大卒の有効求人倍率は1,73倍(2018年)
8月の中途求人倍率は、1,76倍(2018年8月)と、新卒も転職者も、求人倍率は高くなっています。
企業が求人を出すときは、就活サイトや転職サイトを使ったり、自社のホームページに求人情報やリクルート情報を掲載しますよね。
サイトに求人を掲載するときに、動画を載せる機能があれば、活用してみてはどうでしょうか。
動画があると、求職者にとっては、イメージが膨らむ手助けになります。
求職者は動画をみて、どんなところに共感するのでしょうか。
一緒に働く人たちをイメージしやすい
応募者がいちばん気にするのは、その会社に自分が入ったとしたら、
- どんな人たちと一緒に働くのか
- その人たちに自分は馴染めるのか
だと思います。
動画では、代表やスタッフの方たちのインタビューがあるといいかと思います。
動画の場合は、テキストほど詳細な文章はいりません。
複数の人が、仕事のやりがい、職場の楽しさなど一言ずつ喋ってくれるほうが、
見ている人にはたくさんの情報を得ることができます。
テキストだと、プロのライターが書いている場合もありますが、動画はごまかしがききません。
この職場のこんなところがいい!というのは、そこで働いている人たちが、本当にそう思っていないと、言えることではないものです。
もし、不満を持っているなら、表情にちらりと出てくるもの。
スタッフの方たちは、俳優さんやリポーターさんのように演じることができないからこそ、本当のことしか言えません。
カメラの前に立つと緊張してしまって、つっかえてしまったりするかもしれませんが、気にすることはありません。
映像には言葉以上に伝えたいことが込められます。
スタッフの方たちが、みなさん、仕事や職場、仲間に対して100%満足していることはないでしょうが、愛着や愛情があるかと思います。
動画には、そうした、目で見えないものも見ている人に受け渡すことができるのです。
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働く環境をイメージしやすい
応募者の方たちが、どんな場所で働くのか、そこの場所に自分を当てはめてみるには、動画の方がイメージしやすいもの。
画像だと、奥行きや天井高、空間の雰囲気まではわかりません。
動画であれば、自分がどんな空間で働くのか、画像よりも具体的にシミュレーションできます。
そこにスタッフたちの姿も映っていれば、スタッフの方達がどんな雰囲気で働いてるのかも伝わるでしょう。
例えば、働く人にとって、服務規程がどの程度自由なのかは気になるもの。
記載されているものを読むよりも、映像を見たほうが、自由度がどの程度なのか、すぐわかります。
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どんな事業をしているかがわかる
求職者にとって、新たな分野にチャレンジするとき、その会社がどんな事業をしているのか、その会社で自分の経験が活かされるのだろうか、と考えますよね。
テキストや画像だけではなくて映像もあると、そうした説明もわかりやすく理解してもらえると思います。
求職者は、今よりも給料や待遇がよくなる自分のステップアップのための転職もありますが、
今の仕事が合わないから環境を変えたい、という理由での転職も多いものです。
文章を読んで理解してもらうよりも、2,3分の動画の方が、伝えられることがたくさんあることも。
サイトやホームページに動画があることで、興味のわかなかった人にも見てもらえるかもしれません。
商品やサービスに引っかかりがなくても、社内の雰囲気や人柄のよさが、求職者に刺さる可能性もあります。
中小企業にとって、就職サイトや転職サイトから応募してもらうのも、大変なことです。きょう
競合他社との差別化をはかるためにも、視覚でアプローチできる動画を掲載してみてはどうでしょうか。
ひとつのパターンでも作っておくと、そうした採用サイトにも使えますし、自社のホームページにも掲載することができます。
また、YouTubeにアップしておくこともできます。
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動画の優位性
人は動くものを目で追う習性があります。
採用サイトに動画をのせておくことで、そのページで長くとどまってくれる可能性が高くなるんですね。
今のユーザーの人たちは、ウソや誤魔化しを嫌いますし、敏感です。
テキストだと、「いいことばっかり並べてるな。本当はどうなの?」とツッコミながら読んでいるもの。
映像は、シンプルな言葉や、拙い表現であっても、
表情だったり雰囲気で、真実なのかどうか伝わります。
実際に、動画はテキストの1000倍の情報量がある、と言われています。
テキストで一生懸命説明するよりも、サイトのトップに数分の動画でもいいので置いておく、という方が
採用が上手くいくかもしれません。
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