弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は、コロナ禍において需要も高まったオンラインフィットネスについて、実際に使っている人の声などを見ながら、テレビCMを放映する時にどんな内容にしたら良いのか、ということを考えて行きたいと思います。
コロナをきっかけに運動を始める人が周りでも多くなりました!
自宅で手軽に出来るオンラインフィットネスは需要も高そうですよね〜!
続かない人がとても多い
オンラインフィットネスで8割が続かない理由と続けるためのコツ2選という記事を見てみると、
実際に通っていたジムやフィットネスに通っていた方に「ジムや、フィットネスを利用して継続できましたか?」と聞いたところ、
- 途中で大会した…74%
- 継続している…26%
という数字になっており、途中で大会した人が7割以上という結果が出ていました。
さらにオンラインフィットネスに限定して見ていくと、半年以上の継続が出来なかった方が全体の8割。
オンラインフィットネスを行っていた期間は、
- 1ヶ月以内…55.0%
- 半年以内…25.0%
- 1週間以内…15.0%
- 半年以上…5.0%
となっています。
かなり短い期間で辞めてしまっている人が多いですね。
オンラインフィットネスが続かなかった理由は、
- モチベーションが下がった…65.0%
- 時間が取れなくなった、値段が高かった…15.0%
- その他…5.0%
となっていました。
「モチベーション」と「時間」に関して、
ここを解消してあげることができるオンラインフィットネスだと良いのかもしれません。
モチベーションの部分は、例えば他の利用者と交流することができたり、インストラクターから直接フィードバックが受けられるような環境があると良いのかもしれません。
私もジムに通っていますが、女性利用者さん同士のコミュニケーションって本当にすごいです!
いつも楽しそうに会話しているから、「ああ、これが楽しくてきっと続けられるんだなぁ」と思いますね〜
オンラインフィットネスであっても、オンライン上にコミュニティがあってやりとりができる、というような仕組みがあると面白いかもしれませんね。
そういった「続けるためのモチベーション」になるようなコンテンツをCMでも押し出していくと良いと思います。
フィットネスが続かないという経験を持っている方は、
一度は通おうと思ったことのある方ですから、見込み客ではあるでしょう。
そういった顧客の悩みを「このサービスなら解決できます!」という打ち出し方をすると、ターゲットにも響きやすくなります。
オンラインフィットネスのメリットからCM内容を考える
【フィットネス経験者のコロナ禍におけるフィットネス利用実態調査】を見てみると、
店舗方フィットネスジムと比較し優れている点は
- 自宅で利用できるため時間を有効活用できる…64.3%
- 外出しないで済むので新型コロナの感染リスクを抑えられる…59.9%
- 周りを気にせずりようできる…59.2%
- 手軽に利用できるので継続しやすい…38.9%
という結果になっていました。
実際に利用している人の「優れている」と思っている点なので、これらをCMで押し出してみても良いかもしれません。
例えば働く若い世代をターゲットにして、
「仕事は忙しいけど、運動不足を解消するために寝る前にサクッと筋トレ!」
というような、実際の使い方をイメージしてもらいやすいCMにする、などしてみると、
CMを見てくれた人に「自分にもできそうかも」と思ってもらいやすくなると思います。
CMを作る時は、「それを利用した時の自分」を視聴者に思い浮かべてらもらいやすい内容にすることが大切です。
関連記事:CM制作の見積もり!どういうものにお金がかかるの?
オンラインフィットネスサービスのデメリット
同様に、店舗方フィットネスジムと比較して劣っている点については、
- 自分の体に合った方法かどうか判断できない…45.9%
- トレーナーから指導を受けられない…45.2%
- 指導が分かりにくい…36.9%
- 他の利用者とコミュニケーションが取れない…25.5%
といった意見が出ています。
やはりコミュニケーション、大事ですね…!
オンラインで全てが完結するのではなく、ある程度コミュニケーションが取れる内容になっていることが大切なのかもしれません。
手軽さ、時短などを求めていても、やはりモチベーションになるのは人とのコミュニケーションなんだと思います。
関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!
地方ローカル局での放送がおすすめ
オンラインフィットネスは、近くにフィットネスジムがない、という地方エリアにこそ需要があるのではないかと思います。
オンラインというと都会ばかりイメージが先行してしまいがちですが、
地方では「受けたいサービスが受けられない」という人が多く、オンラインという手段はとても需要があります。
そしてテレビCM業界では今、地方ローカル局がとてもおすすめ。
CMの放映料金はおおむね視聴可能人口に比例していますので、地方局だとガクッと金額が下がってとてもコスパが良いんですね。
数十万円からCMの放送ができるテレビ局がたくさんあります。
地方エリアからまずテレビCMを放送してみるというのはいかがでしょうか。
関連記事:地方のテレビCMは30万円からできる?やれることを紹介します