弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は老眼鏡のテレビCMをする時にどんなCMにしたら良いのか、実際の利用者アンケートを見ながら考えてみたいと思います。
老眼が始まる年代で一番多いのは40代後半
老眼はつらいよ 読者344人の赤裸々証言を見てみると、
「老眼はいつごろから始まりましたか?」という設問では、
- 40代後半…33.1%
- 50代前半…23.0%
- 40代前半…20.1%
- 50代後半…11.0%
- 30代後半…4.4%
- 60代後半…3.5%
- 60代前半…2.6%
- 70代〜…1.7%
という結果になっていました。
老眼を使い始める人をターゲットとするのであれば、40代〜50代前半がメインターゲット層になるということですね。
老眼を自覚したきっかけとしては、
満員電車の中で、顔にスマホを近づけた状態で文字にピントが合わなくなった(40代前半・女性)
指先に刺さったとげを取ろうとして、指先を目に近づければ近づけるほどぼやけて見えなくなった(50代後半・女性)
楽器を演奏するときに、指揮者はよく見えるのだが楽譜が見づらくなった(70代前半・男性)
アユ釣りの仕掛け作りで、手元が見えにくくなりうまく結べなくなった(50代後半・男性)
疲れ目が治らないな、と思っていたときに、銀行窓口にあった老眼鏡を手に取ったところ、見えにくかった手元がはっきり見えた(40代後半・女性)
テレビを見ながら食事をしていて、ご飯に焦点を移したらピントが合わなくなった(60代前半・男性)
老眼はつらいよ 読者344人の赤裸々証言より抜粋して引用
といったものになります。
こういった具体的なシーンをそのままテレビCMにしてみると、共感してもらいやすくなるかもしれませんね。
同じように老眼が始まったばかりの方には「わかるわかる!こういうことある!」と思ってもらえると思います。
共感をしてもらいやすいCMは記憶にも残りやすいです。
CM制作をする時はターゲット層をいかに具体的にするか、ということがとても大切です。
広告業界では仮想的なターゲットとなる人物像をペルソナと言いますが、このペルソナの設定を具体的に行なっていくと良いでしょう。
ペルソナが具体的であればあるほど、制作内容やCM放映のプランニングを決めていきやすくなります。
ペルソナ設定は広告代理店と相談しながら決定していくことももちろん可能です!
老眼の対処法について悩んでいること
老眼鏡について悩んでいることについては、
いつごろから老眼鏡を使い始めるべきかタイミングが分からない(40代後半・女性)
老眼鏡を使うのに抵抗がある。弱い度数のコンタクトにすると、遠くが見えづらい。100円ショップで購入した老眼鏡は、見え方に少し歪みがある(40代後半・女性)
ルーペと老眼鏡の違いが分からないので購入を迷っている(50代前半・女性)
同アンケートより抜粋して引用
老眼というのは最初は信じたくないもののように思います。
初期症状であればすぐに老眼にしなくても良い、ということもありますので、「無料で診断できます」「老眼かも?と思ったらご相談ください」というような謳い文句にしてみるのも良いかもしれませんね。
自己判断で度数の合っていない眼鏡を使用し続けると目には負担になりますので、そういった注意をCM内容としてみるのも良いかもしれません。
テレビCM制作と同じタイミングで、老眼の選び方や正しい付け方などを紹介する動画をweb公開用に作ってみるのも良いと思います。
関連記事:テレビCMを制作してWEBでも配信したい時に気をつけたい権利の話
テレビCMはどこでやる?
テレビCMを放送する時は、人口の多いエリアで最初は限定的にやってみると良いでしょう。
- 関東
- 関西
- 中京
といったエリアです。
これらのエリアはテレビ業界では広域圏と呼ばれるエリアで、複数の都道府県に放送域がまたがっており、視聴可能人口の多いエリアとなっています。
ただ、テレビCMは視聴可能人口におおむね比例するような形で料金が設定されているため、これらのエリアは予算もそれなりに必要になってきます。
- 関東…2000万円程度〜
- 関西…1000万延程度〜
- 中京…500万延程度〜
というイメージです。
CMを放送するだけじゃなく、ある程度効果を得たいのであれば、これくらいの予算は必要になりますね。
あまり予算がなく、まずは地方エリアで限定的に放送をしたい、という場合はその他の地方局がお勧めです。
- 北海道
- 静岡県
- 福岡県
あたりは、よく試験的にテレビCMを放送するエリアとして使われるエリアです。
100万円〜200万円程度からCMを放送することができ、人口もそれなりに多いので、最初に試験的に放送するなら向いているエリアと言えるでしょう。
ご予算に合わせて広告プランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。
関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!
