最近はお酒の飲み方がだいぶ変わってきているように思います。
新型コロナウイルスの影響で飲食店の営業時間が変わったり、おうち時間が増えた時期があったのがやはり大きな影響を与えたのでしょうか。
周りの人と一緒にお酒を飲む、となっても、アルコール度数が高いものを飲む人は減り、
度数が低めのものや、甘くてジュースのような口当たりの優しいものを好んで飲んでいる人が多くなったように思いますね。
とりわけ缶チューハイを選ぶ人が増えたなぁと思います。
私も缶チューハイを選ぶことが多くなりました…!
そんな缶チューハイのテレビCMをする時はどんなことを意識したら良いのでしょうか?
女性や若年層で缶チューハイを飲む人が増えている
缶チューハイに関するアンケート調査によると、缶チューハイの引用者は5割弱で、
アルコール飲用者に占める比率は約65%。
アルコール飲用者の中でもかなりの割合を占めていますね!
特に女性や若年層で好んで飲まれているということがわかっています。
最近おしゃれなパッケージデザインになっている缶チューハイが増えているのは、ターゲット層が女性や若年層だからなのかと思います。
例えば若年層に支持されているタレントやVtuberなどとコラボをしたり、
イラストレーターさんにCMイラストをお願いしたり、
アーティストとコラボをしたり、というのは注目が集めやすくて良いかもしれません。
少し前にヤクルトの「ソフール」というヨーグルトの商品CMで人気Vtuberの壱百満天原サロメさんが天の声として起用されていたのは大変な話題になっていましたね。
渋谷駅でも大々的にスクリーンで放映されており、声が響き渡っていました笑
「おヨーグルトですわ〜〜」という独特の言い回しで、とても楽しい気持ちになりました笑
まず話題にしてもらう、ということが認知度を上げる時には重要です。
若年層には拡散力もありますので、コラボを積極的に検討してみると良いでしょう。
関連記事:CMにタレントを起用する場合の条件
缶チューハイが飲まれるシーン
同アンケートにおいて、缶チューハイの飲用シーンは、
- 食事中…53.6%
- 自宅でくつろいでいる時…約2割
- 食事のあと…約2割
- 入浴後…約2割
となっており、
男性20代では、「寝る前」の比率が高くなっていました。
私の周りでも寝る前に缶チューハイを飲む、という方は多いです…!
全体的に、リラックスタイムで缶チューハイを飲む、という人が多いように思いますね。
そのためテレビCMでも、リラックスしている時に飲むとよりリラックスできる、というような作り方にしてみると良いかもしれません。
テレビCMにおいては、「その商品を手にしている自分」をどれだけ視聴者の方にイメージしてもらえるか、ということが重要です。
それが具体的にイメージできるほど、「購入してみたい」という気持ちを持ってもらいやすいからです。
そのリラックス空間をなるべくおしゃれに、若者受けするように作る・魅せるということが重要かもしれないですね。
関連記事:学生や若年層向けにCMをする時はどんな戦略がある?
缶チューハイで飲みたいアルコール度数は5〜6%
また同アンケートによると、缶チューハイ飲用意向者にどのくらいのアルコール度数の缶チューハイが飲みたいか聞いたところ、
- 5〜6%程度…36.9%
- 1〜4%…21.8%
- 8%以上…20.8%
- 7%程度…13.6%
という結果になっていました。
さらに、度数8%以上は男性50〜70代や週3日以上飲む層で高くなっていました。
男性の50〜70代、あるいは週に3日以上飲む層をターゲットとするのであれば、度数が高めのものをアピールするのが良いかもしれません。
それ以外の度数に関してはあまり差がないような結果になっていますので、
気分に合わせて度数を変えられる、というような商品になっていると、選ぶ楽しみもあって良いのかもしれませんね。
家で少しだけ飲みたい、という人は度数を確認してお酒を買う人も多いと思います。
関連記事:テレビCMをする時のターゲット層の決め方
旅行中に飲むという人も
中には旅行中に飲む!という人もいました。
確かに新幹線や飛行機の中でお酒を飲んでいる人はよく見かけますよね。
缶チューハイだとそのまま飲めるというのもありますし、
旅行中というシーンで飲むのはぴったりなのかなと思います。
こういったシチュエーションでテレビCMを作ってみるのも面白いかもしれません。
お酒は日常でストレスを感じた時や、非日常感を味わいたいという時に飲む人が多いです。
そのため、少しリッチな気分になれるもの、飲んでいる人が特別感を感じられるようなものが良いでしょう。
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ご予算やCM目的に合わせたプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
