性の方が多いということもわかっています。

 

不動産業界に対するイメージだけで見ると、意外に男性の方が厳しい目線で見ているようです。

 

これは実際に不動産業者と接するのが多いのが男性だからという現実的な理由もあるとは思います。

 

女性の方が、不動産業界というのはよくわからないけど専門性が強い業界だと考えているようですね。

関連記事:企業のブランディングってどうやってやるの?何から始める?

 

一般の人はどうやって不動産の情報を集めているのか

 

では一般人はどうやって不動産の情報を集めているのか、またどんな情報を欲しがっているのでしょうか。

 

ある調査によると不動産を購入または借りた場合の情報の集め方として多いのは

  • インターネットのサイト 約80%の人が利用
  • 新聞や折り込みチラシ 約45%の人が利用
  • 不動産情報誌 約45%の人が利用

のようになっています。

 

意外に紙媒体も多いということがわかりますが、

これは賃貸も売買も全て含めた数値であることや、その用途により年齢層も異なることを考えると妥当な数値ともいえます。

 

賃貸は比較的若い層に需要が多いのでインターネット利用者が多く

売買になるとある程度年齢のいった人が多くなるので、紙媒体も増えるということでしょう。

 

実際20代と30代は約90%の人がインターネットサイトを見ているという数字も出ています。

 

では一般の人は不動産業者に対してどんな情報や、状況をを求めているかというと

  • 正確で詳細な情報
  • 迅速で対応(特に賃貸)
  • 聞きたいことに的確に答えてくれる(特に売買)
  • アフターフォローの情報(売買)

賃貸に比べると売買の場合はお客様が積極的に質問するケースが多いので、それに的確に答えられるかというのは重要なポイントになるようです。

 

また売買のうち約半数のがアフターフォローを気にしているということもわかっています。

 

また女性は男性に比べると不動産への興味が薄いものの、女性の方が多くの情報を欲しがる傾向があるようです。

 

女性は不動産に限らずものを購入するときはネットで調べてから購入する、という工程を踏む人が多いんですね。

 

また一方で男性は物理的に比較して判断する傾向にありますが、

女性は店舗の雰囲気とか会社や、接した人のイメージのよさなどを重視する傾向もあります。

 

女性はあまり不動産に興味がない人が多いけど、多くの情報を求める傾向があり、そのくせイメージに左右されるというちょっと難しい面があることがわかりますね。

 

ある不動産会社の方が言っていたのですがが

最初に物件を見に来るのはだいたい男性が多く、気にいると次に奥さんを連れてやってくる

そこで奥さんが気に入らないとだいたいダメになる、という流れが多いのだそうです。

 

奥さんの意見は鶴の一声なんでしょうか。

関連記事:男性脳と女性脳を考慮したCMの作り方

 

効果的に不動産CMを打つには

 

さて、不動産の賃貸や売買は金額が高額になるので、不安がつきものだと思います。

 

それを一般の人たちはどうやって払拭するかというと

手っ取り早い方法としては知名度があって安心できる業者に頼む、ということになるのです。

 

この傾向は特に女性に多く、よくわからないから有名な安心できるところに頼みたい、となるのです。

 

そのため不動産業者にとって知名度をいかにあげるかというのはとても大事になってくるわけですね。

 

では不動産のCMを打つ際はどのようなことに注意したらよいかについてですが

上に書いたことを踏まえると、個々の物件の情報を詳細に載せるわけには行きませんから

  • 親切、丁寧、安心をうたうCMにする
  • 女性や子供を使って安心感を出すCMにする
  • あまり知られていない企業はとにかく企業名を覚えてもらえるCM
  • アフターフォローを強調する
  • 幸せな未来や、希望を持てるCMにする

といったように、知名度がすでにある企業はよりよいイメージアップとなるようなCM、

そして知名度がない企業は最初からふわふわしたCMをしていては名前すら覚えてもらえませんから、

まずは会社名にインパクトを置いたようなCMにするのがおすすめです。

 

またCMの時期についてですが

一般的に引越しが多い2月から3月はもっとも不動産関連のCMが多くなる時期です。

 

ところが他の業界も3月はCMが多くなる傾向があるためCM投下にかかる費用は高くなりがちです。

 

3月ももちろんいいのですが、売買に関してはそもそもあまり3月というのは関係ありませんから

もし売買が中心であれば3月以外もおすすめです。

 

秋以降も不動産は動きやすいと言われていますから秋口もいいでしょう。

 

夏はあまり不動産は動きませんが、その代わりCMは比較的安くだせますので、秋を見据えて夏の早めのやすい時期に打っておくというのも一つの方法です。

また売買は意外にお正月に見に行く人もいるので、年末年始のCMもおすすめですね。

関連記事:年末年始のCM放送は実は狙い目?

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