CM・広告の仕組み PR

差別化の難しい消耗品ほどテレビCMに向いています!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

色々なメーカーから商品が出ている消耗品。

例えば、

  • ティッシュペーパー/トイレットペーパー
  • お水やお茶などの飲料
  • 調味料や調理用油

といったような商品。

こういった商品は販売されている商品数が多いため、とても差別化するのが難しい商品です。

そして競合が多く、差別化の難しい商品ほど、テレビCMを放送するのがおすすめです。

選択肢の多い商品は、見たことある商品が選ばれやすい

売り場に行って、選択肢が多い商品というのは、選ぶ時に「見たことがある商品」が選ばれやすい傾向にあります。

例えばティッシュペーパーも、同じ売り場に3種類以上商品がある…みたいなことがありますよね。

「一番安いものを選ぶ」という人ももちろん多いですが、

「信頼できる商品を選ぶ」という選択をする人は「見たことがある商品」を選ぶのです。

この時にテレビCMがより効果が高い理由は、広告のリーチ数が高く、視聴者に受動的に受け取ってもらう広告だからです。

ウェブ広告では、一度商品を検索したことがある「見込み客」に対して広告を追いかけて表示させるようなやり方が主流ですので、

すでに商品に興味がある人にコスパの良い広告を出すのに向いているのですが、

「新規顧客の記憶の端に残したい」という場合はテレビCMの方が有効です。

関連記事:ターゲティングならウェブCM、認知度向上ならテレビCM

認知度がすでに高い商品もテレビCMをする

例えば、洗濯用洗剤の「ボールド」、

朝〜お昼にテレビを見ていたら、みなさん一度はCMに遭遇したことがあるのではないでしょうか。

すでに商品としてはかなりの認知度があると思うのですが、それでも長くずっとテレビCMを放送し続けています。

これはやはり、「CMをしている商品」というのを、消費者にずっと覚えておいてもらうため。というのも目的のうちなのでしょう。

売り場に行って洗濯用洗剤がたくさん並んでいる中で、

テレビCMを放送している洗濯用洗剤である、ボールドが選ばれやすくなるわけです。

これはテレビというメディアへの信頼もあると思います。

テレビCMというのは誰もが放送できるものではありません。

放送をする前に、

  • きちんとした企業なのかどうか(訴訟トラブルなどの経歴がないか)を調べる業態考査
  • テレビCMの内容に誤解を与えるような表現が含まれていないかを調べる表現考査

といった審査があります。

えいぞーさん

詳しくは別の記事でも紹介しています!

CMの考査基準について、広告代理店が解説します!テレビCMを放送する場合はテレビ局の考査と呼ばれる審査のようなものを通過しなくてはいけません。 この考査には、 テレビC...

これを通過したものでないとCMはできませんし、非科学的なものを推奨するようなもの(占いなど)はテレビCMの放送はできません。

普段何気なく見ているテレビですが、受動的に情報が入ってしまうメディアだからこそ、

そのブランドを守るためにたくさんの工夫がされているのです。

商品や企業を信頼してもらうために、テレビCMをする、という企業もあるわけですね。

関連記事:テレビCMの効果には「信頼」もある

予算を抑えて放送するなら地方局/朝がおすすめ

予算を抑えてテレビCMの放送するのであれば、地方局や朝の時間帯がおすすめです。

それぞれについて、少し解説してみたいと思います。

地方局はコストが安い

テレビ局のCM放送料金というのは、おおむね視聴可能人口に比例するような形で設定されています。

そのため、関東エリアでの放送が一番金額が高くなっており、地方局だと人口が少なくなるのでかなりコストが安いんですね。

例えば、地方局だと30万円〜50万円程度で30本ほどテレビCMを放送できるテレビ局がたくさんあります。

もちろんこれは放送時間帯などの条件によって数字が前後するものの、これくらいの金額でCMは放送できてしまうものなのです。

えいぞーさん

テレビは数千万円、あるいは億単位の予算が必要なのかと思ってた!

と言われる企業さまも多いですが、条件によっては安く放送できるものなのですね。

初めてテレビCMを放送する場合は、実際にCMとして放送する映像素材の制作が必要になりますので、映像制作費用もかかりますが、

それと合わせても、100万円以下の予算でCM放送する、という企業さまも少なくありません。

また、地方局は低予算で放送ができるので、

特定の県で長期的にCMを放送する、という企業さまもいらっしゃいます。

特に地元企業さまはそういうパターンが多いですね。

関連記事:地方局でテレビCMをするメリットとは?

朝の時間帯は安い

朝は各局帯番組(月曜〜金曜まで、毎日同じ時間帯で同じ番組をやっているもの)をやっていることが多いですが、

その枠は放送時間が長いため、比較的枠を取りやすく、料金も安く設定されていることが多いです。

と言っても、朝のお出かけ前の時間帯は視聴率が高いので、その時間帯は競争が激しいですが、

早朝や、昼前の時間帯なんかは狙い目で、安く放送できる枠が結構あります。

エリア的には予算がかかるような関東、関西、中京などでも、朝の時間帯であれば放送しやすいので、

予算を抑えて放送するなら、こういった枠を狙ってみるのも良いかもしれません。

関連記事:広告の接触回数は4回を目安に予算を組むべし

ご予算や目的に合わせてプランをご提案させて頂きますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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