テレビの仕事をやってきて印象に残っているのはプロ野球の沖縄キャンプ同行取材。緊張したけどいい経験でした。
試合がない日はネタを探す
テレビ局によっては撮った映像を送って編集は本部でやるところもあります。
うちの場合は編集も現地。
取材陣用に作られたプレハブの中で、持ち込んだ機材で編集もやります。
毎日緊張の連続ですが、試合がある日はまだ楽。
誰それがはじめてのピッチング、とか調子はどうだったなどネタには困りません。
でも試合がない日は探さなくてはならない。
それは練習メニューを見てみつけてみたり、いろいろ。
これが意外に大変。
その時は番組ディレクターとしては一人だったので、
というか、最初はもっといるのですが、途中から減ります。
大勢いると経費もかかりますから。
失敗は許されない!という思いもありました。でも
「僕が死んだら、この仕事は回らないのか・・」などと考えると
その責任が、なぜか楽しくもありました。
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おいしいご飯とうまい酒
計15日間沖縄にいました。
夕方、本部への連絡を終えると、夜は遊べます。
おいしいご飯にうまい酒。
ゴーヤチャンプルやアグーに泡盛。
それにあったかい現地の人達。
休みの日もあって、美ら海に観光もできました。
疲れるけど楽しかった。
この仕事をやっていても
スポーツ選手と飲みに行くことなんてほとんどありませんが
この時はそれもできました。
一緒にご飯を食べたりすると
やっぱり応援したくなりますよねー。
頑張れ!という気持ちは強くなりました。
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緊張するけどやれるだけはやる!
仕事は、それはやっぱり気を遣います。
毎日、緊張するし、スピード勝負!
取材もうちの局だけ撮り逃がしたら、とか
うちだけ情報がながせなかったら・・と思うし
そうなってはいけないと焦りもある。
だからこれでいいのかと試行錯誤して
毎日放送ギリギリの5分前まで編集していました。
送った後はホーッと。
やれるだけは頑張る!
だから全く無いとは言えないが、終われば悔いは無い。
とにかく貴重な15日間でした。
機会があればまた体験したいです。
(札幌 情報番組ディレクター)
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