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テレビ業界の裏話

報道番組AD、演出のチャンスをつかみとる

今回はキー局の夜の報道番組に就いているADの森尻さんにインタビューしました。

森尻さんはテレビ番組制作の仕事をして1年弱ですが、あちこちに取材に行ったり、エンディングの映像演出を任される機会を得るなど、チャンスを自ら手に入れています。

仕事の面白味や気を付けていることなどを伺いました。

それではここからは森尻さんのお話をどうぞ。

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映像で使う取材のネタ

大学で映像の勉強をしたのですが、制作に携われる場所ということと、一番身近な映像メディアがテレビだと思ったので、この仕事を選びました。

最初は、キャプションどり(映像の中の音声を文字起こしすること)と、資料映像を探すことが主な仕事でした。

今はそれに加え、取材が必要なときは、カメラを持ってひとりで外へ出たりもしています。

たとえば、流行語大賞の話題があったら、渋谷などで街頭インタビューをして、町の人々の声を拾います。映像取材部のカメラマンに同行してもらって行くこともあります。

 

去年の秋、リオデジャネイロオリンピックに出場した選手のパレードが行われる沿道のお店の人たちに話を聞こうと思い、ドンキホーテさんに電話をかけたことがあります。

その話の中で、国旗を売るブースを作っていること、パレードが終わったらその旗を下取りするサービスを行っていることを教えてもらったんです。

なるほど、捨てないで回収するのか、面白いなと思って、取材に行きました。

このような場合、話を聞いてすぐに行くわけではなく、きちんと広報に確認して了承を取ってから取材に行きます。

ADでも積極的にアイディアを出す

 今の現場は、ADとディレクターがやることに、あまり差がないんですよ。

ADもひとりで取材に行くときはディレクターの役割を果たしていますし。アシスタントではありますが、ときにはディレクターと同じこともします。

自分のアイディアが採用されることも、まだ1年目ですが結構何度もありました。

使えそうなところのキャプションをとって、原稿を書く主筆のディレクター、映像を作るディレクターそれぞれに「このあたりを使います」と伝えるんですが、
やはり、自分が提案した箇所を使ってもらえると嬉しいですし、充実感があります。
面白いこともいろいろやらせてもらえました。

 

今度、気象情報の生中継の演出を担当させてもらうんですが、大学で学んできたことが生かせるかなと思っています。

場所を選び、下見をして……と、自分で一から考えるんです。原稿も自分で書きます。

その場所をどう説明して、気象情報につなげていくか、気象キャスターが喋っているときにどこを映すか、カメラワークの段取り、絵作りを考えます。
相談役のディレクターがいるので、できそうにないところは指摘してもらって決めようと思っています。

親にオンエアの日にちを連絡して、その日テレビ見てって言いました(笑)

1年目でそういう経験をさせてもらえるのは、すごくラッキーですね。

もっとたくさん取材したい

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 企画を出していけば、若くてもやらせてもらえる現場です。

ディレクターから「今度このような話題をとりあげたい」とインフォメーションがあったら、こういうアイディアがあります、と手をあげてみることが必要です。

自分から言っていかなきゃいけないんですよね。デスクさんにも積極的に企画を見せたりしていければと思っています。

日々仕事をする中で、誰かに声をかけてもらえるのを待っているんじゃなく、自分から働きかけることは大事だなあとつくづく思っています。
じゃないと、ただ毎日やるべきことをこなすだけになってしまいますから。

言っていけば任せてもらえますし、経験が増えていく。自分から経験を増やしていくということですね。

 

もっとたくさん取材に出られるようになりたいです。

質問の仕方だとか、まだまだ反省点はいっぱいあるので、数をこなしたいですね。あのADは取材ができると印象付けられるように、頑張っていきたいです。

取材を終えて

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 自分から働きかけていくこと。勇気の要ることですが、森尻さんはどんどんやっていきたいと力強くおっしゃっていました。

近い将来、森尻さんの手掛けた映像をたくさん見られることを楽しみにしています!(ライター・K)

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kitamura
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主にインタビューを担当。テレビ番組制作の現場で頑張っている人たちの生の声をお届けします。




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