世の中には様々な広告媒体があります。
広告を出稿したいと思った時にどの広告媒体を選べばいいのか、迷われる方も多いでしょう。
今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが、それぞれの広告媒体の特徴と、どういった時にどの広告媒体をえらべばいいのか、ということを解説してみたいと思います。
- テレビ
- ラジオ
- 新聞
- 雑誌
の4つのマス広告とインターネット広告を含め、5つの媒体についてお話しします。
インターネット広告:約1000円程度〜
近年急速に台頭してきた広告媒体がインターネット広告。
今や市場としてもマス広告四媒体のそう広告費に匹敵するほどの広告費となっているのがインターネット広告です。
特徴としては「細分化された広告」と言えるかと思います。
ターゲティングを細かく行うことができ、広告費も広告主側でコントロールしやすいです。
費用対効果の高い広告を行うことができるというのがメリットでしょう。
ひとくちにインターネット広告と言っても、
- 特定の検索キーワードに入札形式で広告の出稿を行うリスティング広告
- YouTubeなどの動画などの間に差し込む動画広告
- メディアに設けられた広告枠に広告を配信するバナー広告(ディスプレイ広告)
- TwitterやインスタグラムなどのSNSに広告を表示させるSNS広告
- メールマガジンを使ったメール広告
- インフルエンサーに商品を紹介してもらうなどするインフルエンサー広告
- ブロガーなどメディア運営者に商品やサービスを紹介してもらい、指定した成果地点での成果が発生した場合に報酬を支払うアフィリエイト広告
などさまざまな広告手法があります。
リスティング広告や動画広告などは1日に使える広告費の上限を広告主側で設定することが可能ですので、月額1000円程度から広告出稿を始めてみる、という企業さまもいらっしゃいます。
バナー広告(ディスプレイ広告)は設置されている広告枠によって値段が違いますので、たとえばYahooのトップページの枠だと1000万円以上します。
広告主側で広告費を設定できるのと、費用対効果の高い広告を出稿できるので、ターゲットがすでに明確化されており、広告費をなるべくかけたくない、という場合、
もしくは広告出稿を初めて行う、という場合に向いている広告媒体だと言えるでしょう。
関連記事:ネットでCMをやるメリット
テレビ広告:約50万円〜
テレビ広告はしばしば広告費がかさみやすい広告だと思われています。
ですが、実はそんなこともなくて、やり方によっては30万円程度から出稿することができる場合もあります。
まずテレビCMを初めて放送する、という企業さまの場合はテレビCMとして実際に放送する映像素材の制作が必要になります。
改めて新しい動画を撮影して制作する場合は、どうしても撮影クルーが必要になりますので最低でも100万円程度はかかってしまうのですが、すでにあるスチール素材(公式サイトなどを作る際に撮影された静止画素材など)があれば、それらをスライドショーのように組み合わせてナレーションをつけるような形で簡単な動画を制作することができます。
このようなやり方であれば大体20万円〜30万円程度でCM用素材を制作することができるんですね。
さらに地方局や独立局、BSやCSなどを利用すれば30万円程度からテレビCMを放送することができます。
1本でもCMを流せれば「テレビCM放送実績あり」と掲出できますので、実績作りのためにCMを放送するという企業さまもいらっしゃいます。
地方局であれば50万円程度でもそれなりに本数を放送できますので、特定地域で50万円程度の出稿を何度か繰り返して、そのエリアでとにかく有名になる、というようなやり方をしているケースもあり、これはかなり効果的だと感じました。
インターネット広告のように特定のターゲットに狙い撃ちするのは不得意ですが、逆に「新規顧客の獲得」は得意なのがテレビCMです。
インターネット広告と違い、ユーザーが受動的に広告に触れるテレビCMでは、予期しない接触が多くなるからです。
関連記事:地方のテレビCMは30万円からできる?やれることを紹介します
ラジオ広告:15万円〜
「ながら媒体」と言われることがあるラジオ広告。
その名の通り、何かをしながら聞かれることが多い広告です。
その中でも主にリーチさせやすいのが地方の車ユーザーです。
車で通勤通学を行っている方は交通情報などを知るためにも、ラジオを車の中でかけているという方が圧倒的に多く、通勤通学の時間帯に合わせてラジオ広告を行うことで、「毎日同じ人に同じ広告をリーチさせることができる」というメリットがあります。
ちなみに弊社でも営業時間中はラジオが小さく流れていますが、同じ広告が流れると「あ、何時だな」と感じるくらいです笑
東京のラジオ局だと1本20秒で2万円〜10万円程度。
初めてラジオ広告を行う場合は放送する音素材の制作が必要になりますので、約15万円程度〜となります。
関連記事:ラジオCMの特徴とテレビCMとの違い
新聞広告:約数万円〜
新聞広告のメリットは新聞に掲載することができるという信頼性を得られるということでしょう。
信頼できるメディアとして長く支持されている新聞は、どの新聞社で出稿するかによって読者層の違いなどが大きく変わります。
ターゲット層にあった新聞社を選ぶようにしましょう。
地方紙か全国紙かによってもかなり金額が変わります。
また広告枠の大きさ、何ページ目に掲載するかによっても変わりますが、安い枠だと数万円から購入することができます。
関連記事:新聞折込は本当に効果があるの?
雑誌広告:50万円〜
雑誌広告は記事と記事の間に広告が掲載されるような形なります。
ターゲット層がかなり細分化されているのが特徴で、紙媒体を好む年齢層にリーチさせるなら雑誌広告の方が良いでしょう。
ただし、ターゲット層がずれているとなかなか効果が出ませんし、広告効果の測定も難しいのが雑誌広告です。
雑誌の種類や発行部数、広告をカラーにするかモノクロにするかで大きく金額が違いますが、相場としては50万円〜250万円程度と言われています。
広告媒体を選ぶ時は、広告目的を明確にするのが最重要です!
