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【インタビュー撮影】ADとして同行する時のコツ

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作を行っていますが、こういった番組の中ではよく「街中の人の声を聞いてみました」というようなコーナーがあります。

業界用語では「街録(がいろく)」と呼ばれるもので、カメラマンと一緒にスタッフが街に繰り出し、歩いている方達に

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すみません!〇〇テレビの〇〇という番組なのですが、インタビューをお願いできないでしょうか?

とひたすら声をかけ、インタビューに応えてくださる方の映像を撮影します。

多くの場合は、ディレクターが「街録行ってきて!」という指示を出し、

カメラマンと一緒にアシスタントディレクターが、街録に出かけることになります。

1年目、2年目で街録に出かけることももちろんあります。

中にはカメラマンがおらず、アシスタントディレクターだけで街録に行って、アシスタントディレクター自らがカメラを回すことも。

そんな街録の時のインタビューをするコツを少しまとめてみました。

えいぞーさん

新人アシスタントディレクターの方必見です!

会話しながら話を聞き出す

一般の方は「インタビューさせてください!」と言ってカメラを向けられると、カメラに向かって話してしまう方が一定数いらっしゃいます。

ですが、カメラ目線の映像というのはかなり使いにくいものなんですよね。

ぜひ番組内でインタビューのコーナーがあったら注目して見てみて欲しいのですが、インタビューに応えてくださっている方は大体スタッフと目を合わせて喋っているような構図になっており、カメラ目線にはなっていません。

なので、インタビューをする時は、

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私と会話をするような形で話してもらえたら嬉しいです!

と事前にインタビューを受けてくださる方にお伝えしておくと良いです。

そうすることで、インタビューを受けてくれる人も「あ、この人と話す感じで良いんだ」とわかってくれますので、自然な会話を撮影することができます。

一般の方はカメラに慣れていないので、どうしても急にカメラを向けられると緊張してしまうものです。

ですがインタビューではできるだけ自然に話している映像を撮りたいので、リラックスして話してもらえるように、スタッフ側のフォローも必要なのです。

関連記事:テレビ番組に台本はあるもの?台本には何が書かれている?台本がある理由とは…

受けてくれる人の向きを気にする

次に、インタビューを受けてくれる人の話す向きに注目してみましょう。

自分(インタビュアー)がカメラの右側に立つのか、左側に立つのか、ということで変わってきます。

映像というのは変化があった方が飽きずに見られるものです。

インタビューも同じで、インタビューに応えてくれる方がずっと右向きの画角であるよりも、右向きの方もいれば左向きの方もいる、という映像の方が飽きが来ないですし、よりたくさんの人にインタビューした感が出るんですね。

なので、「さっきは右向きで撮ったから、今度は左向きで撮ってみよう」というような配慮があると良いと思います。

映像を撮影する時は、常に仕上がりをイメージして撮影するようにしましょう。

これができると、ディレクターへの道も早くなると思います。

番組によっては右向きで固定、というようなルールがあったりもするので、そこは事前に確認してください。

指示がない場合は、ディレクターに右向きと左向き、両方あった方がいいですか?と聞いておくと良いと思います。

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リアクションはとにかく大きく

インタビューに限らず、誰でも喋る時は相手のリアクションが大きいと喋るのが楽しくなります。

インタビューの時も大きくリアクションをすることを大切にしてください。

スタッフ側のリアクションが大きければ大きいほど、インタビューを受けてくれる人も話しやすくなり、結果として話が面白くなることが多いです。

少しやりすぎかな、くらいで良いと思います。

インタビューの時だけこれをやる、というのは難しいことかもしれませんので、普段から少し意識してみてもいいことかもしれませんね。

自分自身のリアクションが大きくなると、相手もリアクションが大きくなってくる、というのは割とやってみると気付くものです。

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相手の言葉と被らないように

リアクションを大きく、というお話をしましたが、あまりにリアクションが大きくなりすぎて声が入ってしまうと、その映像が使えなくなる可能性もあります。

あくまで主役はインタビューを受けてくれる人です。

その人のコメントを撮りたいので、その人が喋っている最中に自分の声が被らないように気をつけましょう。

例えば、無言で大きくうなずく、というようなリアクションはよくインタビュアーが使うリアクション方法です。

コメントフォローを入れる

インタビューを受けてくれている方が話している時に、「この映像にテロップをつけるなら…」ということを想像できるようになると、

「ここが分かりにくいかもしれない(伝わりにくいかもしれない)」というのが分かるようになってくるものです。

コメントの内容で伝わりにくいところがあれば、「それはこういうことですか…?」というようにコメントのフォローを入れてあげると、映像が使い安いものになる可能性が高まります。

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今回はインタビュー撮影時の話の聞き方にフォーカスしてコツを解説してみました。

えいぞーさん

良いインタビューができますように!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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