弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回はのど飴のテレビCMをする時にどんな戦略でいけばいいのか、ということを考えて見たいと思います。
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商品の特徴から考える広告戦略
のど飴という商品の特徴から、広告戦略ではどんなことを考えたら良いのか、ということをまずは考えてみます。
単価が安く、種類が豊富(競合が多い)
のど飴の価格帯は100円台〜300円台がボリュームゾーンかと思います。
最近は成分にこだわっているもので、料金が少し高いものもありますが、大体はお手頃な値段になっているでしょう。
そしてのど飴が販売されている売り場に行くと、本当にさまざまな種類ののど飴があることがわかります。
特に最近は新型コロナウイルスやインフルエンザの流行もあり、のど飴も必要されるシーンが増えました。
「予防」や「痛みの軽減」「乾燥対策」といった目的でのど飴が消費されることが増えています。
競合も多いですが、単価が安い分、「今回はこれを買ってみよう」と、
普段買っているものから乗り換えてもらいやすいタイプの商品でもあります。
そのため、「印象に残る」ということがまずは大切。
テレビCMでも、まず印象に残る、覚えてもらう、ということを目的としてみると良いでしょう。
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コンビニ・ドラッグストア・スーパーなどすぐに買える
のど飴と言えば、
- コンビニ
- ドラッグストア
- スーパー
など、普段お買い物をしているところで簡単に手に入る、という印象が強いものです。
そのため、テレビCMを放送する前にできれば販路はしっかりと確保しておくようにしましょう。
高級路線で売って行ったり、希少価値が高いもの、というようなプレミアがつくものであれば、ネット販売のみ、ということも可能ではありますが、
そもそもが単価が安いものであるという認識が一般的にあるため、相当な効能が期待できない限りは高級路線で行くのは難しいかと思います。
また、そういった高級路線で行くのであれば、口コミを広げてもらう、というのも重要なことですので、
SNSでの広告を検討したり、通販番組でのプレゼント企画なども視野に入れてみると面白いかもしれません。
関連記事:テレビで視聴者プレゼント企画をやる
リピーター獲得が肝
のど飴は「気に入ったものをいつも買う」という人が多いものでもあります。
私もいつも同じものを買っていて、たまに話題性が高いのど飴に浮気する感じです笑
そのため、いかにリピーターになってもらうか、ということも考えたいところですね。
例えば、テレビCMを定期的にずっと流しているのど飴なんかもあります。
放映量が決して多いわけではなく、あくまで「定期的に流す」ということに意味があって、
これは、視聴者に「商品を思い出してもらう」という目的で放送されているCMなのですね。
例えば決算前の時期に毎年テレビCMを流す、というような戦略でテレビCMを定期的に放送される企業様もいらっしゃいます。
のど飴は歌うCMが多い!?
のど飴のCMを思い浮かべてみると、
- 「♪舐めたらアカン〜舐めたらアカン〜人生舐めずにこれ舐めて〜」のVC-3000のど飴
- 「♪はーちみーつきんかんのど飴」のはちみつきんかんのど飴
- 「♪のど黒〜飴〜」ののど黒飴
- 「♪南天のど飴〜」の南天のど飴
などなど、歌ったり、商品名にメロディが付いているCMがとても多いです。
このように商品名を覚えてもらいたいCMにはメロディをつけることも多く、
メロディが覚えやすいからなんとなく商品名も口にできる、忘れない、という広告戦略なわけですね。
のど飴はなかなか差別化も難しい商品ですので、
とにかくCMで個性をつけてあげる、というのが印象に残るためには良いのかもしれません。
その場合は、意外なタレントさんをキャスティングする、というのも一つ良い方法だと思います。
ただタレントさんを起用する場合は、期間ごとに契約が必要になりますので、最初にそのあたりをしっかり確認した上で制作にうつる必要があります。
このあたりは広告代理店やCM制作会社と、予算を含めて相談しながら進めていくと良いと思います。
試験的にテレビCMをするのもおすすめ
初めてテレビCMをする場合は、消費対象が全国だったとしても、いきなり全国で放送するのではなく、一部の地域で放送をしてみて、そこでデータをとるのがおすすめです。
- どの時間帯に放送するのが一番効果的なのか
- CM内容も複数パターン作ってみて効果が高いものを選ぶ
- どれくらいの頻度でCM放送するのが適切なのかを分析する
こういった部分を試験エリアでやってみます。
試験エリアとしては、日本の縮図と言われる静岡県がおすすめで、
静岡エリアだと100万円前後からテレビCMを放送することができます。
関東エリアだとどうしても数千万円からになってしまうので、こういったコストを抑えて放送ができるエリアでまず始めてみて、データをとるのがおすすめです。
ご予算に合わせてプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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