広告を打った時に「思ったほど広告効果が得られないな」と感じることがあると思うんですね。
そういった時に、一番最初に気になるのは、やはりリーチ数だと思います。
今回はこのリーチ数について、広告代理店である弊社ライズアドバートがお話してみたいと思います。
広告のリーチとは
そもそも広告のリーチとは、
どれくらいの人に広告が届いているのか、ということを指します。
これは累積到達率のことを指しますが、
広告でこのリーチの正確な数がわかるのはインターネット広告の場合のみです。
それ以外の広告の場合は、おおよその数字しかわかりません。
インターネットの場合は広告の表示回数だけでなく、
その広告を見たユーザーがその後どのような動きをしたか、ということまで把握することができます。
今回は、この広告のリーチがある程度あるはずなのに
なかなか広告効果がでない、という時は、どんなポイントを改善するべきなのか、ということについてお話してみたいと思います。
関連記事:広告における「フリークエンシー」の大切さ
広告内容がターゲットに合っていない
まず一番最初に考えなくてはいけないのは、
広告内容が本当にターゲットに合っているのか、ということです。
リーチ数をある程度確保できているはずなのに、
そこから成果に繋がらない、ということは、
その広告内容がターゲット層に合致していない、という可能性が考えられます。
ターゲット層のトレンドに広告が合っているか、ということをしっかり見直してみることをおすすめします。
また、ターゲット層があまり詳細に決まっていないのであれば、
ターゲット層をF1層やT層と呼ばれる層にしてみると良いかもしれません。
もちろん商材にもよりますが、
20〜34歳の女性であるF1層、また13〜19歳の男女であるT層をターゲットにすることで
世の中のトレンドに敏感な世代を味方につけることができます。
こういった若い世代は、SNSなどの情報拡散力を持っていますから、
商材がうまくはまっていけば、お金をかけずに広告が拡散されることもあるわけです。
関連記事:広告を考える上で重要な「F1層」とは?
ターゲットにリーチしていない
想定しているターゲットに広告がリーチしていない、というケースも考えられます。
想定しているターゲットにきちんと広告をリーチさせることができているのか、ということを改めて考えてみるとよいでしょう。
例えばインターネット広告の場合であれば、
どのような層が広告を見ているのか、
さらに、どのような層からクリックされているのか、ということを調べることも可能ですし、
さらにどうのような層に広告を表示させるのか、ということも決めることができます。
逆に、こういった細かい設定ができない広告もあります。
例えばテレビCM広告。
テレビCMの場合はターゲット層を絞りこむのはかなり難しいですよね。
ただ、テレビCMでも、放映地域や時間帯を限定したり、
BSやCSといった衛星放送の専門チャンネルなどでターゲットを絞りこむ、というやり方ができます。
細かい設定ができない広告でも、広告をリーチさせるターゲットを絞り込む方法はあるんですね。
広告によってリーチさせるターゲット層をどのように狙っていくか、という方法は異なります。
ターゲット層にどのように広告をリーチさせるか、ということを考えるためには
その広告の特性もまた、理解していかなくてはいけないのです。
関連記事:BS放送でCMをすることのメリット
広告手段がターゲットと合っていない
広告のリーチ数はそれなりに稼げているのに広告効果が上がっていかない原因として、
広告手段が想定されるターゲットと合っていない、ということも考えられます。
例えば、若年層をターゲットとしているなら、インターネット広告がとても相性が良いですが、
逆に紙媒体の広告というのはリーチしにくくなりますよね。
雑誌や新聞の広告、というのはなかなかティーンエイジャーには届きにくくなってきています。
逆に、高齢者層がターゲットの場合は、
インターネット広告はなかなか難しい部分があります。
このように、広告媒体も強い世代と弱い世代があるものです。
リーチさせたいターゲット層が、
普段どのような広告媒体を利用しているのか、ということをしっかりと調べることが大切です。
関連記事:WEB広告において大切な考え方、CPM(Cost per mille)とは?
広告を出稿する時
今回は広告のリーチ数の割に広告効果がでない時の原因についてお話してみました。
広告にはいろいろな媒体と、手段があります。
その中でどのような手法で広告を行っていくのか、ということを決めるためには
やはりターゲット層のことを、しっかりと理解しておくことが大切です。
弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、広告を出稿したい、という企業の方のご予算、ブランディングに合わせた広告プランをご提案させていただいております。
予算段階からのご相談でも構いませんので、
下記フォーム、またはチャットよりお気軽にお問い合わせください。
関連記事:CM予算はどうやって決めるべきか
では今日はこのあたりで。