企業様で広告を出したい、と思った時に
- どんなメディア媒体で広告を出せばいいのか
- どれくらいの予算が必要なのか
- どんな広告内容にすればいいのか
ということはまず考えることかと思います。
ただ、広告関係に詳しくない場合何を基準にそういったことを決めていけばいいのか、ということはなかなか判断できないものですよね。
今回は広告を出したい!となった時にまず考えることについて話してみたいと思います。
1 広告商材の特徴を考える
まずは広告を出したいと思っているその商材、もしくは会社についてその特徴を考えましょう。
その商材・会社の特徴、中でも「一番推したいポイント」から考え始めるといいと思います。
一番推したいポイント、ということは
- 他社には絶対に負けない自信があるポイントである
- 話題性があり、興味を持ってもらえるようなポイントである
ということだと思うんですね。
世の中には宣伝広告が溢れかえっています。
その中で抜きん出て目立っていくような広告を打っていかないと正直どんな強いメディア媒体だったとしても広告を打つ意味がありません。
広告に詳しくない方はよく「テレビでCM広告を出せばとりあえずは何かしらの広告効果が得られるだろう」と思っていらっしゃる方が多いです。
でも広告メディア媒体がちゃんと効果を生むのはその広告のターゲット層とその広告を見たユーザー層がしっかり合致した時だけです。
とりあえず広告を出せば何かしらの影響があるはず、という考えは捨てた方がいいと思います。
関連記事:メディアプランニングの大切さ
そして、広告戦略を考えていく中で一番大切なことは広告を出したいと思っている人がその商材の良いところも悪いところもきちんと理解している、ということです。
誰よりもその商材に詳しくなることが、まず広告を出す上で一番大切なことです。
人におすすめするのにその商材のことをよくわかってない人がおすすめをしても説得力に欠けますよね。
広告を出したい商材に関してどんな質問が来ても答えられる、というくらい詳しくなった上で
ではその商材の一番の魅力はなんなのか、ということを明確に把握することが広告を出す時の初めの一歩だと思います。
2 広告商材のターゲット層を考える
次に広告を出したいと思っている商材のターゲット層を具体的に考えましょう。
広告のターゲット層を考える時は
- どれくらいの年齢層に向けてなのか
- 男性向けか女性向けか
- どういった職種の人向けなのか
- 決済者は家族の誰なのか
というところから考え始めるのがいいと思います。
決済者とは実際にお金を払う人のことです。
例えば出した広告を一番見るのが主婦層で、主婦層に魅力的に映る商品だったとしても、商品が高額な場合は決済者はその家族である旦那さんになる場合が多いかと思います。
その場合は決済者は旦那さん、ということですね。
そうすると作る広告の内容も全面的に女性向きにするのではなく、値段表記の部分などは男性向きに少し重厚感を出してシンプルな作りにするだとか
ちょっとした工夫のしようがあると思うんですね。
もちろん広告を出すメディア媒体にもよるのですが。
どんなメディア媒体にするにせよ、最近はどんなユーザー層においても「とりあえずホームーページを見てみる」という行動フローが当たり前になりつつあるので
広告を出したいと思った時点で先にホームページはしっかりと作っておくことをおすすめします。
関連記事:テレビCMをする時ホームページも作りこんだ方がいい理由
3 ターゲット層が使うメディア媒体を考える
広告を出したい商材のターゲット層がある程度決まったら、そのターゲット層がよく使うメディア媒体について考えてみましょう。
広告を出したい、となってもメディア媒体はたくさんあります。
- テレビCM(テレビCMの広告効果にはどんなものがあるのか)
- ラジオCM(ラジオCMの効果として考えられること)
- デジタルサイネージ(電車のデジタルサイネージ広告は有効なのか?)
- Web広告(リスティング広告・バナー広告・記事広告等)
- 雑誌広告(雑誌で広告を出す事って本当に効率的なの?これからの広告を考えてみた。)
など。
それぞれのメディアのユーザー層は全く違いますしその媒体の中のコンテンツによっても全然違います。
例えばテレビもお相撲は中高年が見ているでしょうが、それに対して深夜のアニメやお笑い番組はきっと若年層が見ていますよね。
先ほど決めたターゲット層がどんなメディア媒体に普段から触れているのか、というところから広告を出すメディア媒体を決めてみるといいと思います。
4 広告内容を考える
広告内容は決めたメディア媒体によっても手法が異なると思いますが、とにかくきちんとターゲット層に広告を出したい商材の内容が伝わるようなものを作ることが大事です。
いろんな特徴を羅列するよりは、一番最初に決めた「商材の一番推したいポイント」を全面的に出して行った方がいいのかなと思います。
とくにテレビCMやラジオCMといったものは尺が限られており、秒単位で情報が流動的に過ぎ去って行ってしまうものです。
だから短時間で印象に残ることが大切なんですね。
関連記事:印象的なcmの特徴とは
5 広告の費用対効果を考える
これも広告を出したいと思った時には考えるべき事だと思うんですよね。広告って出せば、それなりに商品が売れる事もあるんですよね。
全国でCMを出して、商品を売ろうとしたら、それなりの売り上げにはなるんですよね。しかしながら、それだけでは広告戦略として間違っていると思うんですよね。
広告を出したいと思い、広告を出す事は広告代理店としては嬉しい事なのですが、その私たちは「継続的にCMを出す事を提案したい」とも思っているんですよね。
そのためには、適切な広告費で適切な効果をあげるという事が必須の条件になってきてしまうのです。広告を出したいと思った時には、
広告費をどれだけかければ、どの程度の利益になり、どの程度売れなければ広告費を回収する事が出来ないのか?という損益分岐点を考えるべきなのです。
広告代理店の中には、高額な広告をクライアントに出させて自社の売り上げを上げようとする会社もあるのですが、それだと広告業界全体が縮小していってしまうと思っているのです。
費用対効果をきちんと考えるという事は、クライアントにとっても、業界全体としても大切な事だと思うんですよね。
広告を出したい!というクライアント様に「まずはチラシ等から始めてみたらいかがでしょうか?」「まずは付近のオフィスに挨拶をするところから始めてはどうでしょうか?」というご提案をさせていただくのは、
こういった理由があるからなのです。WIN・WINの関係性でなければ、いけないと思っているのです。
広告を出したいなら
弊社ライズアドバートではテレビ広告を中心にその他の広告も総合的に取り扱うことができますので広告を出したい、という時に広告の出し方からご相談に乗らせていただきます。
広告を出したいという商材・企業様がより効果の得られる方法で広告が出せるようお手伝いさせていただけたら幸いです。
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