最近は新型コロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間が増え、リモートワークを取り入れる企業も増えましたから、いかにおうち時間の質を上げるか、ということに注目が集まっています。
私もおうちで過ごすことが増えて、腰痛がひどくなり、ゲーミングチェアを買いました…!
良い椅子を買おうとするとかなり高いものもあるのですが、
それでも腰痛などの健康被害が出てくると、そこにお金をかけるのもやむなし、と考える人も多いのではないかと思います。
結局腰痛などが酷くなると、作業ができないだけでなく、それ以外の生活の時間にも影響が出てしまいますからね。
今回は椅子のCMをする時にどんなアプローチをすれば良いのか、ということを広告代理店の目線で考えてみたいと思います。
椅子の座り心地に不満を抱えている人は多い
「座り心地に関する」アンケート結果発表という記事によると、
デスクチェアを使用している方の73%以上は座り心地に不満を抱えている。
また、1日平均6時間以上使用する人の不満は85%を超える結果に。
という結果が出ていました。
デスクワークをしている方であれば1日平均6時間以上座り姿勢、という方も多いと思います。
つまりほとんどの人が、椅子に対しては何かしらの不満を抱えていて、それを解決したいと思っているはずなんですね。
テレビCMを放送する時は、こういった課題を解決できる、というような訴求の仕方が効果的かなと思います。
どのような不満を抱えている人が多いのか
では実際に椅子に不満を抱えている人は、どんな不満を抱えているのでしょうか?
同記事によると、
- 姿勢が安定しない
- 好みの角度にならない
- 椅子のサイズが体に合っていない
- 身体の一部に圧迫感がある
というような声が多く見受けられました。
椅子のサイズやフィット感に関する不満が多い、ということがわかります。
私もゲーミングチェアを購入した時は、ネット上でクチコミを調べた上で、
実際にお店に出向き、試座をしてから購入を決めました。
やはり体の大きさというのは人によって全く異なりますので、フィット感を感じられるかどうか、というところは椅子を購入する上では大切なのではないかと思います。
なので、そういった問題を解決できるように、椅子の性能はもちろんですが、
店舗に行けば試座することができる、あるいは寸法などをネット上でしっかりと確認できる、というような部分をCM上で押し出してみるのも良いかなと思います。
デスクチェアの違和感では、
- 腰が痛くなる
- 肩がこる
- お尻が痛くなる
- 首がこる
- 背中が張る
- 目が疲れる
- 足がしびれる
というような不満が挙がっていました。
しかも腰が痛くなる、と答えた人は全体の4割以上。
多くの人が抱えている問題だからこそ、そういったところを中心に紹介できるようなCMだと、ターゲット層に刺さっていくのかな、と感じます。
関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方
椅子を選ぶ時に重視されるポイント
こちらは主にゲーミングチェア市場でのお話になりますが、
ユーザーがどんなポイントを重視して椅子を選ぶのか、というところも見ていきたいと思います。
- 腰痛対策
- 値段
- デザイン
- リクライニング機能があるか
- 耐久性
- サイズ
- 通気性
- ブランド認知度
やはり腰痛対策で椅子を購入する、という人は多いようですね。
これらの中で押し出せるポイントがあるのであれば、CM内で訴求してみると良いかと思います。
また、CMで訴求するポイントはなるべく1つのポイントに絞った方が良いでしょう。
テレビCMは30秒か15秒という長さが基本になりますが、
この短い時間の中でも詰め込もうと思ったらかなり情報を詰め込むことができます。
初めてテレビCMを放送する企業さまの場合は、「あれもこれも」となってしまいがちなのですが、
視聴者は該当CMだけを見てくれるわけではなく、たくさんのCMの連続の中で該当のCMに出会います。
CMをしっかりと全部注視して見ている人は少ないですし、印象に残るCMは本当に多くありません。
だからこそ、シンプルに作る、わかりやすいCMにする、ということがとても大切なんですね。
そういった理由もあり、CM訴求内容はなるべく1つのポイントに絞る、ということをおすすめしています。
関連記事:CMを1本から流せるSAS、メリットとデメリットを解説します
CM放送エリア
さて、テレビCMを放送するエリアですが、
いきなり全国でテレビCM、という企業様は少なく、最初は比較的小規模なところから始めて、ブラッシュアップを重ねて、徐々にエリアを拡大していく、というパターンが多いです。
実店舗がある場合は、店舗のあるエリアから放送をスタートさせると良いでしょう。
また、働いている人の人口が多いエリアでCMをする、というのも良いと思います。
そうなると必然的に人口そのものが多いエリアになってくるかと思いますが、
- 関東
- 関西
- 東海
といったエリアは複数の都道府県にまたがってテレビ放送が行われている広域圏になりますので、料金的には高くなります。
こういった地域の中でもさらに限定的な地域で放送を行うことができる独立局や、
CMを1本から放送できるSASといった放送枠もございますので、予算に合わせてご提案させていただければと思います。
関連記事:東京でテレビCMを放送したい!出稿の流れを広告代理店が解説
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