弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回は焼酎のテレビCMをやるならどんなやり方がいいのか、ということを考えてみたいと思います。
ある程度予算を割いて、商品ブランドの認知をさせるためにできることは何か、考えてみました。
有名タレントを起用
テレビCMは色々な作り方ができますが、あまり認知されていない商品のブランド力を高めるには有名タレントを起用するのが一般的です。
映像ではどうしても味を表現することはできませんので、タレントさんに飲んでもらう、というのが一番伝わりやすいやり方かと思います。
タレントさんを起用することによって、認知されていない商品でもタレントイメージの影響を受けることができます。
大人のしっとりした味わいを表現したいのであれば、40代〜50代くらいのタレントさんを起用する。
若い層にアプローチをしたいのであれば、アイドルの方を起用すると、話題にも上がりやすくなります。
商品に対してどんなイメージをつけたいのか、ということを最初に具体化することが大切です。
また、それと同時にターゲット層も具体的にしていきましょう。
広告業界ではターゲットとなる架空の人物像をペルソナと呼びます。
広告代理店と相談しながら、このペルソナを設定することで、広告の内容や条件などを決めやすくなります。
全国でテレビCMをやる
全国ネットでの放送になると数千万円〜億単位で費用がかかってきます。
最初はスポット的に、地域限定でCMをするのも選択肢の一つかと思います。
地元でまだまだ知名度をアップさせることができる焼酎なのであれば、
まずは地元の人に知ってもらう、「ここといえば、この焼酎」というところまで知名度をもっていくことを最初のミッションとしても良いでしょう。
ローカルテレビ局であれば数十万円程度からテレビCMを放送することができるテレビ局がほとんどです。
また、人口の多い都市をいくつかピックアップしてテレビCMを放送するのもおすすめです。
- 関東…2000万円〜
- 関西…1000万円〜
- 中京…500万円〜
- 静岡・北海道・福岡…100万円〜
このあたりで同時にCMをするのも良いでしょう。
ご予算に合わせて、施策を考えていければと思います。
関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!
商品サイトを作ってPR
テレビCM放映と同時に、商品専用のサイトを作るのがおすすめです。
例えば焼酎のおすすめの飲み方を紹介したり、
おつまみを紹介したりすることで、ファンに多様な楽しみに方を提供することができます。
例えばCMのメイキングをここで紹介したりすると、ファンも親近感を感じやすいのではないかと思います。
また、最適な食べ合わせのお料理なども自然に紹介することができますね。
新商品試飲会などのイベントを実施
食品や飲料に関しては「味わってもらわないと分からない」というのが実際のところです。
そのため、CM放送のキャンペーンとして、起用したタレントさんと一緒にイベントなどを開催してみるのも良いと思います。
おつまみと合わせて提供することによって、体験してくれた人の忘れられない思い出にすることができます。
応募のための条件などを決めてみるのもいいかもしれませんね。
CM放送と合わせて、できるだけたくさんの施策を同時に走らせることが、認知拡大の鍵となると思います。
これらは広告代理店と一緒に考えていくと良いでしょう。
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SNSを使って上手くPR
SNSをうまく使ってファンを巻き込んでいくというやり方もあります。
これは企業さまの中に担当部署を作っていただく必要がございますが、焼酎を使った新しいレシピや食べ合わせなどを紹介していき、
ユーザーにも真似をしてもらったり、新しい提案をしたりしてもらってコミュニケーションをしていく方法です。
事例としてはお菓子メーカーのシャトレーゼが分かりやすいかと思います。
シャトレーゼから出ているお菓子を使って、新しいレシピを公式ツイッターで紹介。
それらをフォロワーが真似して作ってくれて、さらに公式がそれをリツイート。
そんな流れでファンを増やしていき、公式Twitter(現X)は62万人もフォロワーがいます。
地道な作業ではありますが、このようにSNSでの発信を細かくやっていき、実際に商品を試してくれているユーザーと積極的にコミュニケーションをとっていく、ということもプロモーションの一環として大切なことなのではないかと思います。
複数のメディアで広告を打ち出していくことを広告業界ではメディアミックスと言います。
色々な媒体で同じ商品を見ることによって、よりユーザーの印象に残りやすくなっていくのです。
ご予算やCM内容に合わせてプランをご提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。