弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は、実際にテレビCMをご出稿頂いた企業さまの事例をご紹介してみたいと思います。
すでにヒットしている商品があり、それを卸している飲食店はあるものの、
新商品の販売はECでしか行っておらず、なかなか伸びていかない、というのが悩みでCMのご出稿をご検討頂いていました。
現状を打破するために、さまざまな施策に取り組んでいます。
販路を広げる
今回広告の対象となる商品は、お子様のお弁当や独身男性が料理がめんどくさい時などにぜひ食べて欲しい、という意図があって作られた冷凍食品でした。
低価格帯の冷凍食品は、テレビCMやその他の広告媒体で見かけて「良いな」と思ってもらえたら、
スーパーやコンビニで見かけたら買ってみようかな?
と思ってもらえるのではないかと思います。
ですがここで問題になってくるのは「スーパーやコンビニで見かけたら買ってみようかな?」という部分。
なかなか低価格帯の商品の場合は、わざわざネットで検索してECで購入する、という経路は辿られません。
そのために、まずは広告を出稿するよりも販路を拡大する、ということが優先ミッションになりました。
テレビCMを放送することによって、一般消費を上げることももちろんですが、その前に知名度を上げる。
「今テレビCMの放送もしていて〜」と言うことで、商品を取り扱ってくれるお店が増えるかもしれないので、
同時にその施策を行っていくことにしました。
関連記事:CMターゲットを具体的にすることで戦略が変わる、事例とともにご紹介
公式サイトのリニューアル
現状は対象商品の販売をECサイトでしか行っていなかったため、
EC販売を行っている公式サイトのリニューアルをしました。
テレビCMは新規で映像制作を行ったため、その素材をウェブでも公開できるように、権利関係を最初から整理しておいて、
作ったCMを公式サイトのトップページで公開するようにしたんですね。
今はCMを見て興味を持ってくれた方が最初にやる行動のほとんどが「ネットで調べる」という行為です。
ネットを見た時に、「あ、CMをしていたところだ」と思ってもらえるように、
さらにCM以外のところから知って「CMも放送してるんだ!」と思ってもらえるように、
とにかくテレビCM用に制作した素材はトップページの一番目立つところに置いておくと良いでしょう。
「テレビCM放映中」という文言も一緒に添えておくと良いと思います。
また、その動画の近くにクリックするとすぐにその商品の詳細がわかり、すぐに注文することができるページへつながるボタンなどを配置しておくとより効果的です。
注文をするまでになるべくクリックする回数が少なくなるように、
とにかくシンプルに分かりやすいサイトにするべきでしょう。
どこに何があるのかがよく分からないサイト、
商品を購入するまでのプロセスが複雑なサイトは、購入完了する前にユーザーが疲れてしまい、離脱に繋がります。
広告出稿で認知度が上がれば、それに比例してサイト訪問者も増えますので、
せっかくサイトを覗きに来てくれたお客様を逃さないよう、広告出稿前にしっかりと準備しておくことが大切です。
関連記事:CMに検索窓をつけてサイトへ誘導!成功する広告とは
各地でテレビCMを放送
すでに卸先としてお世話になっている企業様が多い地方エリアと、
人口の多い関東で、時期や条件などを少し変えつつテレビCMの放送を行いました。
地方エリアではパブリシティと言って、テレビ局が出稿額に合わせて付帯してくれるサービスのようなものがあり、
この枠で朝の情報番組での紹介もして頂きました。
地方局の方がこういったサービス枠は充実しており、反響もなかなかでした。
実際に生放送のスタジオで紹介してもらえる、というのは良いですよね。
関連記事:テレビCMとパブリシティ
プレゼント企画の実施
BSのチャンネルを使ってプレゼント企画も実施しました。
これは応募者に商品をプレゼントするという企画で、なんとこちらの企画は最終的に1万件以上の応募がありました。
商品を無料で配るような形になるので、この企画によって短期的に利益を上げるのは難しいですが、
「まず食べてもらいたい」という企業さまの考えに沿った広告出稿が出来たのではないかと思います。
効果に関しては長期的に見ていく必要がありますが、
食べてみて「美味しい」と思ってもらえれば、リピート購入してもらえる可能性が高まります。
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今回は実際に食品ECを行っている企業さまの事例をご紹介してみました。
ご予算に合わせて、課題解決のためのプランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。