弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
昨今は新型コロナウイルスの影響もあり、シェアオフィスが急速に拡大しています。
- レンタルオフィス
- サテライトオフィス
- コワーキングスペース
など、呼び方や使われ方もさまざまですが、
今回はシェアオフィスのCMをやる時にどんな風にアプローチすれば良いのか、ということを考えていきたいと思います。
シェアオフィスの利用者状況は?
コワーキングスペース/レンタルオフィス | 市場調査データというものを確認してみると、
コワーキングスペース/レンタルオフィスに関して、92.9%の方が「まだ一度も利用したことがない」という回答をしていました。
ちなみにアンケートの対象者は主婦やリアイア層なども含む消費者全般となっています。
これを見ると、テレワークを導入している企業でも、そのほとんどがシェアオフィスなどを取り入れているのではなく、
テレワーク=自宅、という構図になっていることが分かります。
かつて利用したことがある、という人は約4%程度で、新型コロナウイルスが少し落ち着いてきたこともあり、出勤を原則とする企業がまた増え始めているのかもしれません。
ちなみに弊社オフィスで話を聞いてみたところ、自宅でのテレワークは集中力に欠けることもあり、できれば出勤したいという意見が多くありました…!
例えば中小企業に、法人契約で契約をしてもらう、などの方法も良いかもしれません。
個人の場合は、家で集中できない人用、という感じでしょうか。
関連記事:CM制作をする時にヒアリングさせていただく5W1H
ターゲットを個人にするか法人にするか
テレビCMをする時はターゲットをとにかく具体的に、明確にすることが大切です。
ターゲットのイメージがズレていると、CMの制作にもブレが生じ、結局効果があまり得られないCMになってしまうことが多いです。
とにかく突き詰められるところまでターゲットを突き詰めるところからスタートさせましょう。
個人で狙うにしても法人で狙うにしても、シェアオフィスの認知度を高める、社名を覚えてもらう、という方向でテレビCMをするのは良いと思います。
ただ、個人向けか法人向けか、で制作の内容は大きく変わってくるでしょう。
法人向けの場合はtoBになりますので、例えばCM用に作った動画を
- タクシー広告
- エレベーター広告
などでも出してみるとより高い効果が期待できます。
決裁者にアプローチするためには…を考えられると良いのかなと思います。
関連記事:BtoBサービスを行う企業がテレビCMをするメリットと戦略
イメージを持ってもらうことが大事
シェアオフィスは訪れてみないと雰囲気が分かりませんので、どんな雰囲気なのか、ということが映像で伝わるような内容になっていると良いでしょう。
また、利用者として気になるポイントなのは、
- どんな使い方ができるのか
- オフィスのように、プリンターやWi-Fiなどは揃っているのか
- 電話番号を持つことはできるのか
- ゲストを招くことができるのか(面談室などがあるのか)
- 休憩スペースのようなものはあるのか(飲食可なのか)
- 一つの店舗だけでなく、色々な店舗を使うことができるのか?
といったところだと思います。
CMを見てくれた人に「それだったら自分も使えるかも」と具体的に自分の場合でイメージをしてもらうことが非常に重要です。
こういったところをCMに入れてみると、イメージが湧いて良いかもしれません。
ちなみに先程の調査を見てみると、利用の決め手については、
- コスト
- 立地・アクセス面(駅や自宅からの距離など)
- 設備の充実度(個室スペース、会議室の有無、オンラインMTG対応など)
- 利用のしやすさ(予約・キャンセルシステムの充実など)
といった結果になっていました。
やはりシェアオフィスは継続支出にはなりますので、コスト面は大事ですね。
例えばシェアオフィスを利用する〇〇さんの一日、みたいな内容にしてみると、
より使い方を説明しやすくて良い映像になるのではないかなと思います。
関連記事:CM制作の見積もり!どういうものにお金がかかるの?
CM放送エリアの決め方
オフィスが全国にある場合は全国が対象になるとは思いますが、最初から全国エリアでテレビCMをしようとするとかなり金額がかかってしまいます。
全国となると大体予算的には数千万円後半〜億単位です。
なので、オフィスが多くあるエリアを中心に、まずは小規模でCMを放送していくと良いのではないでしょうか。
統計を見ていると、現在は
- 東京
- 長野
- 大阪
- 滋賀
- 京都
- 兵庫
- 福岡
のエリアがシェアオフィスが多くなっています。
テレビCM放映料金は概ね視聴可能人口に比例しますが、
関東・関西に関しては独立局を使用するという方法もございますので、この方法であれば50万円程度からCMを放送することも可能です。
まずは100万円程度から小規模にCMを放送してみて、リアクションを見つつABテストしていけると良いかなと思います。
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