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夏にCMするならいつから準備する?どんな商品が売れる?

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今回は夏のCMについて、夏によく売れる商品はどんなものかをはじめとして、夏にCMをすることが向いている商品はどんなもので、それは夏に売れるものなのか、

また夏にCMをすると効果はいつ出てくるのかなどについて書いてみたいと思います。

また実際に夏にCMを投下する場合のメリットや、気を付けるべき点、さらに準備はいつ頃から用意する必要があるかについても書いてみたいと思います。

夏に売れる商品

一般的に夏によく売れる商品というと

食品分野では

  • 麺類
  • 麦茶
  • アイス類
  • スポーツドリンク

など.

食品以外では

  • 日焼け止め
  • 制汗剤
  • 汗拭きシート
  • 殺虫剤

などが夏の典型的な商品といわれます。

また夏は草や雑草類が伸びるため

  • 草取り関連の薬品や道具
  • 虫刺され、湿疹、怪我等の薬

の売り上げも伸びます。

夏は休暇を取る人が多いのでゲームや遊具、キャンプ用品など遊べるグッズも夏によく売れる商品です。

これらは通常の季節に比べて平均1.2倍から1.3倍程度売り上げがアップすると言われます。

さらに夏は肌の露出が多くなるため、身に付けるアクセサリー、時計なども売れやすい商品となります。

おもしろいところでは汗をかいた後の塩分の補給ともいえる漬物類の需要が伸びること、またペットブームを受けて夏に弱い犬が涼しくなるようトリマーのいるペットサロンも来客が増えるようです。

夏によく行く場所で見てみると、

  • ショッピングセンター
  • プール、温泉、スパ
  • 避暑地、リゾート地
  • 劇場・映画館

など、夏は親子や家族連れなどで出かけられる場所を中心に需要が伸びるのが一般的です。

また、最近では新型コロナの影響が大きく出ました。

以前は夏は医療現場等を除きほぼ需要がなかった夏用マスクが数十倍の売り上げとなり、同じくうがい薬も4倍にアップ、

また汗をかくのでもともと夏によく売れていたシーツ類は、除菌の観点から売り上げがさらに伸びました。

電気製品にも影響があり、夏は行楽シーズンで出かける人が多かったのに、在宅者が増えたためクーラーなどの夏物家電だけでなく、家電全般の使用頻度が高まり結果として売り上げも伸びるという現象にもなりました。

関連記事:季節を感じるテレビCM!出稿する時の注意と戦略

夏に適したCM「食品はすぐ、家電は秋口」

さて夏にCMをする場合、夏に使うものや夏に行きたい場所など、夏に需要があるもののCMをすればよいかというとそういうわけでもありません。

商品によってはCMを見てから、実際に購入するまでにかかる時間が異なるからです。

大まかなところでは食品の場合、CMを見た日、あるいは数日中に買う人約5割程度、

洋服などファッション系の場合、数日中に購入する人は約3割程度、

電気製品、電子機器、贅沢品などになると1割程度といわれます。

金額的に安いものほど購入までの期間が短く、高額になるほど購入までの期間が長いとも言え、

総じて1万円以下は早め、5万円以上になるとCMを見てから購入まで最低でも2週間以上はかかるといわれます。

このような状況を踏まえると、夏にCMを流すのが適した商品は

食品のような購入までの期間が短いものの場合は夏に人気がある商品

そして購入までの期間が長いものについては秋口から需要が増える商品と考えておくと良いのではないでしょうか。

また特殊なケースとしては9月初日の防災の日を見越して夏のうちにCMをする

9月の敬老の日を意識して夏のうちにCMをするというのも良いと思います。

また、秋は春についで引っ越しも多い季節なので、引っ越しや家関係、インテリアなども夏のうちにCMをすると良いでしょう。

夏はキャンプなどアウトドアのイメージもありますが、これらは比較的高額で宿泊も伴うことがあるので、長めの購入期間があると考えられ、適切なCM時期は夏というより春がよいかもしれません。

関連記事:CMの放送スケジュールはどのように決めればいいの?

夏はCMが安いのでねらい目

夏は企業としてお休みを取ったり、従業員もお休みが多くなる時期なので、企業全般あまり活性化しない時期と言われます。

社員が少ないことでCMの準備がやりずらい、CMを流しても検証ができないという事情もあります。

結果としてCMを出稿する企業が減る傾向があるため夏のCMは値段が安くなることが多いです。

しかしながら夏は休みが多い分、テレビに接する人も増える傾向にあり、特に昼間にテレビを見る人が多くなるので、CMを投下する条件としては悪くない季節だと言えます。

値段も春などの集中する時期と違い安くなるので実はねらい目ともいえますので

早めに準備をしておいて夏に売れる商品、あるいは秋から売れる高額商品などのCMを考えてみてはどうでしょう。

関連記事:テレビCMが安くなる条件はどんなものがある?

夏のCMはいつ頃から計画するか

もし夏にCMをするとしたらいつ頃から企画するかについてですが、

以前CMをしたことがある、CM素材がすでにあるという場合は別として

仮に8月にCMを投下したいのであれば4月頃から、遅くとも5月には始めたほうがいいでしょう。

通常テレビは朝や夜、家に帰ってからの時間帯が人気がありますが、夏のCMについては通常より在宅者が増えるので、ターゲットにもよりますが、昼間の時間帯も通常より視野にいれて良いと思います。

また、夏は祭りやフェスなどイベント事も多くなる季節で、それらのイベントと絡めたCM企画もよくありますので代理店に聞いてみるのも良いと思います。

夏の高校野球の地区予選などは、独立局やJCOMに根強い人気があり、これに合わせた企画もありますので地方でCMする際はよいかもしれません。 

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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