映像制作のコツ PR

公式サイトに載せる動画を制作する時のポイント

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オリンピックの開催に向けて、放送技術や通信技術は大きく変化します。

2020年の東京オリンピックでは、放送分野では、「4K・8K」放送。

そして、通信では「5G」があります。

 

4Gと5Gの違いは、実効速度が現行の第4世代の約100倍といわれています。

あらゆるモノがネットにつながるIoTの基盤となっていき、家電や運転、医療など新たな価値が生まれると期待されています。

 

大きな潮目を迎えるわけですが、今よりもスマホの操作がもっと感覚的になっていきます。

興味が湧いたと同時に、そこの公式サイトにたどり着き、知りたいことがすぐ分かる。

5G時代になると、知りたいことがテキストしかないと、ユーザーは引き返すかもしれません。

 

見て、すぐ分かる。

感覚的に分かる。

そのためには、動画をのせておくことが必要となってくるんじゃないかと思います。

 

公式サイトにのせる動画の長さ

 

公式サイトの動画の長さは1分程度がちょうどいいのではないかと思います。

 

企業や商品のホームページにアクセスしてくる人は、かっこいい映像やおもしろい映像を期待しているわけではありません。

 

知りたいことがあるからアクセスしているので、ユーザーの知りたいことに応えている映像であればいいのです。

 

知りたい!に応える映像の尺は、3分以上だと長すぎる、と感じるでしょう。

面白い!という演出や要素があれば、もちろん、3分以上見てもらえると思いますが。

 

多少、出来が甘くても、1分くらいなら見てくれるでしょうし、1分見てもわからないなら、それ以上は見てくれないでしょう。

1分は短いようでいて、情報量は意外に多いものです。

関連記事:会社の対外的な広報活動に動画を活用する、その事例について

 

誰に動画を撮影してもらえばいいのか?

 

公式サイトにのせる映像ですから、ホームページ制作の会社に発注する方も多いと思います。

もしくは、社内スタッフで動画を作ろうとするかもしれません。

 

撮影も編集も簡単にできますので、誰でも作れるのですが、できれば映像制作会社に頼むのがいいと思います。

 

なぜ映像制作会社へわざわざ頼んだ方がいいのか、というと

  • ユーザーの視点で魅力的なポイントをみつけながら、気持ちは発注者に寄り添えること
  • 何をどのように撮影すると、ユーザーがストレスなく見てくれるか
  • そのために、どんな機材が必要か

ということが経験としてわかっているからです。

 

ホームページの制作会社ですと、映像制作部門があるところは少ないようです。

担当の会社に聞いてみて、映像が作れるかどうか、映像制作の会社を知っているかどうか、聞いてみるといいかと思います。

関連記事:ドキュメンタリー動画で企業のプロモーションを行う方法

 

映像制作会社を選ぶポイント

 

自分で映像制作会社を探すとき、その制作会社のホームページを見ると、プラン例を出しているところがあります。

 

安いところですと、10万円程度から制作してくれるところがあります。

金額がお手頃のところは、ディレクター自らカメラをまわして、編集もディレクターがする形ですね。

ひとりで多数の作業をこなします。

 

撮影は4時間程度、編集はおまかせ、というところがほとんどです。

そのような会社に頼むときは、発注者側が「事前に何をどう撮ってもらうのか」決めておく必要があります。

 

1分程度なんだから、撮影は3時間もあれば、十分ではと思われるかもしれませんが

1分間というのは、意外にもたくさんの情報量を盛り込めるものなんですね。

 

  • 1分にどんなシーンを入れて
  • どんなカットが必要か
  • 誰に出てもらうのがいいか、

など、あらかじめ決めておくことが複数あります。

 

それが、発注者があらかじめ想定できていて、撮影者に指示もできる、社内の調整もできている、ならいいのですが、

細かい点まで想定し準備できている、というのは難しいものです。

 

1分程度とはいえ、ひとつひとつを意味のあるカットでつなげていかないと、最後まで見てくれません。

 

なにをどう撮るとユーザーに伝わるのか、紹介したい商品やサービスのどこを切り取るとユーザーの心にひっかかるのか、は3時間の撮影時間で見つけて撮るのは難しいものです。

 

企業側の撮影してほしいこと、と、ユーザーが知りたいこと、がマッチしているとも言えません。

第三者に発注することで、第三者はユーザー視点の新鮮な気持ちでその商品やサービスをみますから、そのズレに気づくことが多いのです。

 

弊社にも映像の発注がありますが、最初から明確なプランをお持ちのところはほとんどありません。

打ち合わせを重ねて、お互いのイメージを膨らませて、何に焦点をあてるのかを決めていきます。

 

撮影自体は、5,6時間程度ですが、限られた短い時間で何をどう撮っていくのか決めていくために、打ち合わせは2回ほど設けます。

  • 構成プラン出し
  • ロケハン
  • 撮影内容の確認
  • インタビューの質問内容の確認
  • 誰を撮影するのかの確認
  • 撮影スケジュールの作成と確認

など、何度もやりとりをします。

 

そうしますと、どうしても期間がかかりますので、費用もかかりますが

どのくらいかかるのか?というと、1分程度の映像を2本制作して、30万円くらいです。

 

どんな会社がいいのかというと人と人のやりとりですから、話がしやすい、相談しやすい、という点で選ばれるのがいいかと思います。

 

誰だって初めての会社とやりとりするのは、ストレスですが、スケジュールや予算など、聞きづらいことが聞ける、先に教えてくれる、

思いの相違や行き違い、誤解があってもすぐ修正してくれる。

など、やりとりすることにストレスを感じない、というところを制作会社を選ぶポイントにするのが良いでしょう。

 

できあがりの結果というのは、コミュニケーションがしっかりできていれば、発注者が納得できるものに仕上がるものです。

映像会社に投げっぱなし、任せっぱなしですと、不本意に終わります。

 

映像制作は、発注側と撮影側との共同作業なのです。

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テレビ制作歴25年。テレビの業界の内側と、テレビ番組の裏側をわかりやすく発信していきます。







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