最近瞬く間にサウナ需要が増え、新しくサウナ施設がオープンしたり、サウナ関係のイベントが増えたりするようになりましたね。
私の周りでもサウナが好きな人が急に増えて、週末はどこのサウナに行った、というお話をよく聞きます…!
実は1960年代〜1970年代も日本ではサウナブームがあったんですよね。
その時は新聞広告やテレビCMでもサウナの広告がすごく多かったのです。
またこれからサウナのCMが増えてくるかもしれません。
今回はサウナのCMをする時にどんなことを考えればいいのか、
どんな戦略があるのか、ということについて、テレビCMをメインに取り扱う広告代理店である弊社ライズアドバートが解説していきたいと思います。
ユーザーがサウナを選ぶ基準
サウナ、楽しんでますか?というアンケートの結果によると、
サウナを選ぶ時のポイントは、
- 清潔感がある…25.1%
- 利用料金が手頃…16.2%
- サウナの温度・広さ…13.5%
となっていました。
これらの結果を踏まえて、テレビCMの内容を考えてみるのも良いかもしれません。
清潔感がある、ということはとても重要なことで、これは実際にサウナに行ってみないとよくわからないものですよね。
サウナに行こう、と思った時はネット上で調べることがほとんどかと思いますが、ネットに掲載されているものは写真が多いですし、
クチコミと言っても、サウナの中でユーザーが写真を撮るということはできませんから、結局「入ってみないとわからない」というところがサウナの難しいところです。
そこで、テレビCMを使ってサウナの中をしっかりと映像で紹介することができれば、
清潔感も伝わりやすいのではないかと思います。
コロナ禍で客足が遠のきがちな時期に改装をしているサウナ施設も多かったように思いますので、
改装オープンの時期なんかは特に清潔感をアピールすることができる良い時期なのではないでしょうか。
また、サウナの広さも映像だと伝わりやすいですよね。
中には相当熱いサウナが好きだ、というコアファンもいらっしゃって、
サウナが好きな方々のお話を聞くと「あそこは熱波師もいて、すごく熱い」というようなことをおっしゃっていることも多いです。
そういった定期的なイベントだったり、温度設定を押し出したテレビCMにしてみるのも良いかもしれません。
関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
サウナを利用する目的
また、同アンケートによりますと、サウナを利用する理由・目的は、
- リフレッシュのため…39.6%
- 疲労回復のため…17.8%
- 健康のため…16.2%
となっていました。
確かに私の周りのサウナが好きな方も、普段から運動をしていて健康意識が高い方や、
お仕事熱心な方が多く、週末に疲れをとるのにサウナに出かけている、という話をよく聞きます。
こういったストーリー性のあるCMを制作してみるの面白いですよね。
毎日真面目に働いて、週末はサウナで疲労回復。この時間が至福でたまらない。
というようなストーリーを描いたCMにすることで、視聴者の共感も得られやすくなると思います。
ちなみに「サウナには誰と行きますか?」という質問では、
- ひとりで行く…40.5%
- 家族と…31.0%
- 友人と…12.1%
という結果になっており、圧倒的に一人で行くという方が多くなっていました。
例えば孤独のグルメのように、男性一人の主人公をおいて、心の声をナレーションでいれる、みたいなCMにしても面白そうです。
関連記事:CM制作費の相場はいくらか
放送エリア・時間帯
テレビCMの場合は各都道府県で基本的に放送することができます。
店舗があるエリアでないとテレビCMは難しいと思いますので、店舗のあるエリアで、
全国に店舗がある場合は、寒い地域や利用客が多いエリアで試験的にCMをしてみるといいかもしれません。
また、「サウナを利用する時間帯を教えてください」という設問では、
- 休日の午後…19.9%
- 休日の夜…15.1%
- 休日の夕方…14.2%
となっており、多くの方が休日の午後〜夜にかけての時間でサウナを利用しているということがわかりました。
そのため、サウナのCMをするのであれば、休日の午前中、あるいは金曜日の夜から土日全体の時間、というような、少し限定的な時間を狙ってみるのもいいかもしれません。
やはり週の頭にCMをしても、次にサウナに行くまでに忘れられてしまうかもしれませんので、
うまくサウナに行く前の時間帯にテレビCMを見てもらって、「今日はここに行ってみようかな」と思ってもらうことが大切かな、と思います。
通常のスポットCMに比べると放送の時間帯を指定することで少し料金が割高にはなってしまうのですが、
効果的にテレビCMを放送するのであれば、この時間帯を狙ってみた方がいいかと思います。
また、制作した映像をWEBなどでも流用して、時間帯指定をして広告配信してみるのも効果的かと思います。
関連記事:テレビCMを制作してWEBでも配信したい時に気をつけたい権利の話
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